さて、今週末は岡山滞在週です。
今回はマイブームの牡蠣のかぶせ釣りでコブダイを釣るべく、愛媛県今治市の大三島にある釣り公園「フィッシング・パーク大三島」に出撃してきました。
それではどうぞ♪
牡蠣の採取は諦めました。
はい。
というわけでのんびり牡蠣を探している時間が勿体無かったのでお金で解決しました(;´д`)
木曜日に広島に日帰り出張で行った際に廿日市市地御前周辺のとある牡蠣の直売所に立ち寄りました。
この直売所に辿り着いたのは「広島 牡蠣 直売所」でググったらこの画像のみたく牡蠣の価格が出てきたからです。
小40円って安すぎでしょ(;´д`)
昼過ぎに店舗に入るとGoogleで見た通りの生簀がありました♪
店頭の生簀には中サイズしか陳列されていませんでしたが、お店の方に小は無いのか尋ねると裏手から出してくれました。
ここでは2000円分の小を50個購入。
2000円でこれだけの量の牡蠣が手に入るならエビ撒き釣りやフカセ釣りのエサ代と大差ないですよね。
今後かぶせ釣りをする時は牡蠣は購入しようと思います(;´д`)
この牡蠣で日曜日の釣行に臨むつもりでしたが、釣行前日の土曜日になって1日釣るのに足りるか不安に…。
そこで急遽牡蠣を追加で調達することにしました。
向かったのは岡山備前市の日生の直売所です。
今回飛び込みで立ち寄った店舗ではバラ売りは行っておらず一斗缶かその半分のサイズの半斗缶のみでした。
ここでは半斗缶を購入しました。
価格は広島で買った牡蠣よりも若干高めでした。
探せば安く買えるお店があったかもしれませんが面倒臭いですから(;´д`)
というわけで無事に18Lのペール缶に一杯の牡蠣が準備できました♪
※結果、買い増しして正解でした。
フィッシンッグ・パーク大三島を選択した理由
今回向かったのは愛媛県今治市にあるフィッシング・パーク大三島です。
当初は12月1日にご一緒させて頂いたぶち氏との釣行で坊主を喰らったしまなみ海道のポイントにリベンジをするつもりでした。
しかしその時に釣りをしたポイント2箇所はどちらも小場所のため、早めにポイントに着いて場所取りをする必要がありました。
遠路はるばる向かってポイントに入れなかった、なんていう状況は絶対に回避したいところ。
ポイントに前乗りして車中泊するという案も一瞬頭を過ぎりましたが流石にしんどそうなのでそれは却下。
どこか良いところは無いかとネットでしまなみ海道周辺の釣り場について調べていていて見つけたのがフィッシング・パーク大三島でした。
コブダイの魚影が非常に濃く、釣り公園なので足場が良くて快適に釣りが出来そうな所が魅力的でした。
さらに開園時間が8:30からと釣り公園のクセに朝マヅメを外しているのが残念ではありますが、遠くから向かう分には無茶な早起きはしなくても済みそうです。
潮回り的にも10時の干潮時刻を挟んで朝イチと夕方にチャンスがありそうなのも良い感じ。
ただし駐車スペースに限りがあるので少し早めに着いたほうが良さげでした。
ナビタイムで距離を調べてみると自宅から112キロ、時間にして1時間40分ちょい。
普段出張で1日200~400キロ走るワタクシからしてみれば楽勝の距離感。
余裕を持って現地には開園1時間前の7時半頃に到着するつもりで自宅を6時に出発しました。
フィッシング·パーク大三島
開園前
カッコいい橋(๑˃̵ᴗ˂̵)و (@ 道の駅 多々羅しまなみ公園 in 今治市, 愛媛県) https://t.co/Md5ez3oGNc pic.twitter.com/oTMzo0YwnY
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) February 1, 2020
思いっきり飛ばしたので道が空いていたので予定時刻より少し早めに大三島に着きました。
開園時間までには余裕が有ったので大三島ICのすぐそばにある道の駅「多々羅しまなみ公園」で休憩しました。
この公園、Google Photoをチェックしてみると2009年に妻と一緒に訪れていました。
いや~、懐かしいですね~(;´д`)
せっかくなので爆釣を祈願してしあわせの鐘を思いっきり鳴らしておきましたよ♪
鐘の音で明らか車中泊風のコンパクトカーのおっちゃんに怪訝な顔をされて気まずくなったので逃げるようにフィッシングパーク大三島へと移動しました(;´д`)
7時半頃に現地到着。
まだ誰も来ておらず一番乗りでした。
当然ゲートもまだ開いていません。
駐車スペースは事前に調べたとおり施設の前の路側帯を利用します。
この路側帯は細い路地を挟んで北側にももう一箇所有り、さらに路地のスペースにも駐車可能でした。
駐車可能台数は路側帯一箇所に4台×2、路地に4台の計12台程度でしょうか。
ここに駐車出来なかった場合、徒歩5分の場所にある井口港に駐車することになります。
干潮までまだ時間が有りますが、だいぶん潮が引いていて際の沈みテトラが大きく露出しています。
水質は透け潮、というかほぼ透明ですね。
底が丸見えでした(;´д`)
ゴソゴソと準備をしていると続々と釣り人が集まって来ました。
皆さんゲート前のスペースに荷物を置いて並び始めたのでワタクシもその列に混じりました。
地元?の常連さんが多いようで皆さん顔見知りのようです。
近くに居た手練れ風フカセ師の方に初めて来たことを告げるとこの施設について色々と教えて下さりました。
しばらく談笑していると8時少し前に管理人のおばちゃんがやって来て開園となりました♪
※この管理人のおばちゃんがヒトクセもフタクセも合ってとても楽しい方でして、記事にして書きたいのですがスペースの兼ね合いで今回は省略します。
行かれた方は是非ともこのおばちゃんと喋ってみて下さいね♪
午前の部
ゲートが開くと同時に皆一斉に沖に向かって早歩き出します(;´д`)
ワタクシもとりあえずその流れに身を任せて沖に向かいました。
入り口から入って少し進むと右手に事務所兼受付があります。ここには先に釣り座に荷物を置いてから戻ってくることにします。
ここで名簿に記帳して料金を支払います。
ワタクシは今日は1日釣る予定でしたので1000円を支払いました。
最初は半日のつもりで600円を支払い、途中で気が変わって1日釣りたくなったら差額の400円を支払えばオッケーとのことです。
ここはかつて油槽所の桟橋だったそうです。
現在はその跡地を釣り公園として整備して地元の漁協(大三島漁協)が運営されているのだとか。
2009年にこの施設の前の道をブロンプトンで通過したはずなのですが、当時は無かったように思うのでこの10年以内に出来たのでしょうか?
通路は網になっています。
海面を覗きこむと
太い2本のパイプが通っていました。
そしてそのパイプに牡蠣がビッシリ付いています。
チヌやコブダイにとって最高の住環境ですね♪
魚影が濃いと言われるのも納得です。
結局、ワタクシは一番北寄り沖側のポイントに入りました。
外海側の足下はこんな感じ。
夥しい数の牡蠣が付いています。
この牡蠣を採取することが出来たらかぶせ釣りし放題なんですけどね〜(;´Д`)
左前方に見えるポツンと飛び出した島には先ほどお話した手錬れ風フカセ師の方が入られました。
さてと、おっぱじめるべーか (@ フィッシングパーク大三島) https://t.co/LuqD7CbKwo pic.twitter.com/89bwd6LKxO
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) February 1, 2020
受付で手続きを済ませてから実釣開始です。
今日は道糸3号のフィネスタックル櫻伊勢6号と道糸5号のヘビータックルの黒潮1号の2セットを準備してきました。
まずは魚を寄せるべく岡山日生産の牡蠣を撒いてポイントを作ります。
前回のしまなみ釣行で速攻で海に落としてしまったハンマーはランヤードを付けて対策済みです。
まさか釣りにおいてハンマーにランヤードを付けることになるだなんて想像もしませんでした(;´д`)
最初はフィネスタックルから始めます。
北に向かって仕掛けを投入すると物凄い勢いで南、つまり足下の支柱の中に流されていきます。
潮の流れが非常に速いです。
これでも地元の常連さんの話によると今日は小潮なので緩いほうなのだとか。
今度は中央の通路寄り北西方向に向かって仕掛けを遠投すると何とか底が取れました。
水深はおよそ10mくらいあるでしょうか?
早めのテンポで仕掛けを打ち返していると着底した瞬間に手元に伝わる
ドスン
というアタリ!
来た!と思った瞬間に支柱に潜られてラインブレイク(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
一瞬の出来事でした。
ペナペナの筏竿だと最初の突進を全く止めることが出来ませんでした。
そこで次はヘビータックルで仕掛けを投入します。
このタックルの道糸はナイロンの20lb(5号相当)を巻いてハリスは使用せず通しで針を結びます。
このポイントは80cmクラスのコブダイも普通に釣れるとのことなので、急遽前日につり具のわたなべ平井店さんで購入しました。
この道糸は張りが強くてテンションを抜くとパラパラとスプールから外れてしまうので扱いに若干慣れが必要でした。
ラインメンディングに翻弄されながらも何とか仕掛けを投入して底を取りますがアタリがありません。
仕掛けを太くしたことで魚に見切られるということは無いと思うので、潮に引っ張られてポイントがズレてしまっているのかもしれません。
そこで再びフィネスタックルに戻すとすぐにヒット!
するも…。
瞬殺で切られてしまいました。
この2回のアタリは恐らくコブダイのアタリだったと思うのですが恐ろしいパワーでした。
掛けたとしても釣り上げることが出来るかどうか(;´д`)
このバラシの後、アタリがぱったり途絶えてしまいました。
振り返ってみればこれがジアイだったようで、北隣のフカセ師の方もワタクシがバラしたタイミングで35cmくらいのチヌを釣っておられましたから。
すぐそばでサビキ釣りを楽しむ家族連れの方もアタリが無く暇そうです。
ワタクシも釣り座の向きを小まめに替えながら際に落したり遠投して潮に流したり、あの手この手で探るのですが全く反応がありません。
際の支柱回りに見えチヌが数匹居て牡蠣を美味しそうに食べています。
チヌ狙いでストラクチャーの中に牡蠣を投入してみますがこちらもアタリがありません。
焦っても仕方がないのでぶっこみ釣り風に竿2本を起き竿にして持参したおにぎりを食べながらのんびりとアタリを待つことにしました。
午後の部
午後に入っても相変わらずアタリはありません。
本来なら釣り座を移りたいところですが今日は混み合っていて良さそうなスペースはすべて埋まっています。
ワタクシの釣り座の回りもこんな感じで足下を探るサビキ師の方たちで賑わっています。
今日は天気が良くて絶好の釣り日和ですからね(;´д`)
牡蠣を割る作業もだいぶん慣れてきました。
16時半まで牡蠣が残るようにペース配分しながらとにかく切らさないように少しずつ牡蠣を投入しつづけました。
時刻は14時半過ぎ、先ほどまで北から南に向かって流れていた潮が急に緩み始めました。
北西面の足下に牡蠣を落とすとそのまま支柱の際に着底させることが出来ます。
隣のサビキ師に大きなアジが釣れ始めました。どうやら海の中の状況に確実に変化が到来したようです。
魚を寄せるべく早めに仕掛けを回収して打ち返します。
着底させてアタリを待っていると手元に伝わるゴツンというアタリでヒット!
猛烈なパワーで足下の支柱に突っ込まれます!
が、5秒ほど耐えるも敢え無くラインブレイク(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
どうやらジアイが到来したようです!
急いで仕掛けを作り直して再び足下に仕掛けを投入します。
すると今度は手元に伝わるトンというアタリ!
半信半疑ながらも思いっきり合わせるとヒット!
今度はこれまでバラした魚よりも小さいのかゴリマキで一気に浮かせることに成功!
ちっちゃいけどやっとギター!!!!
正直もうアカンと思ってた(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
嬉しいぜっっっ!!!!!!!!!! pic.twitter.com/Y3OLmYkEsY— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) February 2, 2020
50cmあるなしのコブダイでした!
サイズは小さかったですがかぶせ釣り4回目にしてやっと本命のコブダイを釣ることが出来ました!
チヌ狙いの外道で釣れた時は残念な気持ちになったものですが、狙って釣るコブダイは感動もひとしおですね♪
周りのサビキ師の方達も一緒になって喜んでくれてさらに感動したのでした(;´д`)
チャンスタイムが到来しているはずなので急いでリリースして追加を狙うも、どうやら一瞬のジアイだったようでこの後が続きません。
最後まで残しておいたこの日持参した中で一番大きな牡蠣を付けて投入します。
置き竿にしてその間に釣り座を掃除して撤収の準備をしました。
殺気を殺す釣法で暫くアタリを待ってみましたが反応は無く、閉園を前に納竿としました。
さてと、牡蠣も無くなったし帰るべーか。
今日は4掛け3バラシ!
とりあえず1枚釣れて良かった(;´Д`) pic.twitter.com/tf4TaeRxoh— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) February 2, 2020
まとめ
1日釣りをして4掛け3バラシの1枚の釣果に終わりました。
牡蠣代に交通費を考えると費用対効果が非常に薄いと思われるかもしれませんが、これだけ一喜一憂してワクワク出来たのですから負け惜しみとかではなく十分に元は取れたと思ってます。
釣り上げた50cmあるなしの魚であの引きだったことを考えるとバラした3枚は相当の大物だったものと思われます。
ストラクチャーモリモリなこのポイントで確実に獲るためにはタックルの強化も検討せねばならないかもしれません。
景色が綺麗で常連さんもフレンドリーと最高な環境のフィッシングパーク大三島。是非とも再訪してみたいと思います。
今度は落とし込み釣りでチヌも狙ってみたいですね。
早くも次回の釣行が楽しみ過ぎて辛いぜ(;´д`)
※2020/2/6追記
動画をアップしました!
よろしければご覧くださいませ♪
本日の使用タックルはこちら
メイン
- 竿:サクラ 黒潮1号 2.1m
- リール:シマノ 11ツインパワー4000
- 道糸:Nogales デッド-オア-アライブ ストロング ナイロン 20lb
- ハリス:道糸通し
- 針:がまかつ 真鯛王 11号
- 餌:牡蠣
サブ
- 竿:サクラ 別調櫻伊勢6号 1.8m
- リール:シマノ 13 BB-X ハイパーフォース C3000DXG
- 道糸:バリバス バーマックス磯 ゼロフカセ 3号
- ハリス:東レ トヨフロン Lハード 3号
- 針:がまかつ チヌスペシャル 5号
- 餌:牡蠣
おまけ
やっちもーた(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
ハイパーフォースを落としてフットが折れた(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
ここは修理できるんじゃろか(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ pic.twitter.com/RtdYj06C4h— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) February 2, 2020
今日の釣行中にハイパーフォースを落してリールフットを破損してしまいました。
早急に修理せねば(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾