今日は北風が強く寒い一日でした。
三連休真っ只中の本日、大好きな北港スリットに出撃してきましたが、釣果のほうは残念な結果に終わってしまいました。
ノッコミ爆釣を夢見て
前夜、大阪市では強風波浪注意報が発令されておりました。そのため、たまや渡船さんの出船が危ぶまれましたが、翌朝になってみると無事に出船するとのことでしたので安心しました。今思えば休業してくれれば良かったのですが。
本日もお馴染みのKK氏と一緒にたまや渡船さんの2便で出撃します。KK氏は前日も北港スリットに単独釣行されており、なんと2日連続での釣行となります。
KK氏によると前日はかなり厳しい状況だったようで、KK氏も坊主だったとのこと。釣行前から不安が過ぎります。
今回は前回4枚を釣り上げた釣行からちょうど2週間後の釣行で、前回とほぼ同じ潮回りとなります。
2016/3/20 大阪府:大阪の潮回り
- 潮:中潮
- 干潮(時間) 潮位(cm)
13:15(77) / 23:49(28) - 満潮(時間)潮位(cm)
6:04(117)/ 17:09(118)
参照:たまや渡船 釣場紹介
レーダー~1コーナー
ヤイタ面では本日、黒夢関西さんが例会をされているようです。
というわけで、本日はレーダーからテスリ面を攻略します! pic.twitter.com/uKvaSQqyJs— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) March 19, 2016
本日は一日北の風が強い予報だったので、風裏となるレーダーを選択します。
船長によると、ヤイタ面で黒鯛フカセ釣りのチームが30名ほどで例会を行っているので、午前中は邪魔にならないようにテスリ方面を落として欲しいとのことでした。
本日もフジツボをメイン餌として使用します。仕掛けを準備し、ガン玉3Bを打ちこのようにセットしました。
スリットを覗いてみると、潮は透けていますがバチャバチャと波っ気があります。いつもと同じように内側と外側から柱の間を中心にへちさぐって行きます。
空も曇っていて雰囲気はよい感じなのですが、まったくアタリがありません。あまりにアタリが無いのでTwitterが捗ります。
テスリのレーダー側手前に茶色のクロックス片方、誰か忘れてますよ(;´д`) pic.twitter.com/K5vr7dBY8U
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) March 20, 2016
このクロックスはどのようにしてこの場所に置かれて、持ち主の方はどうやって帰ったのでしょうね。
大好きなテスリ付近を入念にへちさぐり
そのまま1コーナーに到達します。2回ほどアタリがありましたが掛けることが出来ませんでした。
1コーナーに到達する頃には曇り空からすっかり晴れてきておりました。干潮に向けて潮位も下がり、マスの中を覗くとこの画像のように底が見える状況でした。
逐一チェックはしましたが、これまで見えチヌは一切確認できませんでした。
1コーナー~出島~1コーナー
太陽の位置関係から出島面が日陰になっていたので、こちらの面のほうがまだ可能性があるのではと思い、集中してへちさぐって行きます。
本日、レーダーに降りたのはKK氏とワタクシの2名(後に1名増えて計3名)だけでしたが、他の落とし込み師の大半はサンバシに降りられていたようで、出島面には多数の落とし込み師が遠くに見えました。
どんな落とし方をしているのかを見ていると、皆さんマスの中を探っているようです。時にはしゃがみこんだりしているのですが、なぜしゃがむ必要があるのか分かりませんでした。
黒鯛から身を隠すため?
ちなみに、ワタクシの落とし方はというと
こんな感じで振り子の原理でエサを投入してリールで道糸を送って落としていくのですが、他のベテラン落とし込み師の方たちはこんな動きをしていないんですよね。
この釣り方でも今まで釣る事ができたのですが、状況に応じた落とし方というものがきっとあるはずなので、今度、落とし方について尋ねてみようと思います。
今度は出島面1コーナー~出島の中間地点くらいのマス中に、白赤のクロックスが片方落ちてますよ(;´д`) pic.twitter.com/l4OJH2XVtI
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) March 20, 2016
ちなみに、こちらの面でもまた片方のみのクロックスを発見しました。クロックスなら水に浮くので落としたとしてもタモで掬うことができるし、これはやっぱり釣り人のものではないのでしょうか。
1コーナー~出島アタリ無し。
Uターンしてヤイタ面を目指します。 pic.twitter.com/nCGfqQ3TED— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) March 20, 2016
結局、こちらでもアタリは無く釣る事ができませんでした。
1コーナー~レーダー
まだ魚を釣る事ができていなかったので、食事を立ち食いで済ませ、引き続きへちさぐります。
1コーナー付近で、一度柱の間で魚を掛けましたがハリス切れでバラしてしまいました。
結局、釣果の無いままテスリに到達します。
この頃には波風が強くなり、マスの中もバチャバチャとかなり騒がしくなってきました。
ワタクシはというと、相変わらず柱の間を狙って落としていたのですが、ガン玉を4Bにしても波に揉まれて上手く落とすことが出来ません。余りにもアタリが無く途方にくれていたところ、前方から落とし込み師の方が戻ってこられたので、エサや落とし方について尋ねてみました。
すると、
「エサはフジツボ。棚のアタリは皆無なので、底のテーブル狙い。テーブルの上でフジツボを転がすとアタリが出る。」
と優しく教えて下さりました。
その場ではなるほど、と納得してみたのですが、
フジツボを転がす?
ってどういうことなのかがよく分かりませんでした。
勝手にルアーでよくやるワームのズル引きみたいなことかな?と解釈して自己流で試してみたのですが、上手く出来ているか分かりませんし、アタリもありませんでした。
合流したKK氏と一緒に「フジツボ転がし」を試してみましたが、底を取る釣りが退屈ですぐに飽きてしまいました。
とにかく着底を待つ間が退屈で底を取る行為が苦手です。なので、底を取るエギングにも過去に手を出したことがありましたが、すぐに飽きてしまったことがあります。
この後、特記事項無くレーダーに到達しました。
レーダー~ヤイタ
午前中に多数のフカセ師の方たちがさんざんコマセを撒いてくれていて、魚も寄っているのでは?という思いからラストはヤイタ面に賭けます。
ところが、こちらは風も無くテスリ面に比べて穏やかなので、透け潮も手伝って底まで丸見えになっていました。
もちろん、見えチヌを確認することはできません。
ひたすら見えチヌを探して大雑把にへちさぐり進めて行くと、ヤイタを越えて大関門まで到達してしまいました。
大関門は初めてだったのですが、かなり足場が高く恐怖を覚えました。背後の壁が低くて突風が吹くと海に落ちそうでとても怖かったです。
この後、レーダーに戻りながら適当に落としましたが、すっかり集中力が切れてしまい終了時刻の10分前に納竿としました。
坊主❗ pic.twitter.com/zU5hIZl2M5
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) March 20, 2016
まとめ
たまや渡船さんの釣果情報によると、この厳しい状況下でもベテラン勢は釣られております。引き出しを増やして行けばワタクシにも釣る事ができるようになるのでしょうか。
ベテラン勢が降りたポイントも参考になるかもしれません。今回、レーダーに降りたのは我々2名だけでしたが、ベテラン勢がみなサンバシに降りられたのは、降りる根拠があったからなのでしょうね。
次回の釣行ではベテラン勢のことも意識して、ポイントの選択をして見たいと思います。
今回で7回目の北港スリット釣行でしたが初めての坊主でした。今まで厳しいながらも1枚は釣ることが出来ていたのですが、遂に不敗神話が崩れてしまいました。ノッコミで爆釣の予定だったのですが、なかなか上手くいかないものですね。
2016/3/20 大阪府:大阪の潮回り
- 潮:中潮
- 干潮(時間) 潮位(cm)
13:15(77) / 23:49(28) - 満潮(時間)潮位(cm)
6:04(117) / 17:09(108)
本日の使用タックルはこちら
- 竿:がまチヌ へちさぐり 銀治郎H300
- リール:黒鯛工房THEヘチリミテッド88W-BG
- 道糸:シーガーマルティアYタイプ 1.2号
- ハリス:東レ トヨフロン Lハード 1.7号
- 針:がまかつ チヌスペシャル4号
- 餌:フジツボ