テトラ前打ちは男のロマン
先日、念願のテトラポットでの前打ちデビューを果たしました。
残念ながら魚を釣ることはできませんでしたが、テトラポットを飛び回ってエサを投入して今か今かとアタリを待つ釣りはとてもスリリングで興奮しました。
そんな楽しいテトラ前打ちですが、テトラポットでの釣りは危険が伴うので十分な安全対策が必要です。ライフジャケットの着用は言わずもがなですが、滑落しないように滑らない靴を履く事が重要です。
そこで、このたびテトラポットで滑らない靴として有名な日進ゴム社のハイパーVソールをAmazonでポチりました。
最強のテトラポット専用シューズ「ハイパーVソール」
Hyper V #003 購入動機
ハイパーVソールにはたくさんの種類がありますが、ワタクシが購入したのは「Hyper V #003」という先芯なしのスニーカータイプのものになります。
テレビ番組「SASUKE2011秋」でファイナリストが着用したことで有名になったとのことです。
先芯入りタイプもあったのですが、テトラポットでの使用が前提なので先芯は不要と判断しました。Amazonのレビューを読んでいると先芯入りでテトラポットに登ると、踏ん張るのでつま先が痛くなるとのことでした。
カラーについては、実用性を考えると黒系の方が汚れが目立たなくて良さそうですが、白青のデザインがツボに入ったので白を選びました。ジーパンに合わせて履いてみたところ、違和感は全くありませんでした。
Hyper V #003 外観
Hyper V #003 着用イメージ
Hyper V #003 サイズ感
Amazonのレビューによると、サイズが大きめなので普段履いている靴の1サイズ小さ目を買うと良いと書かれておりました。
普段ワタクシが通勤時に履く革靴のサイズは25.5の3Eなのですが、あえて同じサイズのものを購入してみました。実際に履いてみたところ、確かに若干つま先が余る感じですが、特に問題が生じるほどではありませんでした。
次回購入する時には25.0を購入しようと思います。
Hyper V #003 インプレ
脅威のグリップ力
先日の釣行で、着用して乾いたテトラポットに登りましたが噂に違わぬ驚異のグリップ力でした。普段履いているVANSのスリッポンとは比べ物にならないくらいの性能です。
雨の日の濡れたテトラポットでも乾いた状態のテトラに比べると気持ちグリップ力が落ちるかな?というくらいで、ほぼ問題なくグリップしてくれました。
アッパー素材に撥水性は皆無なので雨の日に使用するなら長靴タイプのものが良さそうです。
試しに濡れたヌルヌルの苔の上を踏んでみましたが、さすがにこれはグリップしませんでした。
そもそも前打ちで黒鯛を狙うなら黒鯛に気配を悟られないように釣るのがセオリーで、苔の生えた水面近くまで降りて行って釣ることはナンセンス。
したがって濡れたテトラでも上の方で普通に釣る分には特に問題なさそうです。
因みにこちらが約4年間履き込んだソールの状態です。
負担のかかりやすいつま先周辺の磨耗が激しいですね。
ここまで減ってくると滑りやすくなるので買い替えたほうが安全です。
メッシュ素材で通気性抜群!
ワタクシは恥ずかしい話、足汗がひどく普通の靴を履くとめちゃくちゃ蒸れてしまいます。
なので通気性の良さをとても重視するのですがハイパーVの通気性は凄いです。
この靴を履いてバイクを運転していると、足の中に風が入ってきてスースーして寒いくらいでした。
先日の釣行では約3時間半ほど履きましたが、帰宅して靴を脱いでみても一切蒸れていませんでした。この通気性の良さはテトラポットでの釣りだけに使用するのは勿体ないレベルです。
これからの暑くなる季節に普通の防波堤でも履いてみようと思います。
片足285g(26.0cm)で軽い!
最初に靴を履いたときの印象はとにかく「軽い」ことでした。
これだけ軽いと長時間の釣行でも疲れずに済みそうです。
コストパフォーマンス最高!
実売価格3000円チョイです。
この価格でこの性能の靴が手に入るなんて幸せです。
グリップ力も含めた耐久性についてはこれからの検証が必要ですが、この価格なら1シーズン毎に買い替えても問題ないレベルだと思います。
※結局4年チョイ履きました(;´д`)
白青のカラーは汚れが目立ちやすい
これは購入前からある程度想定していましたが、やはり白青のカラーはすぐに汚れが目立ってきます。
ワタクシはよくジーパンに合わせて履いているのですが、くるぶし周りにジーパンの色移りがして青くなってしまいました。
実用性を重視するなら、汚れの目立ちにくいブラックかチョコを選択する方がよさそうです。
こちらが約4年間履き込んだハイパーVです。
撮影のためにウタマロせっけんでしっかりと洗いましたが染み込んだ汚れは落ちませんでした(;´д`)
新たに購入したグレーが同じようなカラーでした。
最初からグレーを履いておけば汚れが目立ちにくいかもですね♪
まとめ
価格と性能から見て現時点でおそらくテトラポット最強の靴、ハイパーVソール。
ワタクシがホームセンターや作業服店を見に行ったところ、販売されているのは先芯入りタイプばかりで、テトラポットに最適な今回ご紹介した先芯なしの#003を見かけることはありませんでした。
どうしても先芯なしタイプが欲しい方は実店舗で試着だけしてAmazonで購入する、という方法がオススメです。
いくら滑らないと言っても過信は禁物です。テトラポットで釣行の際には細心の注意を払うことが大切です。
※2016/05/21 追記
なんとスーパー落とし込み師マングース氏(以下マ氏)のブログ、BLACK STALKERでもご紹介頂きました!もはやテトラ前打ち師の必須アイテムですね!
テトラの前打ちにおけるラインメンディングで最も重要なのはフットワーク!
ラインを足でさばいてロッドワークでフォローするのが近代的なスタイルなんですね~
足場の悪いテトラでのフットワークを強力にバックアップしてくれるのはフットギアで、
いままでスパイクを履いていたのですがどーも音が気になっていました・・・
そこで、“くろこう.net” 野々宮さんから教えていただいた
日進ゴム社 ハイパーVソール(Hyper V #003) を本日使用してみました!
ゴム底Vソールは気になっていた音も無く、軽く、驚異のグリップ力で SO GOOD!!
これはもうテトラ前打ちの最強タックルです♪♪ v( ̄ー ̄)v
※2016/09/25追記
カラーによってソールの耐久性が異なる可能性が出てきました。
マ氏が購入された2足目のソールを見せて頂いたところ、特に負荷のかかりやすい先端部分のソールがかなり擦り減っていました。
左側がワタクシのホワイトのソール。
テトラで何度も酷使してきましたが、右側のマ氏のブラックと比べてもまだまだソールが残っています。
ソールに色を付ける過程で耐久性が落ちているのか、それともマ氏がワタクシ以上に酷使されているのかは分かりませんが、少なくともソールがゴムの素材そのままのホワイトのほうが耐久性が高いようです。
現在はこちらのスリッポンタイプを愛用しております。VANSみたいでカッコいいっ!
※2021/05/25 追記
#003後継品の新型ハイパーV#005との比較記事もアップしました。
よろしければご覧くださいませ♪