ふくまる大将 × くろこう.net
さて、本日は先月展示会で休日出勤した際の代休を取りました。
この週末、世間は土日月の3連休。
火曜日の今日を休むということは上手く行けば4連休だったのですが残念ながら3連休しか取ることが出来ませんでした。
雨のグリコ前。
大阪といえばここじゃが٩( 'ω' )و pic.twitter.com/IWxBfwZ7nt— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) October 6, 2017
実は先週の金曜日に大阪での仕事(というか取引先の接待)のため木曜日の夜から西宮に帰っていたのですが、土曜日の岡山での仕事をどうしても回避できなかったので、金曜日の仕事終わりで岡山に一旦戻り土曜日の仕事を終えてから再び西宮に帰るという横移動の激しい動きをしておりました。
西宮をスルーしてどしゃ降りのなか岡山に帰るのんつれーがぁ(;´Д`) pic.twitter.com/GuyncMWBK7
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) October 6, 2017
しかも金曜日の夜は土砂降りの雨。さすがに心が折れそうになりました。
そんなこんなで土曜日の夜から西宮に滞在していて、次女ちゃんの運動会やら淡路島ドライブやらで家族と有意義な時間を満喫することが出来ました。
ちなみに、月曜日の夕方にいつものテトラポットに出撃してPBを喰らいましたが特記事項が無いので釣行記は割愛(;´д`)
そして代休の本日、妻より釣りの許可を得ていたワタクシ。
かねてより久しぶりの渡船に乗って気の効いた沖堤防で釣りをしようと考えておりました。
いつもチェックしている釣りハマローレル氏のブログの影響で神戸沖の何処かに行きたいな~と思って、ネットを見ながらいろいろと物色していたところ、
「そういえば火曜日ってふくまる大将の休日じゃね?」
と思い出します。
神戸周辺のポイントに精通しているふくまる大将(以下大将)。
今年の始めに大将のお店で飲んだ時に、いつか一緒に釣りをしようと話していたので思い切って連絡を取ってみることに。
すると、
大将「一緒に行くますか?(原文ママ)」
速攻でアポが取れましたw
今回、タチウオが食べたいという家族のリクエストもあり、朝マヅメはタチウオ、その後落とし込みでチヌが釣りたいと相談してみると、
大将「タチウオはなんぼでも釣れまっせ!七防かムコイチなら完璧かも」
とのこと。
個人的にはムコイチに行ってみたかったのですが、平日でもかなり混雑しているみたいなので
空いている神戸沖、なかでも特に空いてそうな6防に行ってみようということになりました。
そして今朝、3時にセットしたアラームで起床して4時半の1番船に乗るべく集合場所の松村渡船に向かった次第です。
神戸第六防波堤(6防)
松村渡船
今回乗船する松村渡船に着いたのが4時。大将も同じタイミングで到着したようでした。
挨拶を済ませ急いで準備します。今回はタチウオと落とし込み釣りの2本立てなので荷物が嵩張ります。
平日にも関わらず、既に乗り場には多くの釣り人で賑わっておりました。見たところそのほとんどが青物もしくはタチウオ狙い。やはりよく釣れているみたいですね。
大将と雑談しながら列に並んでいると大将はいろんな人から話しかけられていました。さすがは人気ユーチューバーの大将。そんな大将と一緒に釣りが出来るなんて幸せですよね。
出発時刻の4時半過ぎに手続きを済ませ乗船します。船内は混雑していましたが、その多くは七防とポーアイ沖に向かうようです。
大将も言ってましたが何度乗っても渡船で釣り場に向かう道中のワクワク感は良いものですね。
まだ真っ暗な海を進み、今回のポイントとなる6防の「枝」こと「くの字」に到着しました。
タチウオ釣り
時刻は5時過ぎ。まだ暗くヘッドライトを点けなければ仕掛けを作るのもままなりません。手際よく準備を進める大将を横目に、久しぶりのスピニングタックルを準備していきます。
今回、岡山にタチウオ用に愛用しているディアルーナを忘れてきてしまったので、大将に竿をお借りしました。
ビッグバッカーの35gを投げれる竿で!とお願いしたところ、シマノのコルトスナイパーS906Mを貸して下さりました!
タチウオには些かオーバースペックなこの竿。大将はブリを釣って下さいと言ってましたが、この竿でタチウオを狙っていくことにしますw
速攻で準備を終えてキャストし始める大将。
カメラに向かって話ながら釣りをする大将を見るにつけ、なんだか不思議な感覚でした。
ワタクシも3Dジグヘッドにセットしたパワーシャッドを投げて探って行きます。大将はミノーを投げてサゴシ狙いのようです。
しばらくして内向きで大将がタチウオを掛けます。ワタクシも同じところに投げてみるとすぐにヒット!しかしこれは指2本くらいのサイズだったのリリースします。
そしてこの後、時合いというほどアタリは続かず単発のアタリを掛けて指3本クラスのサイズを2本追加したところで一旦納竿としました。
「ガツン」という根掛かりのようなタチウオのアタリは楽しいですね。
黒鯛釣り
7時を過ぎてすっかり日が昇り明るくなりました。タチウオ&青物は大将にお任せして、ここからワタクシの本業?の落とし込み釣りで黒鯛を狙っていくことにします。
足元をチェックしてみると水中に向かって斜めに延びる鋼管がどこまでも見えるくらい透けていました。そこで棚は深いと判断し準備してきた目印とヘチのタックルからまずはヘチで探っていくことにします。
ハリス1.2号に伊勢尼7号を結び、チモトにガン玉Bを打ってイガイ1枚繊維掛けでセットしました。
ちなみに、このイガイは前日ポーアイ北公園にタチウオ釣りに行った大将に採取してきてもらったものです。例年遅くまで残っているイガイもかなり落ちて来ている様子です。
それでは大将のカメラがある「くの字」から探って行きます。
このポイントは北港サンバシと似たような構造で足元がオーバーハングになっています。目印を使ってイガイを横に動かして探るほうが良さそうですが、まずはこのままヘチで押し通します。
大将の早く釣ってやオーラにプレッシャーを感じつつ鋼管の間を狙って落して行きますが反応はありません。
南面壁で6時便で渡堤してこられた同業者の方2名がそれぞれ竿を曲げられていたので、くの字を諦めてワタクシも移動することにします。
右手にポーアイが見えます。
同業者の方のお一人がポーアイ側に向かって落しておられたので、ワタクシは逆方向の灯台に進んで行きます。
足場がかなり高く七防やムコイチの外海側と同じくらいあったでしょうか。強く吹きつける南西風に苦労しながら刻みを駆使して際キープを意識して落とします。
正面には去年の10月末に釣行した8防が目と鼻の先に見えています。大きな船が絶え間なく行き来していて最高のロケーションです。
灯台付近まで来たところで目印で探っておられた同業者の方に話を聞くことが出来ました。
エサはイガイオンリー。これから満潮が近づくにつれ、くの字の顎下を潮が叩き始めるとチャンスが到来するだろうとのこと。恐らく顎を叩く潮によって落ちてくる付着物を待ち構えた黒鯛の活性が高くなるのでしょうね。
この御仁、2日前の日曜日にも6防で釣行されていて夕方の時合いで入れ当たりだったのだとか。それを聞いて急いでくの字に戻ります。
一足先にくの字外向きを探る同業者。ワタクシも後に続いて大将が居る先端に向かって進みます。
が、結局一度のアタリも無いまま先端まで到達しました。
ここで先端でルアーを投げていた大将から、サゴシを3本釣って釣りには満足したのでこれからワタクシの撮影に専念してヒットシーンが撮りたいとの依頼が(;´д`)
この渋い状況で「釣れるわけねかろー!」とも言い出せず。。。
釣れる可能性の高そうなくの字に集中するため、ここから目印タックルに持ち替えて顎下にイガイをドリフトさせて探っていくことにします。
ワタクシのすぐ側でカメラを構える大将。
かつて経験をしたことのないシチュエーションでの釣りに緊張が走ります。マスクとサングラスで顔を隠しているので、大将には悟られないように努力したつもりですがどうだったのでしょう(;´д`)
すると先ほどの先行者の方がくの字付け根の内向き壁で魚を掛けられました!そしてその付近の南面壁を探っていたもう1人の同業者の方も竿を曲げます!
「すわっ、時合いの到来か!?」
と集中していると、鋼管の間に這わせた目印から違和感を感じるも思わず見送ってしまい貝グシャ!
同時多発アタリにどうやら時合いの到来は間違いなさそうです!
アタリのあった付近を大将を引き連れて行ったり来たりして探っていると、目印を半分くらい沈めたところで止まるアタリ!
今度は反応して合わせ掛けるも
「グーン、パッ」
あかん、外れてもうた(;´д`)
貴重なアタリを物にすることができません。
急いで貝を付け替えてアタリのあった地点のすぐ側を探ってみると再び目印が止まるアタリ!
手首を返して合わせると今度こそ掛かりました!
キューン、ドーン!!!
待望のヒット!
慎重にやり取りしていると透けた潮からすぐに魚影が確認出来ました!銀色に輝く綺麗な黒鯛です!
フッキングがしっかりと決まっていることが確認出来たので、大将のカメラを意識して当ブログお馴染みのファイティングポーズを何度も決めますw
浮いてきた魚に十分空気を吸わせて大人しくなったところでタモ入れ。
見た目36~7cmの可愛いサイズの黒鯛でした!
大きなサイズではありませんでしたが、撮影のプレッシャーの中なんとか釣ることが出来ました!
大将にインタビューを撮影してもらったところで魚をリリース。追加を狙いますがここからが続きません。
アタリの途絶えたくの字に見切りを付け、再び南面壁を探るもダメ。
最後にもう一度くの字を探りますが
先端付近で大将が見つけた見えチヌに貝グシャを喰らうのみ。
船が迎えに来る12時半ギリギリまで粘りましたが追加ならず、納竿としました。
まとめ
念願の大将との釣行でしたが、残念な釣果に終わってしまいました。なんとか1枚釣ることが出来たので動画として成立させて貰えることになりそうです。
この日の模様は後日、大将が動画をアップされるはずですので是非ともチェックしてみて下さいね。
※2017/11/03追記
動画がアップされました!
朝早くからお付き合い頂いた大将、本日はありがとうございました。機会がありましたら是非ともまたご一緒願います!
ちなみに、大将に分けてもらって持ち帰った魚は
タチポンと塩焼きで美味しく頂きました♪
2017/10/10 兵庫県:神戸の潮回り
- 潮:中潮
- 干潮(時間) 潮位(cm)
3:40(36)/ 15:42(106) - 満潮(時間)潮位(cm)
10:13(153) / 21:26(147)
本日のタックルはこちら
- 竿:ダイワ BJスナイパー T-40UM
- リール:ダイワ シーマチック68
- 道糸:フジノライン ターボIIちぬオイルイン 1.8号
- 目印:ナイロン1.25号 2.25m 25cmピッチ
- ハリス:東レ トヨフロン スーパーLハード 1.2号
- 針:がまかつ 伊勢尼7号
- 餌:イガイ
パワフルなタフ・フォーティも良いけど、やっぱりエフ・フォーティが恋しいぜっ!!!