さて、今回はワタクシが新たに購入したHOLBEIN x SWANS共同開発のメガネの上からかけられる野外スケッチ用偏光サングラス、SG712についてご紹介します。
SG712の購入動機
めっきり暑くなってきましたね。
ぼちぼち、イガイ餌に黒鯛が反応するようになってきたので、これから日中の釣りが楽しくなりそうですね。
イガイの季節といえば、目印を使用した内オモリのスライダー釣法がメインの釣り方となるのですが、繊細な目印の動きの見極めに偏光サングラスは必要不可欠です。
ワタクシの愛用する偏光グラスは、以前記事でも紹介したAXE(アックス) オーバーサングラス 偏光レンズ シャイニーブラック×スーパースモーク SG605P-BK-SSM。
参考記事

こちらのオーバーグラスはコストパフォーマンスに優れていて、お気に入りでガンガン愛用しているのですが、記事でも書きましたが、可視光線透過率が12%と低く、かなり色が濃いので朝夕マヅメの薄暗い時間帯には見えづらいという不満がありました。
そこで、もっと可視光線透過率が高い薄い色のAXEのオーバーグラスを購入しようと思っていたところ、たまたま見つけたのが今回ご紹介するHOLBEIN x SWANSコラボの野外スケッチ用オーバーグラスSG712でした。
ちなみに、ホルベイン工業ってご存知でしょうか?ワタクシは今回のオーバーグラスを購入するまで知りませんでした。
Wikiによると
ホルベイン工業株式会社(HOLBEIN WORKS,Ltd.)は大阪府大阪市中央区に本社を置く、絵具などの絵画材料の製造販売をおこなう企業である。
とあり、絵画業界では有名なメーカーさんのようです。
絵画メーカーのホルベイン工業とSWANSブランドで有名な山本光学とのコラボレーションと聞けば興味を惹かれるのは当然ですよね。
野外でのスケッチ用に「まぶしい光を抑制しつつ、目に見える色彩ができるだけ忠実に見えるように工夫」というキャッチフレーズに釣られて、4月上旬のお花見シーズンに購入してみた次第です。
SG712の外観
SG712の特徴
通常の偏光サングラスでは、赤い色が青みによったり黄色が赤みに感じられたり、脱着による見える色の差が気になりましたが、当社技術部によるレンズの色差 調整により、偏光サングラスの特徴はそのままに、サングラスをかけたまま、本来の色彩ができるだけ忠実に見えるよう調整しています。
参照元:【HOLBEIN x SWANS 共同開発】野外スケッチ用偏光サングラス 特設サイト | ホルベイン工業株式会社
SWANSのオーバーグラスOG-4と形状がそっくりで、サイズも横幅135mm×縦幅39mm(内寸)と全く同じなので、このモデルを元にしてレンズをスケッチ用にアレンジした商品のようです。
SG712の使用イメージ
レンズの色は薄めですが、屋外で着用するとあまり透けて見えません。
この通りしっかりとギラツキを押さえてくれます。
AXE SG605PとSG712の比較
SG712の方が一回り小さいです。
従ってワタクシが普段愛用するメガネ、横幅150mmの999.9のS-820Tはフレームが干渉して使用できません。
こちらの画像ではギリギリ内側に入っているように見えますが、フレームが干渉しております。
SG712を着用する時は、横幅137mmの999.9のS-251Tを着用しております。
インプレ
4月に購入して2か月ほど使用しておりますが、当初の希望通り薄めのレンズなので朝夕マズメ時に活躍しております。しかしながら、日中の日差しが強い時間帯には水面のギラツキを抑えきることが出来ないので、AXEのシャイニーブラック×スーパースモーク SG605P-BK-SSMと併用することで対応しております。
しかし、AXEのオーバーグラスの約3倍の価格とかなり高額で、ワタクシにはその価格差を実感できるほどの性能差は感じられません。これなら、AXEのオーバーグラスをいくつか購入したほうが良かったように思います。
サングラスケース
サングラスケースはジェーシーのものを購入しました。
カラビナが付いているので落とし込みベルトに装着することも可能です。
この通りジャストフィットです。
AXEのSG-605Pもギリギリ収納可能です。
まとめ
有名メーカー同士のコラボ商品ということで購入してみましたが、着用してみて改めてAXEのオーバーグラスのコストパフォーマンスの高さを実感しました。せっかく購入したのでSG712も使用していくつもりですが、ちょっと勿体ない買い物だったかなと後悔しております。
野外スケッチ用のサングラスを釣りに使用している時点で、メーカーの想定外の用途に使用しているワタクシが間違っているのは百も承知でございます。ググってみてもこのサングラスについてのレビューが一切出てこなかったので、ネタとしてどうしても欲しかった、というのが本音だったりして。