さて、今週は岡山滞在週です。
というわけで、今回は岡山の児島湾締切堤防で「ぶっこみ釣り」をしてきました。
経緯
かねてより岡山での冬の釣りを模索していたワタクシ。
この年末年始、地元西宮のシャローテトラでのなんちゃって超前打ちで運良く良型黒鯛を釣ることが出来ました。
その時の仕掛けを遠投、といっても15mくらいですが前に投げて釣る黒鯛の釣りが楽しくて岡山でもやってみようと思っていました。
しかしワタクシが釣りをする近場の児島湾ではシャローテトラがありません。ただでさえ渋い今の時期に西宮の時と同じように超前打ちをしても釣れる見込みがありません。
そこでネットで色々と調べてみたところ児島湾ではシーバスがよく釣れていて、「ぶっこみ釣り」であれば手持ちのタックルで出来てチヌもシーバスも釣れることが分かりました。
地元西宮での経験上、シーバスが釣れるところではチヌも釣れるので狙う人が居ないだけで実はチヌも釣れるのでは?と思いやってみようと思った次第です。
ちなみに、甲子園浜の常連のおっちゃんが毎年冬から春にかけて浜でぶっこみ釣りでチヌを釣っていたこともやってみようと思ったきっかけの一つなんですよね。
それに「ぶっこみ釣り」という言葉の持つ響きがリズミカルでカッコいいのと、ピエール瀧の演技が最高にクールな映画「凶悪」の名セリフ「よし、ぶっこんじゃおう」とカブってるのもポイントが高いです♪
ちなみにこの作品、Amazonプライムビデオでも視聴可能ですよ♪
そこで、どこで「ぶっこむ」かなのですが、いつものハングでも良いのですがネットだと今の時期でもシーバスの実績がある児島湾締切堤防に行ってみることにしました。
締切堤防
まずはエサの調達に締切堤防近くの「いちかわ釣具」に向かいました。
以前から店舗の前は何度も通ったことがあったのですが今回初めて店内に入りました。飲食店でもそうですが個人商店ってなんだか入りにくいですよね。
店内に入るとすぐにお店の方が出てきて下さりました。
今回、ぶっこみ釣りをするに当たって中通しオモリとエサの青イソメ(青虫)を購入します。
お店の方によると児島湾は黒鯛の魚影が濃く、春から夏にかけてカニでよく釣れるとのことです。もちろんシーバスもよく釣れていて青虫のぶっこみ釣りでも釣れるとのこと。
でも今の時期はさすがに渋いみたいです。
こちらでは青虫300円分とゴム管オモリの1.5号と2号を1パックずつ購入しました。
ポイントに到着したのが17時前。いちかわ釣具から車で1分くらいのところにありました。
夕マヅメから暗くなるまで釣ってみようと思います。
ちょうど干潮のタイミングでガッツりと潮が引いています。北側のゴロタも思いっきり露出していました。
際を覗いて見ると綺麗に透き通っています。全然釣れそうにありません(;´д`)
こちらでは明らかにシーバス狙い風のルアーマン3名が先行されていました。もしかして釣れているのでしょうか?
水門側が空いていたのでこちらに釣り座を構えることにします。
今回使用するタックルはBJスナイパーT-42UM改IMガイドバージョンに
シマノの13ハイパーフォース2500DXGをセットしました。
竿は磯竿でも良かったのですが、あえてBJスナイパーを使用するのは落とし込み黒鯛師としての矜持みたいなものでしょうかw
リールはスピニングならなんでも良さそうでしたが、手持ちのスピニングはルアー用にPEを巻いたものばかりでナイロンを巻いたリールがレバーブレーキ付きのハイパーフォースしかなかったのでハイパーフォースを使うことにしました。
BJスナイパーにレバーブレーキスピニングを付けて釣る輩なんて、ちょっと聞いたことがないでしょ?
なのでこのタックルで釣れるまで頑張ってみようと思います♪
道糸に中通しオモリの1.5号を通し、ハリス1.7号を1mくらいとります。伊勢尼7号を結び青虫をチョン掛けでセットしました。
落し込み釣りと変わらないくらいシンプルな仕掛けです。このシンプルさが良いんですよね。
それではペンデュラムキャストで仕掛けを投げます!
が、あまり飛びません。竿3本分くらいでしょうか(;´д`)
やはり穂先のUガイドが道糸放出の抵抗になっているのかもしれません。かといってオモリを重くすると絡んだときに穂先を折ってしまいそうなんで怖いし。
とにかくこの仕掛けで探れる範囲を探って行きます。
よし、ぶっこんじゃおう♪ pic.twitter.com/DdXpz6YmpW
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) January 14, 2018
仕掛けを投入してから着底を待ちます。水深は浅く直ぐに底が取れます。
「ぶっこみ釣り」というその名の通り、この状態で暫くアタリを待ってみることにします。
ぶっこみ方がよう分からんのじゃけど、仕掛けほりこんで当たるのん待ちよったらええんじゃろか? pic.twitter.com/HfaQBdRHR3
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) January 14, 2018
まったくアタリがありません。釣り方を間違えているのでしょうか。
最初は手に竿を持っていたのですが手が悴んで痛いので置き竿釣法です♪
ほかっておいても良いですけど竿持って、余分な糸ふけ取ったり、さびいたり、アタリを竿先で聞いたりすると釣果は上がりますよ( ´∀`)
— みつお (@blackporgyfreak) January 14, 2018
Twitterでフォロワーのみつお氏からアドバイスを頂いたのでズル引きやリフトアンドフォール、それにステイを織り交ぜて手前に寄せながら探ってみますがダメ。
最近多用している青コガネとくらべて青虫はすぐに弱って伸びてしまいます。
そこでこまめに付け替えたり房掛けにしたりして仕掛けを何度も打ち返していきます。
水門回りに常夜灯による美味しそうな明暗が形成されてきました。
ルアーでシーバスを狙うときのようにその付近を狙って仕掛けを投入しますがダメ。
何をどうやっても反応がありません。ガシラやハゼなど何らかの魚からの反応があっても良さそうなのですが。
寒いけぇ車の中でアタリを待ってみる pic.twitter.com/yDlTAipqrm
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) January 14, 2018
かなり寒くなってきたので、仕掛けを投入してから車の中に戻って窓から竿を出してアタリを待ってみますw
先ほどのルアーマンも全員帰ってこのポイントが貸し切りになったから出来る芸当です♪
この後も沖目を狙ったりとこのポイント周辺をくまなく探りましたが一度のアタリもなかったので小移動することにしました。
ハング
ハングに着いてみると3隻の漁船が網を投入して何かの漁をしていました。
何が獲れるのでしょう?
こちらでも先ほどと同じく前を扇状に探ってみますがダメ。
ガシラでも釣れるかと刻みながら際に落してみますがダメ。
結局、一度もアタリが無く心が折れたので納竿としました。
あかん、寒いし帰る!
PB! pic.twitter.com/hPXqZx001t— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) January 14, 2018
まとめ
初めてのぶっこみ釣りは完全坊主を喰らってしまいました。
さすがに水温が低すぎたのでしょうか。海からは全く生命感が感じられませんでした。
しかし新しく始める釣りは楽しいですね。
これに懲りずにこの冬の岡山ではぶっこみ釣りで頑張ってみようと思います!
落し込み竿にレバーブレーキリール、癖になりそうです(;´д`)
2018/1/14 岡山県:宇野の潮回り
- 潮:中潮
- 干潮(時間) 潮位(cm)
3:16(15)/ 16:21(93) - 満潮(時間)潮位(cm)
10:14(220) / 21:21(174)
本日の使用タックルはこちら
- 竿:ダイワ BJスナイパーT-42UM改(IM Ver.)
- リール:シマノ 13ハイパーフォース2500DXG
- 道糸:バリバス バーマックス磯 ゼロフカセ 1.75号
- ハリス:東レ トヨフロン Lハード 1.7号
- 針:がまかつ 伊勢尼7号
- 餌:青虫
ハイパーフォースのブレーキレバーは夢屋のストレートタイプに交換済みです。
キャスト時に道糸が絡んで煩わしかったノーマルレバーの時の悩みがこれで解消しました!
超オススメです♪