落とし込み釣りで手軽に黒鯛(チヌ)を爆釣してみませんか?
梅雨真っ只中の西宮。
Twitter仲間も「つゆばく」(梅雨シーズンの爆釣の略)を楽しまれているようで、連日派手な釣果ツイートをされております。見ているこちらまで嬉しくなってしまいます。
それに伴い、当ブログにも検索を通して多数の方に訪問して頂けるようになりました。
中でも一番閲覧数の多い記事がこちら。
こちらの記事を読んで落とし込み釣りに興味を持って頂いて、これから始めてみようかと思われている初心者の方向けに「落とし込み釣り入門」と銘打って、落とし込み釣りの始め方について記事を書いて行こうと思います。
ワタクシもまだ落とし込み釣りを始めて3年目の初心者ですが、それなりに釣果を得てこの釣りを楽しんでおります。少ない経験から得た教訓や失敗などを盛り込んで読者の皆さんと同じ初心者目線で書いて行ければと思っております。
シリーズ第1弾として、どの釣り方で落とし込み釣りを始めるか?について書いてみます。
落とし込み釣りには大きく3タイプの釣り方が有ります!
落とし込み釣りを始める際にまず最初に確認しておかなければならないのが、どのタイプの釣り方に興味があるのか?ということです。
エサもしくは疑似餌を堤防の際に落として黒鯛を釣る、という釣り方を総称して「落とし込み釣り」と表現しますが、その落とし方によって大きく以下の3つの釣り方があります。その釣り方によって適した道具が異ってくるので最初に確認しておくことがとても重要です。
ワタクシが最初に落とし込み釣りに興味を持った時、種類があることすら知らず、この点を理解できていなかったので道具を揃えて行く際に回り道をしてしまいました。
目印
関西で落とし込み釣りと言えば、目印を使用した落とし込み釣りが一般的です。
黒鯛落とし込み釣りの盛期である梅雨~夏にかけてイガイ(カラス貝)が堤防に付く季節には、黒鯛の活性も高くなり中~上層で釣れるようになります。
3.6~4.2mくらいのUガイド竿を使用し、水面に這わせた目印仕掛けの動きの変化でアタリを取るこの釣り方は、1~2ヒロくらいまでの中~上層の黒鯛を釣るのに適した釣り方です。
目印はウキ釣りで言うウキと考えると分かりやすいと思います。
ちなみに、ワタクシはこんな感じで自作の目印を使用しております。目印の作り方については改めて記事にしてみようと思います。
参考記事
自作するのは面倒だという方は、最初は市販のものを使用されると良いかと思います。
他の釣り方に比べて黒鯛のアタリも分かりやすく、「スイッスイッ」と入っていく目印に出る「ピッ」というアタリがとても楽しい釣り方です。
ヘチ釣り
ヘチ竿と呼ばれる2.4~3mくらいの短い竿と回転性能の良いリールを使用し、道糸を張らず緩めずエサを落として糸フケの変化でアタリを取る釣り方です。
「キザミ」や「止め」といったアクションを付けて誘います。目印は使用せず、ハリスと針とガン玉だけという非常にシンプルな仕掛けが特徴です。
竿が短い分、黒鯛の引きがダイレクトに伝わるので、魚を掛けた時の重量感がとても楽しい釣り方です。
ワタクシの経験上、目印に比べてアタリの取り方が難しく上級者向けの釣り方のように思います。その分、釣った時の「釣ってやった感」はひとしおです。
前打ち
ワタクシが最近始めて今一番ハマっているのがこの釣り方です。
5m前後の長い竿を使用してテトラポットの際穴や前の駆け上がり等を探ります。
ヘチ釣りと同じく目印は通常使用せず、ハリスと針とガン玉だけという非常にシンプルな仕掛けを使用します。アタリの取り方は目印を使用しないヘチ釣りとほぼ同じです。
テトラポットの上を飛び回ってする危険な釣りですが、魚を掛けてからのスリリングなファイトがとても楽しい釣り方です。
落とし込み釣り入門者にオススメの釣り方とは?
ワタクシが入門者の方向けにオススメする釣り方は、ズバリ「目印」です!
1年を通して比較的簡単に、しかも数が釣れる今の梅雨シーズンにはアタリの取りやすい目印での釣り方が最適です。ヘチ釣りや前打ちでも勿論釣れますが、目印は今の時期のメインエサとなるイガイ(カラス貝)で中~上層の魚を釣るのにとても相性が良い仕掛けなので、是非ともこの釣り方で楽しんでみて頂きたいです。
水深1m以内での超上層のアタリ、癖になること間違いなしです!
まとめ
今回ご紹介した3つの釣り方について、それぞれどんな釣り方なのかもっと知りたい方は以下のリンク先の釣行記を参照して頂ければ幸いです。
最終的にはこれら3つの釣り方を楽しめる「オールラウンダー」になれれば、季節やポイントに幅広く対応した釣りが出来るようになりますよ!