【大阪北港夢洲】釣り初めリベンジの場所、北港スリットは激渋だった

大阪北港夢洲スリット
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なんだかんだ言って、釣り三昧の正月をエンジョイしている野々宮です。皆さんいかがお過ごしでしょうか?ワタクシは5日から仕事なので、今からブルーになっております。なかなか仕事モードに切り替えるのは大変ですよね。

 

それでは以下釣行記です。

釣り初め(つりぞめ)リベンジ

前日釣り初め(つりぞめ)に失敗したワタクシ。次の日、KK氏が北港に行くとのことでしたのでワタクシも同行させて頂くことにしました。

前回の12/30釣り納め釣行で1日粘って1枚しか釣れなかった北港スリット。再訪は暖かくなってからにしようと心に決めたはずだったのですが、少し時間が経つとまた行きたくなってしまいました。北港スリットには落とし込み師を惹きつける不思議な魅力がありますよね。

北港の釣り場案内

参照:たまや渡船 釣場紹介

レーダー~ヤイタ

今回もたまや渡船さんの8:30便に乗りました。船から見る大阪ベイエリアの景色はいつ見ても心躍ります。この景色が見たくて北港スリットに来ている、といっても過言ではありません。

今回で4回目の釣行となる大阪北港夢洲。これまでヤイタ面に行ったことがなかったので、レーダーに降りてヤイタ面を攻めることにしました。一方KK氏はテスリ面に行かれ、二手に分かれて釣れてる方に移動しようという魂胆です。

https://twitter.com/kurodaikoshien/status/683437241121640448

レーダーに着き、水面を覗いてみると上の方はほんどイガイが落ちておりました。前回フジツボで奇跡の1枚を釣ったこともあり、今回はフジツボのみで攻めようと決意します。

フジツボ

ガン玉は3Bを打ち、こんな感じで針に付けます。以前はフジツボの抜け防止のために輪ゴムを付けていたこともあったのですが、どうも針抜けが悪いような気がして、最近は使用しておりません。

 

レーダー下で仕掛けを準備していたときに、いつもワタクシがチェックしている北港の釣果情報を発信されている、Team茅呂里の井川氏がテスリ面から戻ってこられます。話を聞くと、テスリ面はアタリ無しで、これからヤイタ面を攻められるとのことでした。ワタクシも井川氏の後に続いて落とし始めます。すると、

Team茅呂里の井川氏

※当ブログへの掲載は井川氏のご承諾を頂いております。

井川氏が良型の黒鯛を釣られます。イガイの1枚掛けとのことで、一瞬フジツボから心が揺らぎますが、このままフジツボで通します。

1時間ほど経過したころに、回収した仕掛けからフジツボが無くなります。再度フジツボを付けて落とすと今度は道糸に違和感。聞き合わせるも素針です。どうやら時合いが来たようで集中して落とします。

何度か素針を食らった後、外側から柱の中に振り子の原理で投入した道糸が止まります。ゆっくり聞き合わせると掛かりました!

 

キューンドーン!!!

 

と猛烈な勢いでスリットの中に突っ込まれますが、銀治郎H300の力で引き摺り出します。なんなくスリットから外に出し、無事に浮かせてタモ入れしたのは、

黒鯛

46cmの黒鯛でした!

 

ヘチ釣り超楽しい。

 

無事に釣り初め(つりぞめ)成功です。これでプレッシャーから開放されホッとしました。

素早くリリースし、ふたたび落とし始めます。

このとき、釣果に浮かれてこの魚を撮影した場所にタモを忘れてしまい、ヤイタ面高場から戻ってこられた井川氏に「タモ忘れてるで」と声を掛けて頂いて事無きを得る、というちょっとしたハプニングもあったりしました。

しかし、暑かった。この日の大阪の最高気温は16.3℃。真冬の防寒対策をしていたのですが汗だくになってしまいました。時間もちょうど昼だったので、昼食と服を脱ぐためにレーダーのベースキャンプに戻ります。

昼休憩の際、KK氏と井川氏がジェットボイル系のシングルバーナーを使ってお湯を沸かしておられました。スリットで食べるカップ麺はとても美味しそうでした。ワタクシの物欲が刺激されたのは言うまでもありません。

再びレーダー~ヤイタ

北港スリットのレーダー

休憩を早々に終え、先ほどヤイタ面のアタリのあった場所が気になったのでもう一度チェックしに行きます。

やはり、時合いが終わってしまったようで、忘れた頃に貝を潰されますが、殆ど反応がありません。ヤイタの船着きポイントにはフカセ師が陣取っておられたので、その手前でUターンします。

Uターンして10分程経過した頃、柱の中に投入した道糸が止まります!聞き合わせしてみると掛かりました!が、スリットに潜られ一瞬でハリスを切られてしまいました。

ワタクシは、いつもフロロ1.7号のハリスを使用しているのですが、今回初めてスリットでの根ズレによるハリス切れを経験しました。聞くところによると、3号や4号のハリスを使用されている人もいるみたいで、本気でスリットを攻略するならもっと太いハリスの使用も検討せねばなりませんね。

まぁ、こんな渋い時期にハリスを太くするのはどうかと思いますが、他の落とし込み師のハリスの太さが気になります。通りすがりに、エサは何を使用しているか?と、よく尋ねるのですが、ハリスは何号ですか?と聞くのは素人丸出しで照れくさいですもんね。

あと、ヤイタ面はテスリ面に比べて、足場の傾きが小さいので足が楽で良いですね。足腰に自身の無い方は、こちらの面がオススメです。

レーダー~テスリ

北港スリットのテスリ

時刻は14:00過ぎ、天気予報通り南西風が吹き始めます。すると、それまでベタ凪で穏やかだった水面が、バチャバチャと音を立てて荒れ始めます。KK氏と相談した結果、最後はテスリ面に賭けようということになり、ヤイタ面からテスリ面に移動します。上着を脱いで寒かったので、服を着たかったこともありましたしね。

テスリ面に行くと、1コーナーから攻めて来られた落とし込み師2名(愛知県からの遠征組だったようです)とすれ違います。状況を尋ねると全くアタリ無しとのことで、気分が重くなります。エサはそれぞれカニとイガイとのことでした。

しかし、落とせど落とせどアタリが出ません。水面はさらに荒れ、夕マヅメと重なり最高のタイミングでラスト1時間を迎えます。

こんな足場のところを延々落として行きます。

ですが、最後迎えの渡船が見えるまで粘りましたが、追加はなりませんでした。

まとめ

帰りの船の中で聞いた、他の落とし込み師の話や、たまや渡船さんの釣果情報を見るにつけ、午後からは特に渋かったみたいですね。釣果のほとんどは午前中のものだったようです。今の時期の北港スリットは初心者にはあまりオススメ出来ませんね。はっきり言って、ただの修行ですから。

釣り初め(つりぞめ)を口実に北港に行きましたが、単に北港スリットで釣りがしたかっただけなんですよね。スリットの柱の周りにエサを落とし込んで行く様は、ボートシーバスの穴撃ちやブラックバスのカバー撃ちと同じ楽しさがあるのだと思います。落とし込みの場合、高価なルアーは使用しないので思い切って攻めることが出来ますしね。

次回こそは暖かくなってから再訪したいと思います。でも、またすぐに行きたくなってしまうんでしょうね。

2016/1/3 大阪府:大阪の潮回り

  • 潮:小潮
  • 干潮(時間)  潮位(cm)
    5:19(75) / 22:02(57)
  • 満潮(時間)潮位(cm)
    3:20(76)/ 21:37(110)

この日の使用タックルはこちら

  • 竿:がまチヌ へちさぐり 銀治郎H300
  • リール:黒鯛工房THEヘチリミテッド88W-BG
  • 道糸:シーガーマルティアYタイプ 1.2号
  • ハリス:東レ トヨフロン Lハード 1.7号
  • 針:がまかつ チヌスペシャル4号
  • 餌:フジツボ
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