【大阪北港夢洲】釣り納めの場所に選んだ北港スリットは激渋だった

大阪北港夢洲スリット
スポンサーリンク
この記事の所要時間: 426

本当は昨日の夜に記事を書きたかったのですが、力尽きて寝てしまいました。釣行の当日にブログをアップされている方はとてもタフだと思います。

「釣り納め」って釣り人の釣りに行くための都合の良い口実

先週の木曜日、KK氏が12/30に北港釣行を予定されていると聞き、ワタクシもご一緒させて頂くことにしました。妻には今年の釣り納めということでお願いしてみたところ、何とか釣りに行かせて貰えることになりました。

ワタクシの場合、釣れるか釣れないか以前に、まず妻の許可という大きなハードルを越えねば釣りに行けないので大変です。

そして迎えた昨日、たまや渡船さんの朝8:30便でKK氏と北港に出撃してきました。

朝、車の温度計は1℃と表示されており、フロントガラスが凍ってました。まぁ、寒いからといって怯むワタクシではないのですが。

 

北港の釣り場案内

参照:たまや渡船 釣場紹介

1コーナー~出島~桟橋

大阪北港夢洲

この日は天気も良く最高に気持ちの良い朝でした。

今回で3回目の釣行となる北港。ワタクシが感じるこの釣り場の魅力はなんといってもスリットケーソンなのですが、前回、前々回とレーダーに降りたので、今回は1コーナーに降りることにしました。

1コーナーには、我々を含め3名。船から見たところ、レーダー~1コーナー間に2名と、今までで一番落とし込み師が少なかったです。 年の瀬のこの忙しい時期に釣りをするって、どんだけ釣り好きやねんって感じですよね。

タックルを準備し水面を覗いたところ、以前までビッシリついていたイガイがかなり落ちてしまっておりました。替わりにフジツボが付いていたので、まずはフジツボで攻めることにしました。

フジツボ

ガン玉はBでこんな感じでセットしました。

まずは出島方面に向かって落として行きます。柱の間を覗いてみますが見えチヌが見えなかったので底中心に狙っていきます。

底狙いの時って手返しが悪くなって面倒ですよね。ムコイチとかで6ヒロの底を狙うのなんて、ワタクシにはとても出来る気がしません。

途中でKK氏にイガイを掻いてもらい、フジツボとローテーションしながら落とします。

mussel

この日、午前中の1コーナー~桟橋間は、全くの無風で水もスケスケのベタ凪でした。これでは釣れる気がしなかったので、集中して落とすことがきません。出島を越えて、桟橋まで落としましたが全くアタリがありませんでした。

大阪北港夢洲

初めて見る出島は非日常感を醸しまくってて興奮しました。画像左側の釣り人はエビ撒きで小物を釣られておりました。

出島

1コーナー~テスリ~レーダー

大阪北港夢洲

桟橋から1コーナーのベースキャンプまで落とさずに直帰し、昼食休憩をしたのが12:00頃。午後からはテスリ方面を攻めます。

こちらの面は強めの風が吹いており、水面も若干バチャついていたので期待が持てます。こちらではフジツボをメインに攻めます。

マス中柱の間、柱前、マス外の柱の間、柱前と1マスごとに順番に落として行きます。が、全くアタリません。スリットの隙間にも見えチヌが見えません。

あまりにもアタリが出ないので挫けそうになります。すれ違う落とし込み師に尋ねるも、同じく全くダメとのことでさらに気分が重くなります。

割られたフジツボ

14:00過ぎ、テスリの手前で外側柱の間に落としたところ、初めてのアタリが出ます。貝グシャです。すぐにフジツボを付け替えて同じところに落とすとまた割られます。

遂に時合いが来たと気合を入れますが、針掛かりしません。干底前の14:30頃が活性のピークだったようで、落とすたびにフジツボを割られます。20回はエサを付け替えたでしょうか。

ガン玉を3Bに付け替えて仕掛けに張りを持たせようとしましたが、アタリを取ることが出来ません。勘で聞き合わせしても掛けることが出来ませんでした。このあたりが今のワタクシの限界なのでしょうね。練習せねば。

大阪北港夢洲スリット

マスの内側から柱を見るとこんな感じ。ここに内側と外側から餌を落とし込みました。

結局、このプチ時合いで1回魚を掛けましたが、スリットに潜られハリスを切られたのみで釣果を得ることは出来ませんでした。

「あきらめたら そこで試合終了ですよ…?」

大阪北港夢洲テスリ時刻は16:00、残すところ後1時間、テスリ~1コーナー間に勝負を掛けます。

上げっぱな+夕マヅメの時合いに期待しますが、たまに貝グシャを食らうくらいで、相変わらずダメです。

レーダー付近で釣られていたKK氏が戻って来られて合流します。一緒に落としながら、ワタクシが「外側から柱の間に落としても、道糸に張りが作れなくてアタリが取れない」と話したところ、「マスの中から落としてみれば?」とアドバイスを頂いたのが、船の迎え時刻10分前の16:50分。

その通りに落としてみると、ほんの少し撓ませた道糸が「ピン」と弾けました!初めての明確なアタリに興奮しながらも素早く合わせると掛かりました!

近くに居たKK氏に声を掛けると写真を撮ってくれました。

大阪北港スリットでファイトする野々宮氏

この後無事にタモ入れし

黒鯛(チヌ)

遂に42cmの黒鯛を釣ることが出来ました!

ヘチ釣り超楽しい。

まとめ

この日は帰りの船での話や、たまや渡船さんの釣果情報を見るにつけ、本当に厳しい状況だったようです。そんな中、1枚を釣ることができてよかったです。これで無事に釣り納めが出来ました。

地元西宮で鍛えたはずのフジツボの釣りが、北港スリットでは生かすことができませんでした。釣り場に応じた落とし方というものを身に付けて行かないとだめですね。

次回、北港には暖かくなったころに再訪したいと思います。

2015/12/30 大阪府:大阪の潮回り

  • 潮:中潮
  • 干潮(時間)  潮位(cm)
    3:41(15) / 16:02(84)
  • 満潮(時間)潮位(cm)
    10:13(131)/ 21:37(110)

この日の使用タックルはこちら

  • 竿:がまチヌ へちさぐり 銀治郎H300
  • リール:黒鯛工房THEヘチリミテッド88W-BG
  • 道糸:シーガーマルティアYタイプ 1.2号
  • ハリス:東レ トヨフロン Lハード 1.7号
  • 針:がまかつ 伊勢尼8~10号
  • 餌:フジツボ、イガイ
タイトルとURLをコピーしました