【GUAM】グアムでトローリングをしてきた 前編【3泊4日】

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お久しぶりです、くろこうネットの野々宮です。

さて、今回縁あって2月10日の深夜より3泊4日でグアム旅行に行ってきました。今回の旅行の主たる目的はトローリングでの釣りでした。いろいろ有りましたが楽しむことができました。

それでは以下に記事を綴ります。

出国前(2/10/2016)

海外旅行に行くならイモトのWiFi

今回、トローリングをする船の上からTwitterで呟きたかったので、海外で使える安いレンタルWiFiルーターを探しておりました。そこで見つけたのが海外WiFiならイモトのWiFiでした。

前日にネットで予約したのですが、当日の関空でスムーズに受け取ることができました。

イモトのwi-fiルーター

今回レンタルした機種がこちらのZTE MF60。

イモトのwi-fiルーター

こんな感じで、黒いポーチに入っていました。

回線が3Gのため、スピードは速くありませんでしたが、海の上でも問題なく使用することが出来ました。

こちらのルーターですが、連続通信時間が2~3時間と短めになっているので、普段は電源を切っておいて使用時のみ電源を入れるようにしないと、すぐに電池が無くなってしまいます。

これが若干煩わしく感じてしまいました。別途モバイルバッテリーは必須だと思います。

ちなみに、私の愛用するモバイルバッテリーはamazonで購入したcheero Power Plus 3 13400mAh 大容量 モバイルバッテリー

出国前にフル充電をして、帰国するまで一度も再充電をすることなく使用出来ました。普段の釣りでも使用しておりますが、コンパクトで携帯にも便利でオススメです。

グアム1日目(2/11/2016)

ヒルトングアムリゾート&スパは英語が喋れなくてもOK

現地のホテル、ヒルトングアムリゾート&スパに到着したのが現地時刻の深夜3時前。ホテルの従業員の多くが片言の日本語が通じるので、英語はほとんど喋れなくても大丈夫でした。

朝まで仮眠をとり、窓の外を覗いてみると

爆風が吹いておりました。今回事前の天気予報では、滞在中雨の予報だったのですが、とりあえず晴れていたのでひとまずホッとしました。

カリカリベーコン

朝食は海外旅行定番のカリカリベーコン。ビュッフェ形式で納豆に味噌汁もありました。

グアムでの移動手段はシエナトロリー

初日はショッピングと実弾射撃を楽しみます。

HISのシレナトロリー

グアムでの移動手段はこちらの白いシャトルバスことシレナトロリーを利用しました。バス停が細かく設置されているのでとても便利でした。

実弾射撃はスターガンクラブ

実弾射撃はスター実弾射撃場ことスターガンクラブを利用しました。

撃つことの出来る銃の種類により、いくつかのコースがありましたが、ワタクシはフルコースの140$で5種類の銃をぶっぱなしてやりましたよ。

今回が初めてでしたが、とても貴重な経験ができたと思います。どうせグアムまで来たのなら、ショットガンまで撃つことのできるフルコースがオススメです。

お土産の購入に最適、Kマート

https://twitter.com/kurodaikoshien/status/697649528363552768

ショッピングは、24時間営業の大型スーパー「Kマート」が品揃えも多く、価格も比較的安いのでお土産の購入に最適でした。

店内ではボート用品や釣具など、日本のスーパーでは普通販売されてないようなものも陳列されており、見ているだけでも楽しめました。

Kマートで食糧やらお土産を爆買いした後、ホテルに帰り翌日のトローリングに備えて休むことにしました。

グアム2日目(2/12/2016)

大荒れのアガニャ湾、あわや転覆の危機

2日目の朝、窓から海の様子を見てみると、かなり白波が立っており時化ておりました。旅行代理店に確認したところ船は出船することでしたのでひとまず安心します。

今回お世話になったのは、Mamulan Fishing Chartersさんというチャーターさんでした。今回のトローリングはオプショナルツアーという位置付けでしたので、全て旅行代理店に任せており、当日になるまで詳細は何も知らされておりませんでした。

ちなみにこの日は3時間コースを選択しました。

トローリングとは

トローリングとはルアーなどの漁具を使用した釣法の一種。ルアーを生きた魚類に見せかけるため、クルーザーなどの船を巡航させて行う。通常は外洋で行うが内水面で行う場合は区別するためレイクトローリングと呼ぶ。

参照元:トローリング – Wikipedia

トローリングといえば、大物芸能人がする豪快な釣りというイメージですよね。まさか自分が経験することになるなんて、想像すらしませんでした。

Mamulan Fishing Charters

ハガニアボートベイスンhagatna boat basin

当日の朝、宿泊先のヒルトンホテルまでチャーターさんに車で迎えに来てもらいました。マリーナのハガニアボートベイスン(hagatna boat basin)に到着すると高波のため、途中で中止する恐れがあるとの説明を受けます。

mamulan

釣行後に撮影

mamulan

翌日に撮影

こちらが今回乗船した全長31フィートのボート、MAMULAN号です。

今回の船には3名の方とワタクシを含む4名で乗船します。今の時期のトローリングでのメインターゲットはシイラとのことです。

Joeito Santiago

こちらが今回のキャプテンJoeito氏。若くてハンサムなナイスガイです。

操船から仕掛けの準備まですべてを一人でこなしてくれました。帰国してからFacebookをチェックしてみると、普段はプロのサーファーをされているようです。

mamulan chartersのTシャツ

このTシャツ(1枚20$)が欲しかったのですが、

Mamulan Fishing Charters

あいにく売り切れとのことで購入できませんでした。

タコベイト

ルアーはこのようなタコベイトを使用します。今の時期、シイラのメインベイトはトビウオとのことで、海を見ているとそこらじゅうでトビウオが飛んでいましたよ。

SHIMANOシマノティアグラTIAGRA

リールはシマノのティアグラ。これには太いナイロンラインが巻かれておりました。TUNA STICKと書かれた太くて短い竿にセットします。

このセットを3本、船の左右と後部の3箇所にセットし流していきます。

この動画の通り、かなり海が荒れております。揺れが酷く、手摺を掴んでいるのが精一杯でした。

これあかんやつや

開始30分、いよいよ波が高くなり、釣りどころではなくなります。キャプテンJoeito氏の口数も少なくなり、表情が強張ってくるのがこちらにも伝わります。

1時間後、いよいよ釣りを終了しようという話になり、港に戻ろうとしますが、高波のため戻ることができません。何度も波のタイミングを見て帰港を試みますが上手くいきません。

この時、大きな波に襲われて船が転覆しそうになります。

なんと、今回の釣行ではキャプテンを含め皆ライフジャケットを身に付けておりませんでした。

後で知ったことですが、グアムでは船に乗る際にライフジャケット着用の義務はなく、船にライフジャケットを常備していればよい、とのことでした。

ところがこの船には常備されておらず、この危険な状況において、ライフジャケットを身に付けることが出来ません。

グアムのレスキュー船が駆けつけ、さらに、緊張感が高まります。

無線でのやり取りにより、出港した港の南に位置する大きな港に行け、との指示がだされます。

荒波に揉まれながら30分掛けて、南隣の港に移動しましたが、こちらも波が高く寄港することができません。そしてさらに南の港を目指し航行を続けます。

この後、酔い止め薬の副作用の影響か猛烈な睡魔に襲われ意識を失いかけます。

アガット・マリーナ、そこは天国だった

それから約1時間20分後、朦朧とした意識の中、声を掛けられ気付くとアガット・マリーナ(Agat Marina)に無事辿り着くことが出来ました。

地図上でみるとそんなに距離は離れていませんでしたが、船の上での時間は果てしなく長く感じられました。

ワタクシの乗船したトローリング船以外にも、イルカウォッチングの船などが続々とこの港に帰ってきておりました。皆、顔色が悪く大変だった様子が伺えます。

Mamulan Fishing Chartersのボス

Mamulan Fishing Chartersのボス

この画像で手を広げているのがMamulan Fishing Chartersのボスです。

御歳76歳。バリバリ現役みたいですよ。

Mamulan Fishing Chartersのボス

このボスの運転により、ホテルまで送ってもらいました。

車の中で、過去の写真を見せて貰うと、古い写真を見つけます。

Mamulan Fishing Chartersのボス

これが45歳の頃のボス。

まさに海の男って感じでカッコいいですね、って褒めたら照れてました。

まとめ

というわけで、人生初のトローリングは坊主に終わりました。操船不能状態の船に乗る、という経験したくてもできない貴重な経験が出来たと思えるのは、生きて帰ってこれたからなのですが、一歩間違えると命を失っていたかと思うとゾッとします。

今回、旅行代理店より、事前にライフジャケットはチャーター屋さんに常備されていると聞いていたので持参しなかったのですが、今回のようなケースも考えうるので、出来ることならライフジャケットは持参したほうが間違いなさそうです。

長くなったので、後編に続きます。

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