さて、今回は主にテトラポット上でのタモの携行性アップを図るべく新しく購入した、プロックスのタモホルダーV3 アジャスタブルについてご紹介します。
購入動機
これまで、タモはプロックスのタモホルダーライトを使用して落とし込みベルトに垂直に差して携行してきました。
足場の良い防波堤では問題なかったのですが、テトラでの釣行の際に、腰から下に伸びた尻栓部をテトラにぶつけてバランスを崩してしまうことがあり困っていました。
タモホルダーライトの取り付け位置を、もう少し下げてベルトより下に伸びた部分を短くしてみたのですが、根本的な解決には至りませんでした。
ところが、Twitterを通してこの商品を使用されているBAYSIDE SNIPERのたけ氏から「片手で差し込みにくい」との意見を頂きました。
確かに、その構造上からも使用後に片手で差し込むのは難しそうです。この意見に妙に納得してしまい、購買意欲が失せてしまいました。
たけ氏は工具差しを改造してタモホルダーとして使用することを検討されていたようですが、ワタクシにはそんな技術がありません。
@bjstc42um @kurodaikoshien pic.twitter.com/6ovkGsa6at
— ローレル@今の所ヘチ釣り多め前打ち少々 (@piryofu) August 10, 2016
「釣りハマ!」のローレル氏も工具差しをマジックテープで斜めに固定して使用されているとの情報を頂きました。
ワタクシも工具差しを斜めに取り付ける方向で検討していたのですが、ふと「タモホルダー側で斜めにすればええんじゃね?」と思い、今回ご紹介するプロックスのタモホルダーV3アジャスタブルに辿り着いた次第です。
プロックスのタモホルダーV3来た❗ pic.twitter.com/7KCEIUz8jC
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) August 13, 2016
そこで先日、朝Amazonでポチったところその日の夕方に届きました。早速実釣で使用してきたのでインプレを書いてみようと思います。
ちなみに、落とし込み師の多くの方がされているタモの柄を落とし込みベルトに直接斜めに差す方法は、いかにも落とし込み師という感じが好みではないので却下しました。
開封~取り付け

表側のロゴの上下位置に注意してください。上下逆でも取り付けることが出来てしまうので、完全に取り外した場合はロゴを下向きに取り付けてしまう恐れがあります。
ワタクシは一度失敗して付け直しました (;´д`)
撮影しながらでしたので時間が掛かってしまいましたが、通常は取り付けだけなら10分も掛からずに出来ると思います。早回しの六角レンチがあると作業が捗ります。
タモホルダーライトとタモホルダーV3アジャスタブルの比較
タモホルダーV3アジャスタブルカーボンブラックが66g、タモホルダーライトが70g。重さにはほとんど違いがありません。
タモホルダーV3アジャスタブルのほうが、中央部のダイヤルの高さぶん、ホルダー部とタモの隙間が生じております。
タモを落とし込みベルトに装着した状態
こんな感じです。
上手く尻栓部を斜めにオフセットすることが出来ました。
インプレ
ここが○
カーボンの質感がカッコいい!
タモホルダーV3にはカーボンがふんだんにあしらわれており、質感が高くカッコいいです。身に付けた状態では見えませんが、釣果写真の撮影時などに魚を引き立ててくれます。
ダイヤル操作で角度調整が楽々!
真ん中のダイヤルは簡単に緩めることが出来るので、釣行中にもフックハンガーの角度調整が簡単に行うことが出来ます。
ここが×
ダイヤルが緩みやすく、すぐに角度が変わってしまう。
画像の通り、ダイヤルに厚みがあり、タモの抜き差しを繰り返しているうちにダイヤルに力が加わり緩んでしまうことがあります。気が付いたらフックハンガーが垂直になっていた、ということが何度もありました。
きつめに締めても緩んでしまうので、構造上の問題なのかもしれません。したがって、使用時にはダイヤルの緩みをチェックする癖をつける必要があるように思います。
高価
実売価格でノーマルのタモホルダーライトの倍近くします。贅沢品ですね。
まとめ
テトラポットでも何度か使用しましたが、これまでのように尻栓部をテトラにぶつけることは無くなりました。
もう少し使用してみて、何か気付いたことがあれば追記して行きます。
この記事が購入を検討されている方の参考になれば幸いです。