激ムズのストラクチャー&ハングをローレル氏とヘチ釣りで攻略する!

釣りハマのローレル氏
貴重なローレル氏の右手持ち♪
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この記事の所要時間: 1025

さて、今朝は早起きして昨日ラインブレイクを多発したストラクチャーとハングが絡む大阪湾奥のポイントにリベンジすべく出撃してきました。

今回は強力な助っ人、釣りハマのローレル氏(以下ロ氏)と一緒です♪

それではどうぞ。

第7回 ローレルの釣りハマってます!! × くろこう.net

今回ご一緒させて頂くロ氏。

先日公開されたチームBJスナイパーの動画に出演されております。アマピーでのロ氏の勇姿を是非ともチェックしてみて下さいね!

昨日の釣行を終え、翌朝(つまり今朝)ストラクチャー&ハングポイントにリベンジすべくロ氏に対策を相談していたところ、

 

ローレル@釣りハマ
ローレル@釣りハマ

野々ちゃん、貝分けてーや

野々宮
野々宮

よ、よかですけど、車内で放置しとったけぇ腐って口半開きですぜ(;´д`)

 

だなんてやり取りを経てロ氏もご一緒する流れになりました♪

ロ氏は仕事のため8時上がり予定とのことでワタクシも門限の兼ね合いがあるので8時半までが限界。

目一杯釣るために朝4時に現地で待ち合わせをすることにしました。

ストラクチャー&ハング「V」

本日のテーマ

自宅を3時過ぎに出てヨンサンで大阪方面に向かいます。

「ストラクチャー&ハング」は長ったらしいので便宜上このポイントを「V」と命名します。

4時前に現地について準備をしているとロ氏が到着されました。

ロ氏とお会いするのはゴールデンウイークのこの時の釣行ぶり。

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なんだかんだでここ最近チョイチョイご一緒させてもらって嬉しいです。

ちなみに、本日の釣行のテーマは

  1. ヘチタックルで釣ること
  2. 釣果(枚数)を追求すること

です。

テーマ①「ヘチタックルで釣ること」

釣りハマのローレル氏

このポイントは水面までの高さが有り地上から3m付近にストラクチャーが点在。そして地上からおよそ4~5m下がオーバーハングになっていて魚はそのストラクチャー周りや顎下に付いているものと思われます。

上から見た感じだと見える範囲にイガイは確認出来ず、恐らく顎の周りに付いていて魚は顎下を出たり入ったりしながら活性が上がると水面付近まで浮いてくるはずです。

昨日は仕掛け糸1.5号の目印にハリス1.2号の目印タックルでは良型チヌの突進を止めることが出来ませんでした。さらにハングまで高さがあるので仕掛けの角度を保てずハング下に潜られてからのラインブレイクを何度も繰り返してしまいました。

こんなテクニカルな難しいポイントで釣りをしなければよい話ですが難しいからこそ攻略してみたいですよね。それに釣り荒れていないのか大物が沢山付いてそうな雰囲気もありますから。

ここでは顎下やストラクチャー裏に魚が付いていることが明白なので、アタリを多く出すためにはイガイを水平方向に送り込むことが出来る目印タックルが有利。

しかしアタリが出せても仕掛けを切られてランディングに持ち込めなければ意味がありません。

上級者なら竿捌きリール捌きで魚を沖向きに誘導してファイトすることも可能かもしれませんが、ワタクシにはそんな技量は有りませんから(;´д`)

釣果を稼ぐためにはアタリの数は減っても掛けた魚を確実に取り込むためにパワーのある銀治郎H300を使ってみよう!と思い試してみたのが昨日の釣行の終盤。

結果、ちょうどジアイが到来していたのか上から見えるくらいにまでに年無しクラスの大物がウヨウヨと浮いてきていたことも手伝ってアタリが減ることは無く連続ヒットを継続。

針外れによるバラシはあったもののストラクチャーに巻かれてのラインブレイクによるバラシは無く55cmの年無し黒鯛を含む良型3枚を立て続けにランディングすることに成功しました。

ヘチ釣りでも「ヘチスライダー」と呼ばれる内オモリを用いたテクニックでイガイを水平方向にコントロールすることも可能なようですが、昨日も見よう見真似で試してみたもののこれが意外に難しくて上手く行きません。

まぁ無理にヘチタックルで目印と同じような釣り方をしなくても、ヘチ釣りにはヘチ釣りの強み(後述)を生かした落とし方をすればアタリを量産できるはずです。

テーマ②「釣果(枚数)を追求すること」

年無し黒鯛(チヌ)

これまでにも当ブログで何度か述べてきましたがワタクシは釣果にはそこまで強い拘りが無くて、「エンジョイフィッシング」をモットーに落とし込み釣り(総称)を色んな角度から楽しんでいます。

もちろん枚数が多く釣れたり大物が釣れたりすれば当然嬉しいのですが、それ以外にも釣ったチヌのカッコいい写真が撮りたいし、そしてそれをリアルタイムでTwitterで自慢して承認欲求を満たすこと発信して釣果情報を共有することにも重きを置いております。

もちろんブログの記事を書くことも楽しんでやってますよ♪

釣行の準備から始まり実釣を終えて釣行記を書くところまでが釣りのワンセットみたいなものですから。

しかし最近思うんです。

ロ氏を初めとするTwitterで目にする猛者達の尋常ではない釣果を見るにつけ、自分も一度で良いから沢山釣ってみたいなと。

ワタクシが自分で爆釣したと思っても10枚かそこらくらいで、それくらい釣ると満足してそれ以上はモチベーションが保てなくなってしまいます。

ところがTwitterでは20枚30枚、場合によってはそれ以上の枚数を1回の釣行で釣られる方が複数人居てワタクシにはそれが信じられないんですよね。

これまでにワタクシが釣れない状況でロ氏やUROKODO氏が余裕でツ抜けしているところを実際に目の当たりにしているので、上級者との実力差があるのは分かってはいるつもりですが、それでも釣れてるポイントに行けば自分でも20枚くらい釣れるのではないかな?って思ってまして、それが今回の「V」だと考えていました。

昨日の昼間であの爆発力ということは、このエリアで調子が良いとされている朝マヅメに行けば助っ人のロ氏も居るしそれこそ20枚くらいは簡単に釣れる気がしていたんですよね。

この時は(;´д`)

それでは前置きが長くなりましたがこんな思いを胸に4時半頃のまだ薄暗い中をロ氏と手分けしてヘチ探って行きます。

ローレルプロのプロたる所以

車に飲み物を忘れたので取りに戻っているとスマホからLINE着信音が。

なんといきなりロ氏釣っとうし(;´д`)

まだ道糸が見えないくらい暗いのにですよ。

野々宮
野々宮

これ箱箱じゃろ~っ!!!

ってテンションが上がりましたね~♪

狭めのこのポイントを2つに区切り、その区切った片方のポイントを両サイドから2人で挟むように探って行きます。そして合流するまでにビヨヨンペ(※)を交えつつロ氏は3~4枚釣られていました。

※何度か披露して頂いたビヨヨンぺはTBS動画のそれと同じで感動しました!

ロ氏にヒットパターンを聞き、同じようにイガイをセットして同じように落とす、というかステイしているのにワタクシには全くアタリがありません。

ヘチ釣りの強み

イガイの繊維掛け

ここで先にチラっと書いた「ヘチ釣りの強みを生かした落とし方」について説明します。

上級者の方は適当に読み飛ばして下さいね!

目印は水平方向に仕掛けをコントロールすることに長けている反面、垂直方向、つまり沈下速度をコントロールする落とし方にはには不向きです。

ヘチ釣りはそのタックルの性質上、釣り人側で任意に餌の沈下スピードをコントロールすることが容易です。スピードをコントロールして完全に沈下を止めてしまうこともアリで、この止めることを「刻み」もしくは「ステイ」と呼んで状況によっては非常に効果的な誘いのテクニックとなります。

もちろん目印でも目印のメリットを無視してヘチ釣りと同じように仕掛けを張りながら竿で落とすことも可能ですよ。

ガン玉の大きさだけではなくイガイの付け方を団子や1枚にしたりすることでも沈下スピードや軌道を調整することも重要です。

これらのテクニックはテトラ前打ちでも同じく有効で、テトラ前打ちをやり込む過程でその効果を実感し誘い方を練習してきました。

ワタクシはヘチ釣りよりも先に前打ちをやり込んだので、ヘチ釣りは前打ちの応用みたいな感じでやってます。なので上級者から見れば色々と間違ってることがあるかもしれません(;´д`)

初心者の方には意外かもしれませんがチヌって落下するものだけではなく水中で停止しているものにもよく反応するんですよね。

まぁこれについてはこれまでに何度もこのブログで述べてきましたけど、ワタクシが初心者のころは自分が釣るまでこのことが理解できていなくて本当に遠回りしたものですから、この記事を呼んで下さる初心者の方向けにしつこいくらい何度でも書きますよ!

停止といっても実際には潮に揉まれてフワフワと水中を漂っているはずですけどね。

あとヘチ釣りは仕掛けがシンプルなので道糸を太くすることで根ズレ耐性を持たせることができます。なのでスリット等の荒いストラクチャー周りを探るのにも適しています。

目印だと根掛かり易く仕掛けを太くしづらいですから。

それに苦労して作った目印を根掛かりで失ってしまうのは環境にも精神衛生上も芳しくないですよね。

ジアイ到来!

釣りハマのローレル氏

ロ氏はワタクシの側で顎下付近で仕掛けをステイさせていたら引っ手繰って行くパターンで、ワタクシに説明しながらその通りにやってアタリを連発させています。

イガイの付け方をローテーションしながら落とすこと開始から1時間、やっとのことでワタクシにも道糸がフケる止めアタリ!

黒鯛(チヌ)

ギリ50cm無いくらいの良型でした。

よく引きましたけど銀治郎H300のパワーをもってすれば余裕でした。

撮影しているとロ氏もタモ入れをしています。

せっかくなのでTwitterではお馴染みのダブルヒットツイート♪

ここから潮が動き始めて魚の活性が上がってきたようでワタクシにもアタリが出始めます。

黒鯛(チヌ)

2枚目の40ある無しを掛けたタイミングでまたもロ氏にも同時にヒット!

どうやら明らかにジアイが到来した模様です。

黒鯛(チヌ)

 

黒鯛(チヌ)

立て続けに3、4枚目を釣りここから一気にペースを上げていきます!

黒鯛(チヌ)

今回、ラインブレイクによるバラしは減りましたがその代わりに針先が折れてバラすケースが何度かありました。

これはロ氏も先日記事で言及されていましたが、仕掛けのバランスを強くすることで全体で一番弱い針先に負荷が掛かってしまうようです。

伊勢尼では経験したことが無い現象なのでカン付きグレの特性なのかもしれません。

ロ氏は7時までに11枚釣られてワタクシに釣らせるべく側でサポートしてもらいます。

切れた仕掛けを物凄いスピードで作り直してくれたり♪

黒鯛(チヌ)

ワタクシがこの魚を掛けた真横でロ氏にもヒット!

水面に横たわる生々しいダブルヒット現場を撮影しようと梃子摺っているとロ氏の12枚目の魚がバレてしまいました(;´д`)

これでキリが良いのでロ氏は明日のためのイガイを採って先に上がられました。

明日大雨予報なのに釣りに行くんですね(;´д`)

黒鯛(チヌ)

黒鯛(チヌ)

黒鯛(チヌ)

8時前に再びプチジアイが到来してテンポ良く3枚釣り

キビレ

最後にキビレを掛けたところで時間切れとなり納竿としました。

まとめ

ヘチ釣りで釣って釣果に拘ろうと臨んだ釣行でしたが、結果8枚と凡庸な釣果に終わりました。

やはりコンスタントに枚数を多く釣る人は魚を掛けてから撮影してリリースするまでの動きに無駄が無くてスムーズですね。

ロ氏ファンの皆様、安心して下さい。ロ氏は釣果捏造してませんから(;´д`)

ロ氏からマンツーマンでヘチ釣りを教わり、ロ氏の釣りを間近に見て色々と学ぶことが出来て有意義な釣行となりました。

目印、前打ち、ヘチ。

これら3つの釣り方で釣ることでスキルアップを図る上で相乗効果が期待できます。

一つの釣り方に拘るもよし。

ただ落とし込み釣りを一生の趣味として長く楽しむなら3つの釣りをローテーションすることをオススメします♪

本日ご一緒してくださったローレルさん、朝早くからありがとうございました。

また機会があればご一緒願います♪

2019/6/29 大阪府:大阪の潮回り

  • 潮:中潮
  • 干潮(時間)  潮位(cm)
    10:45(50)/ 22:42(108)
  • 満潮(時間)潮位(cm)
    4:05(137)/ 17:22(137)

本日のタックルはこちら

  • 竿:がまチヌ へちさぐり 銀治郎H300
  • リール:黒鯛工房THEヘチリミテッド88W-BG
  • 道糸:サンライン 黒鯛ISM へちフロロ NextGen 2号
  • ハリス:道糸通し
  • 針:ささめ針 カン付グレTCフッ素コート 5~8号
  • 餌:イガイ

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