オーバーハングの聖地、徳島津田ジャンボを目印スライダー釣法で釣る!

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くさて、今年も毎年恒例の7月の海の日の連休を利用してオーバーハングの聖地、徳島津田ジャンボ(津田南波止)に遠征してきました。

オーバーハング依存症

徳島津田ジャンボ 津田南波止

例年通り今回も釣りメインの遠征ではなく家族旅行中の隙を突いての出撃となります。

金土と2回竿を出すことが出来ましたが、どちらも朝マヅメのみの短時間釣行となります。

今回で4回目となる津田ジャンボでの釣り。

去年は3日連続で出撃しましたが釣行したタイミングが悪く返り討ちに合ってしまいました。

今年の6月に大阪北港の事務所前ハングフィールドで目印スライダー釣法の釣りにハマって以来、目印で釣ることに拘って釣行を重ねてきました。

スライダー釣法といえば技量が問われるオーバーハングでこそその真価を発揮すると思っていて、大阪湾でオフィシャルなハングフィールドと言えば南港のセル石か北港の事務所前の2カ所くらいでしょうか?

小遣いがキャッシュレス支給のワタクシが利用できる渡船屋は現状、ヤザワ渡船と武庫川渡船の二択。

南港セル石に渡してもらえる夢フィッシングは現金のみでアウト。

となるとヤザワ渡船で渡堤可能な大阪北港の事務所前ハングフィールド、となるわけですが…。

残念ながら事務所前ハングフィールドは週末は混雑するので気持ちよく釣りが出来ないこと、さらに色んなシガラミが面倒くさいので釣行を控えざるを得ない状況に…。

それで最近は武庫川渡船を利用して壁フィールドのムコイチに足繁く通っていた次第です。

ムコイチは壁ですが複雑な潮流と段差が有ってこれはこれで面白く、スライダー釣法の練習にちょうど良くてハマってしまったんですね~(;’∀’)

上の段、下の段にイガイを乗せて剥がしてステイしてが病みつきになるんですよね♪

これまでの練習での腕試しとして、北港事務所前ハングフィールドと同じ鋼管タイプの津田ジャンボでの釣りをとても楽しみにしていたわけです。

徳島津田ジャンボ 津田南波止

TwitterフォロワーのY氏に干潮のタイミングでジャンボの事前調査をして頂き、4番から北寄りにイガイが付いていることが確認できました。

現地でイガイを採取しても良かったのですが、遠征する側のマナーとして事前にこちらで採取して持参することにしました。

2021年7月22日(木)中潮

徳島に向けて出発する22日の早朝に高速に乗って餌場まで向かいました。

数カ所ランガンしてイガイの新規鉱脈を発見♪

繊維でびっしり固まったウチオモリに最適な大きさのイガイが採れました♪♪

このポイントは今年は付きが悪くダメだと思っていたのですが最近新たに付き始めたようです。

やはり同じポイントでも時期を変えて調査に来ないとダメですね。

よっぽど悪い潮が入ってこない限り当分の間はイガイの心配はしなくてもよさそうです。

7時前には自宅に戻り荷物を車に積み込んで7時半過ぎに出発。

しかしこれが大誤算で阪神高速3号神戸線で渋滞が発生、西宮~京橋まで15キロ45分の表示が(;’∀’)

淡路SA下りに着くまでに2時間弱もかかってしまいました(;´Д`)

来年は遅くとも7時までには出発しようと思います。

この日は開園20周年を迎えたあすたむらんど徳島でたっぷりと遊びました。

ちなみにプラネタリウムではリクライニングシートで50分間快適に睡眠が取れるので家族持ち落とし込み師には超オススメですww

2021年7月23日(金)大潮

4時半過ぎにポイントに入ります。

事前の情報でイガイが付いている≒釣れている北寄りから探るために最北端の6番に向かいました。

この時点ではまだ薄暗く目印が視認できません。

少しでも長く釣りを楽しむべく明るくなった瞬間から落として行く魂胆です。

徳島津田ジャンボ 津田南波止

残念ながら潮は透け気味です。

満潮からの下げっぱなでヒタヒタに潮位が上がっていて当然顎は完全に潮に浸かっています。

ポイントの右前方、南東から弱めの風が吹いていますがバチャ付きが発生するほどではありません。

明るくなる直前に6番から南に向かって同時に落とし始めます。

上潮が早く目印を這わせると潮に引っ張られて際から離れてしまいます。

ハリスをしっかりと馴染ませながら1個ずつ目印を水面に置いていくと良い感じに顎下にスライドしていきます♪

30cmくらい奥まったところの鋼管にイガイが当たると着生物に引っ掛かって目印が止まるので確認可能です。

ゴルフの打ちっ放しの如く、釣れなくても単純に仕掛けを投入して狙い通り鋼管にイガイを当てるだけでも楽しいんですよね。

場所によっては下から吹き上げる潮、バリアのように外に払い出す潮、二枚潮、三枚潮と複雑な潮流が形成されていてテンションが上がります♪

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4:55、5番付近で目印の加速当たりを捉えて最初の1枚をキャッチ。

これで坊主を回避できたのでのんびりと景色を楽しみながら釣ることにします。

見えチヌもポツポツ確認できますが際から離れていてやる気が感じられません。

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5時半過ぎに魚を釣っていると南からTwitterフォロワーのY氏がやってこられました。

1年ぶりの再会でしたがTwitterで絡んでいるので久しぶりな感じはしません。

まずはド派手なQuapniのQuattro3.5Xを手に取って触って頂きつつ会話を弾ませます♪

両日ともにすれ違う同業者の目線が明らかに手元のリールに向いていたのが印象的でしたw

釣り場で目立ちたい方にはこのリールがオススメです♪♪

時間とともに地元の方やら遠征の方やら同業者がどんどん集まってこられました。

釣果が出ている4~5番付近はこの混雑具合(;’∀’)

当然皆さんこの周辺が良いことをご存じのようですね。

これだけの人的プレッシャーにも関わらず、顎下にきっちりと貝を入れれば当たりが出たので状況が良かったのだと思います。

この日特に当たりが多かったのが3.5~4.2付近でした。

ひたすらこの近辺を行ったり来たりしながら8時過ぎに納竿としました。

結局ジアイらしいジアイは無かったですね。

2021年7月24日(土)大潮

翌24日、この日も4時半過ぎにポイントに入ります。

前日良かった4番周辺を釣るべく一目散に4番に向かいました。

この日は南東の風がやや強く際にバチャ付きもあります。

濁りは無いですけどね(;’∀’)

まだ目印が見えないタイミングでヘチ釣りの要領で仕掛けを張りながらハリス分を沈めてステイしているとヒット!

もしかして今日は箱箱か!?と期待に胸を膨らませましたがそんなことはなく(;’∀’)

5:20の満潮潮止まり以降アタリが遠のきました。

徳島津田ジャンボ 津田南波止

この日は前日に比べて同業者を含む他の釣り人が少なく空いていました。

6時過ぎから再びアタリ始めて掛けるも針外れバラシが多発。

前日、前々日と叩かれ過ぎてプレッシャーの影響で魚の食いが浅くなっていたのかもしれません。

ちなみにジャンボでの自己流なんちゃってスライダー釣法ですがこんな感じで落としてました。

両日ともに上潮が海に向かって右から左(南から北)に流れていたので、逆手に構えて目印を潮上に置いて行きます。

目印の動きを見て少しでも際から離れるようであればすぐに仕掛けを回収して投入し直します。

基本、目印は水面にあまり這わせずに1個ずつ置いていくいわゆるピンピン釣りスタイルです。

海に向かって左から日光が差し込んでいたのでこの方が目印の視認性が高く微妙な速度変化アタリも捉えることが出来たかなと思います。

ワタクシは激流や複雑な潮流で落とす場合はほとんどピンピン釣りスタイルで対応するのですが、同業者の目印の落とし方を見ていると様々で興味深かったです。

野々宮

この日もご一緒させて頂いたY氏とワイワイ話しつつのんびりと門限の時刻ギリギリまで釣って納竿としました。

前日と同じく釣果のほとんどが4番周辺でした。

まとめ

徳島津田ジャンボ 津田南波止

ジャンボの日の出。

今年の津田ジャンボ遠征は天候にも恵まれ、快適に釣りを楽しむことが出来ました。

今シーズンの梅雨爆は今回の遠征のためと言っても過言ではないくらいに目印の練習を積み、その結果満足のいく落とし方でそれなりに釣果を得ることが出来ました。

やはりオーバーハングでする目印は釣った時の達成感が大きいですね。

ちなみにジャンボには内向きにドルフィン(係船杭)、北面に壁、南面にテトラもあるのですが、今回は外向きのオーバーハング一択(しかも3~5番のみw)で釣りましたから♪

欲を言えばもう少し枚数を釣りたかったところですがそれを言うのは野暮ですね。

言葉では上手く表現できませんが数釣りを超えた魅力が津田ジャンボにはあると思うのです。

関西からは高速道路を使って2時間ちょっとで行ける距離間も遠征気分を演出してくれて良い感じです。

いつか釣行メインで遠征して1日釣りをしてみたいものですね♪

 

現地でお会いした皆様、ありがとうございました。

また来年もお会いした際にはよろしくお願いします!

 

徳島津田ジャンボ 津田南波止

7/23

徳島津田ジャンボ 津田南波止

7/24

本日のタックルはこちら

タックル

  • 竿:シマノ リンユウサイ落とし込みスペシャルZ HF36-42 UROKODOカスタム
  • リール:QUAPNI QUATTRO3.5X 銹褐金 雙把 HAD-3.5X-GD
  • 道糸:フジノライン ターボIIちぬオイルイン 2.0号
  • 目印:ナイロン1.5号 2.0m 25cmピッチ
  • ハリス:東レ トヨフロン スーパーLハード 1.2号
  • 針:がまかつ 伊勢尼5~7号
  • 餌:イガイ

ランディングツール

  • タモの柄:プロマリン(PRO MARINE) CB 湾岸スティック 600
  • タモジョイント:タナハシ フリックジョイントプロフェッショナル ブラック FJ-125L
  • タモホルダー:プロックス(PROX) タモホルダーV3アジャスタブルカーボン CB-K(カーボンブラック)
  • 玉枠:64チタン ワンピース玉枠 30cm
  • ランヤード:COREMAN(コアマン) こだわりランヤード ロング ブラック

装備品

  • 偏光グラス:TALEXオーバーグラス EM6-D0301 イーズグリーン
  • 落とし込みベルト:LINHA(リーニア) HEAVY RODBELTS CL-06 BLACK(ブラック)
  • エサ箱:木製オリジナル
  • フィッシュグリップ:quapni 輕量化碳纖魚夾 FCP-1300
  • プライヤー:トップ工業(TOP) ステンレスラジオペンチ SRA-150B
  • プライヤー:ダイワ(Daiwa) 快適ガン玉はずし2
  • ガン玉ケース:第一精工 マルチパーツケース MCケース #75R 
  • ラインカッター:釣武者 ちょいデカ ラインカッター
  • メジャー(大):椿研究所 メモリアップ
  • メジャー(小):パズデザイン フィッシングメジャー PAC-217 ピンク 1.5m
  • ドリンクボトル:nalgene(ナルゲン) カラーボトル 広口0.5L トライタンボトル ブルー 91315
  • グローブ:OUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ) アクティブアイス クロマサングローブ 19844042 チタニウム M
  • シューズ:日進ゴム ハイパーV #003 先芯無し グレー 25.5cm
  • ライフジャケット:mont-bell(モンベル) アングラー #1127569 BLACK
  • エチケット:第一精工 切れ端×糸クズワインダー ブラック 33304

おまけ

QUAPNI NAZCA 前打輪 單把 NAC-85T-SG

翌25日の日曜日、午後からちょこっと時間が出来たので久しぶりに近所のディープテトラに出撃!

テトラ前打ち最高!

強めの南西が直撃していてバッチャバチャ&強烈な濁り!

仕掛けを投入するや上層でアタリまくりのバラシまくり(;’∀’)

1時間ほど釣って満足しました♪

QUATTRO3.5X-筏輪-牛車輪-銹褐金-雙把-HAD-3.5X-GD

繊細な目印の釣りも良いですが豪快なテトラの釣りも楽しいですね♪

目印は今回の津田ジャンボでやり切った感があるので、来週からは目印との二刀流を維持しつつテトラ前打ちに軸足を置いて頑張って行こうと思いますw

 

2021年累計釣果:233枚

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