さて、先日購入したダイワの軽量繊細ヘチ竿、メタヘチ(メタフェチ?)ことメタルチューンヘチF-300Mの穂先を元竿に収納する方法が少し分かりにくかったので記事としてご紹介します。
一般的な穂先の収納方法
通常、ヘチ竿の穂先は尻栓の穴に挿しこんで、元竿に収納する方法が一般的ですよね。
こんな感じ。
ところが、今回購入したF-300Mの尻栓を外してみると
穂先を差し込む穴が開いていませんでした。
端に小さい水抜き?空気抜き?の穴が開いていますが
穂先の径よりも小さいので差し込むことが出来ません。
F-300Mの穂先の収納方法
そこで取扱説明書を見てみると、「ガイド付並継磯竿」という汎用のものとスーパーメタルトップについての注意書きしか入っていないので分かりません。
こんな疑問が生じたときはTwitterで聞いてみるのが一番!
というわけで、ちょうどタイムライン上でメタヘチの入魂ツイートをされていたワタクシ憧れの凄腕落とし込み師、河内のマスター@黒鯛師氏に質問してみると、釣りに忙しいマスターに代わってフォロワーの蚊蛾っち氏とふさ氏が優しく教えて下さりました。
2番の尻栓抜いたら内側に穴空いてるのでそこに刺します。この前マ氏に教えて頂くまで間違えて3番の尻栓に刺してました^^;
— 蚊蛾っち@三間半SNIPER見習い (@Bangpra247HK) March 25, 2017
どうやら2番の尻栓に収納するとのこと。
そこで2番の尻部を見てみると
栓は付いていません。
3番の上栓の間違いかな?と思いながら外してみると
穂先の径と同じくらいの穴が開いていました。
なるほど。
上栓に穂先を差し込んで上から収納するのかと納得していると
それ先っぽの栓ちゃうの?
— 魚屋ふさ@釣り行きたい (@fusa_sakanaya) March 25, 2017
いや、2番には尻栓ついて無いんですけど(;´д`)
あ、言い間違えますた^^; 3番の尻栓は外してからズーム縮めると内蓋見たいなゴムが押し出されるのでそこに刺します。
— 蚊蛾っち@三間半SNIPER見習い (@Bangpra247HK) March 25, 2017
元竿の尻栓外してエイヤッとズームを縮めると出てきはりまっしゃろ?
— 魚屋ふさ@釣り行きたい (@fusa_sakanaya) March 25, 2017
どうやら3番の尻栓の間違いだった模様。
そこで4番の竿尻から中を覗いてみると
確かに3番の尻栓が見えます。
そこでアドバイス通りにズームを縮めてみると
4番から露出しました。
栓を取り外すと穴が2つ開いています。
片方の穴に穂先を差し込んで
3番に収納。
4番の尻栓をして
竿袋に入れて
無事に収納することができました。
ズーム部の固定力は大丈夫?
先の方法で穂先を収納すると、3番を竿尻側に押し込む際に穂先側の竿径が太くなっている部分を通り越えて押し込まれます。
これだと使い込んでいくうちにズームを縮めたときの固定力が弱くなってきそうな気がするのですがいかがでしょう。
これでもええような気がしてきた pic.twitter.com/zaupWRx6r5
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) March 25, 2017
メタルチューンヘチ使いとして有名な湾岸SNIPER氏も2番の上栓に収納されているようなので、ワタクシもこちらの方法で試してみようと思います。
まとめ
以上、簡単なようで意外と難しいメタヘチの穂先の収納方法についてご紹介しました。この記事がワタクシと同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
※2017/03/26追記
中京の凄腕落とし込み師、Z氏よりメーカーHPに穂先の収納について説明が記載されているとの情報を頂きました。
元竿のマルチを縮めてから、下栓を外し、下栓の底の穴に#1の元部を差し込んでから元竿内部に収納し、下栓を締めて下さい。なお、#2は収納しない仕様です。今回のブラックジャックスナイパー メタルチューンヘチシリーズは、波止の高低差などに対応できるようにマルチ機構を搭載しております。そのためこのような構造になっております。
参照元: ブラックジャックスナイパー メタルチューンヘチ – Web site
なるほど。分かりにくいですね。
いきなり「元竿のマルチを縮めてから、下栓を外し」って初心者の方はこの説明で理解できるのでしょうか?
この説明が分かりにくいのは、一見3本継に見えるこの竿、マルチ機構(マルチレングス並継変則4本継ぎ設計)の搭載により、実は4本継になっているところがポイントなんですよね。
つまり、この竿には下栓が2箇所使用されていて、一方の下栓はマルチを縮めなければ見えない所に付いているから分かりづらいのです。さらに3番には上栓も付くんですよね。。。
「元栓のマルチ」を縮めてから外す「下栓」がどちらの下栓か説明が無いので、目に見える4番の下栓と勘違いしてしまいますよね。普通は。
えっ、もしかしてワタクシが知らんだけで3番にも下栓が付くことって普通なん?(;´Д`)
でもこの文章が指す「下栓」は見えない場所に付く3番の下栓なのですから。
だいたい「マルチを縮める」という日本語も謎ですよね。意味わからん。
こちらの説明は商品ページの「この商品に関するよくあるご質問」に掲載されていたのですが、メーカーもよくある質問だと認識しているのなら銀治郎のようにパッケージに記載するとか1枚物の簡単な図解入り説明書を入れるとか、もっと幅広いユーザー向けに一目で分かる工夫をして貰えたら親切だと思うのですがねぇ。
あ、もしかしてこの竿はワタクシのような読解力の無い初心者はターゲットになっていなかったのカモ(;´д`)
愛用者急増中!?今年のヘチ竿はダイワのメタルチューンヘチF-300Mに決まり!
長期欠品中でしたが最近在庫が入荷したようです。興味のある方は是非ともこの機会にチェックしてみて下さいね!