先週末の土日、釣りは休みにして家族で和歌山県の奥熊野に行ってきました。
そこで川遊びをする機会があり、かねてより試してみたいと思っていた、ワタクシが釣り用に愛用しているモンベルのPFD「アングラー」を着用して実際に水に浮かんでみるテストを行ってきました。
家族連れの川遊びに最適!和歌山本宮町「川湯温泉」
今回川遊びをしたのは和歌山県田辺市本宮町にある、川湯温泉(かわゆおんせん)というところです。有名な熊野大社から車で10分程度の場所にあります。
ちなみに、西宮からは高速道路を使って車で向い、休憩を挟みながら4時間弱かかりました。紀伊半島山間部の最奥に位置しており、まさに秘境と呼ぶにふさわしい場所です。
ちなみに「川湯温泉」の川とは、熊野川の支流の大塔川のことです。
全国でも珍しい、自分だけのオリジナル露天風呂を満喫!
川底から絶えず湧き出す70度以上の源泉に、熊野川の支流大塔川が混ざり合い、程良い温泉が出来上がります。
参照元:川湯温泉|熊野本宮観光協会
その名の通り、川原をスコップなどで掘ると温泉が湧き出てくるので、自分だけの露天風呂を楽しむことができます。
湧き出る温泉は70度とかなり高温なので、川の冷たい水と混ぜて温度調節をする必要があるのですが、この作業が非日常的でとても面白いです。当日はみなさん、思い思いの場所に穴を掘ってくつろがれていました。
さらに、川の水質がとても綺麗で川遊びには最適です。水中メガネを掛けて水の中を見てみると、川魚がたくさん泳いでいるのが確認できました。
基本的に浅く、深い所でも2mほどなので小さなお子様を遊ばせるのにも安心です。
トイレは川沿いにあるペンション「あしたの森」さんで無料開放されていました。
車は川の下流側、約200mほど離れたところにある無料駐車場に停めました。50台駐車可能とのことです。
温泉も無料なので、こちらで川遊びをするにあたって特にお金は必要としないのも嬉しいポイントですね。
モンベルのPFD「アングラー」を着用して川に浮かんでみた
それでは早速浮かんでみました。
身長175cm体重68kgのワタクシですが、この通り、しっかりと水に浮かんでおります。
こんな感じで水面に横たわる様に仰向けに浮かぶのは、首と腹筋に負担が掛って実は結構たいへんでした。
水深のあるところで立ち泳ぎの体勢になると、ライフジャケットの背中のパッドを枕にして浮かぶことができるので楽ちんです。
この日は、上流側の流れのあるところから下流に向かって流される、という行為を何度も繰り返しました。水の流れに身を任せて綺麗な景色を眺めていると日常のストレスがスーッと消えていくようでした。
川の対岸に岩場があり、ちびっこ達が水に飛び込んで遊んでいたので、ワタクシも釣り場で高い所から落ちた想定で何度か飛び込んでみました。
一度大きく水に沈みますが、その後ライフジャケットの浮力で胸側を上にして浮かびあがります。
このライフジャケットには股紐は有りませんが、肩と脇腹のストラップをしっかり締めておけば体からベストだけが抜けることはありませんでした。
これなら釣行中に落水しても安心ですね。
川遊びにあると便利なグッズ
ライフジャケットの他に、川遊びの際にあると便利なグッズをご紹介します。
ラッシュガード
日焼け防止と岩場での怪我から身を守るためにラッシュガードを着用しました。
この日は、川原に温泉があったので、体が冷えてもすぐに温まることができましたが、ラッシュガードを着用することで、体温低下の防止にも若干ながら効果があります。
つま先をガードするサンダル
川の底は石でゴツゴツとしているので、裸足でいるのは危険です。
靴底の薄いビーチサンダルのようなものでは、木の枝などが突き刺さって足の裏を怪我してしまう恐れがあります。
ワタクシが愛用しているKEENのニューポートH2なら、靴底の材質も硬く、つま先もガードされていて安心です。しっかりと足をホールドするので川の中で脱げてしまう心配もありません。
この日も大活躍でした。
まとめ
今回の川遊びを通して、モンベル「アングラー」の安心感を身を以て実感することができました。一度実際に水に浮いておくと、釣行時に落水しても慌てずに対処できそうです。
釣り用にライフジャケットを検討されている方の参考になれば幸いです。
参考記事
