2015年の西宮落とし込み黒鯛を振り返る6【武庫川一文字】

武庫川一文字の朝焼け
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通勤電車の中で、スマホからブログの下書きをしているのですが、あっという間に時間が過ぎていてびっくりします。

それでは続きです。

初めての武庫川一文字はとにかく広かった。

それまで、地元での釣りに拘り続けてきたワタクシでしたが、8/29の初アマピー釣行以降、他の釣り場、特に沖堤防が気になって仕方がありませんでした。

西宮湾奥では既にイガイは壊滅しておりましたが、沖堤防に行けばイガイがまだ採取可能であることも気になる要因の一つでした。

イガイが採れる=イガイスライダーが出来る=爆釣

という、この夏の成功体験が脳裏から離れなかったので当然ですよね。

ネットで情報を探ってみたところ、通称ムコイチこと武庫川一文字が釣れているようだったので、9/12の土曜日、釣り仲間の河内の黒鯛士氏(以下KK氏)と一緒に武庫川渡船の朝一便でムコイチの2番に渡ってきました。

事前の情報通り、イガイを簡単に採取することが出来ました。(餌掻きしたのはKK氏ですがw)

このとき、場所によってはイガイは夏以降も付いているということを学びました。それまでは、地元の海のことしか知らなかったので、8月には落ちてしまうものとばかり思っておりましたから。

ひたすらイガイスライダー、でもアタリ無し。

この日、イガイが採れなかった時のために、武庫川渡船さんでカニを20匹(1匹30円)を購入し、家からはフジツボも持参しました。結局、イガイが採れたのでカニは全く使わずに海に帰してあげることになったのですが。

まずは2番から、赤灯台方面に向かって外側の高い方からイガイで落とし始めます。もちろんイガイスライダーです。

まず落としはじめて戸惑ったのが5~6mはあろう足場の高さでした。いつもは海面まで1~2mの低いところで釣りをしていたので、目印の動きが見えづらくて困りました。

そのため、繊細なアタリを捕らえることが出来ず、貝グシャ&素針ばかりで、満潮からの下げっぱな+朝マヅメの貴重な時合いを逃してしまいます。

最初は張り切って端から端まで往復してみようと意気込んでおりましたが、それは少しして諦めます。

ムコイチからの景色

とにかく広すぎっ!

なので、すぐに心が折れてしまいました。

これで、魚が釣れたらテンションも上がるってなもんでしたが、午前中は全然釣れません。風もほとんど吹かず、内外ともにベタ凪でかなり厳しい状況でした。

ムコイチ初フィッシュはやはり黄色いアイツ

時刻は11時過ぎ、気が付くと坊主のまま5番付近まで進んできておりました。そこで、有名人を目撃します。

さすが超メジャーポイントのムコイチ、普通に何かのフィールドテストをされておりました。

一緒に釣りをされていた児嶋氏に仕掛けや狙いどころなどを尋ねると、とても気さくに教えて頂けました。

聞けば小さめのフジツボにガン玉G4、2ヒロくらいで当たってくるとのこと。そこで、ワタクシもイガイからフジツボに替えて落としてみます。

すると、

やっぱり君でしたか。

とにかく、1匹を釣ることが出来たので安心しました。

ですが、その後が続きません。先ほどのキビレは偶然だったようです。

武庫川一文字に係留中の船

魚は釣れなくても、こんな写真を撮ったりしながらのんびり釣りをしていると、充分楽しめました。この感覚は野外フェスでの開放感と似たような感覚だったのだと思います。

 

キーワードは非日常の世界ってところでしょうか。

 

その後、6番まで進んでUターン、5番まで戻って船で2番まで一気にワープします。こんな豪快な釣りが出来るのも沖堤防の魅力なのでしょうね。

武庫川渡船

 

あかん、タモが届かへん!

昼休憩後、今度は1番の白灯台方面を攻めます。

実はこの日、間違っていつもの5mのタモを持ってきてしまいました。6mのタモを準備していたにもかかわらずやってしまいました。

先に釣ったキビレを掬ったときもギリギリだったし、ちょうど大潮干潮からの上げっぱなのタイミングだったので外側は諦めざるを得ません。そこで内側を落としていくのですが、これまた全然アタリません。

ムコイチの白灯台

バクバクタイム到来!しかし時間が足りない!

1番の白灯台まで行って2番まで戻る頃に、いい感じの南西風が吹き始め、外側の海面はバチャバチャし始めます。潮位も上がってきていたので、今度は外側を1番方面に攻めます。

途中、軟調竿で斉藤楽釣会と書かれたベストを着られた方に遭遇します。

この方が、14時頃から外側で何度も竿を曲げられておりました。ワタクシが見かけただけで7~8回は釣られていたので、実際はもっと多く釣られていたと思います。

落とし方を尋ねるも、イガイで普通に落としているだけで、スライダー釣法ではないとのこと。釣り方を盗んでやろうと、斉藤楽釣会さんの釣り方をまじまじと見つめます。竿を岸壁に擦り付けるようにして落としているようでしたがよく分かりません。

時刻は15:30頃、ワタクシにもアタリが出始めます。そして、

この魚は嬉しかったです。このまま魚が釣れずに終わってしまうのではと思っていたので格別でした。

どうやら、時合いの到来のようで、斉藤楽釣会さんをはじめ周りでも竿が曲がり始めます。

 

目印落とし込み超楽しい。

 

黒鯛(チヌ)

黒鯛(チヌ)

その後、ワタクシはもう1枚魚を追加してこの日の釣りを終えました。

17時便で帰る予定でしたので、17時前には片づけをして2番の船着場で船を待っていたのですが、なかなか船は来ません。どうやら6番から順番に回ってくるようでした。

船を待ってる間、1番方面を見ていると、残って釣りをされていたKK氏が入れ食いのようで何度も何度も竿を曲げておられました。

その後、船が来たのは17:20分ごろだったので、もう少し粘っていればワタクシもバクバクタイムに参戦できていましたね。

まとめ

結果、魚はあまり釣れませんでしたが、プロや上手い人の釣りを間近で見ることができたことで色々と新しい発見があり、大きく視野が拡がった釣行となりました。

この日をきっかけに、さらにこの落とし込み釣りの魅力に嵌って行くのでした。

ちなみに、翌日もムコイチに釣行されたKK氏は、同じく夕方のバクバクタイムで入れ食いだったとのことです。2日連続のムコイチなんてタフすぎですわ。

2015/9/12 兵庫県:尼崎の潮回りの潮回り

  • 潮:大潮
  • 干潮(時間)  潮位(cm)
    0:04(96) / 12:25(54)
  • 満潮(時間)潮位(cm)
    5:58(152) / 18:37(161)

この時の使用タックルはこちら

  • 竿:ダイワ BJスナイパーT-超硬42UM
  • リール:シマノ 鱗夕彩エスプラティ67
  • 道糸:サンライン 落とし込み黒鯛 マークウィン 2号
  • ハリス:東レ トヨフロン Lハード 1.7号
  • 針:がまかつ 伊勢尼6~10号
  • 餌:イガイ、フジツボ
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