失敗しない!初めての黒鯛(チヌ)落とし込み竿の選び方

t-40um seamatic68
この記事の所要時間: 920

さて、今回は落とし込み釣りを始めるに当たって落とし込み竿の選び方について書いてみます。

前回の記事で、落とし込み釣りには「目印」「ヘチ釣り」「前打ち」の大きく3つのタイプがあると書きました。どの釣り方を選択するかで適した竿が異なってきますので、タックルを揃えて行くにあたって、まず最初に自分がしたい釣り方を明確にしておいて下さいね。

落とし込み専用竿とは

BLACK STALKERのマングース氏

まず落とし込み釣りに必要不可欠なのが3つのタイプの釣り方に応じた専用の竿です。

とりあえず試しにやってみたい、という場合は手持ちの竿で代用してみるのも良いかもしれません。ワタクシの地元では磯竿で目印、シーバスやメバル用のルアーロッドでヘチ釣りをされて釣果をあげられている方もいらっしゃるので、やってやれないことは無いと思います。

当ブログの読者の方なら、ある程度真剣に落とし込み釣りをやってみようと思っている方が多いと思うので、そういった場合は最初から専用の竿を購入されたほうが、この釣りをストレスなく楽しむことができると思います。

この釣りは際を探る釣りで、タイトに攻めようとするとどうしても壁にぶつけたり擦ったりするので他の釣りに比べて竿を傷付けやすい釣りだといえます。

したがって、慣れないうちから高い竿を買ってしまうと、すぐに傷つけてしまってショックを受けると思うので、最初は中古や安い竿を購入して慣れてからステップアップしていくと良いのではないでしょうか。

以下に3つのタイプごとに竿を選ぶポイントについて紹介します。

目印

DAIWA ダイワ ブラックジャックスナイパー 落し込み T-40UM

長さ

大阪湾では長さ3.5~4.0m前後の竿が使いやすいとされていて、ワタクシが現在メインで使用している竿もダイワのT-40UMという3.5⇔4.0mの長さが可変式のものです。たしかに取り回しもよくて使いやすいです。

竿の長さは足場の高さに応じて決めるのがセオリーのようですが、目印用の落とし込み竿においてはもう1点考慮する必要があります。

それが、使用する目印の長さです。

DAIWA ダイワ BJスナイパーT-40UM Uガイド

Uガイドの落とし込み竿の穂先はこのようにとても細くなっていて、ガイドも糸の太さプラスアルファくらいの径しかありません。これによって糸ふけが少なくアタリが取りやすくなるのですが、径の小ささが故、目印部分を巻き込むことができません。

したがって、目印+ハリス分の長さの仕掛けは常にトップガイドから出した状態で釣りをすることになります。

この釣りは落とし歩いて行く釣りなので、目印+ハリスの長さが竿より長いと移動の際に煩わしいのは勿論のこと、魚を掛けてから取込む際に目印より先の部分を巻き込むことが出来ないので、タモ入れしづらいという状況に陥ります。

最初は不慣れなので、他の釣りのクセで勢いよくリールを巻いてしまい目印を巻き込んで穂先を折ってしまう、なんてこともよく聞く話なので注意が必要です。

あまり竿が短すぎると目印を長くすることが出来ないし、長すぎると目印を捌く際に取り回しづらい。それらを考慮すると、3.5~4.0m前後の竿が使いやすい、ということになるのでしょうか。

調子・硬さについて

これは好みで選ばれると良いかと思います。

細い仕掛けを使って釣り味を楽しみたい方は柔らかい胴調子タイプを、太めの仕掛けを使って竿のパワーで主導権を握って強引に浮かせる釣りをしたい方は硬い先調子タイプを選ばれると良いかと思います。

ワタクシはシャキとした硬い竿が好きなので選ぶときはいつも硬い竿ばかり見てしまいます。関西では軟調竿というとても柔らかい竿に極細仕掛けという独特のタックルで釣りをされている方もおられ、それぞれ様々な楽しみ方をされているようです。

ガイド

Uガイドが基本となります。テレガイドの竿もありますが種類は少ないようです。

Uガイドはその小さな見た目の通り、糸の出が悪く、糸を出そうと思うと手で引っ張って出すことになります。

「目印」落とし込みの釣り方は、基本的に必要な長さだけ先に出しておいて、竿を立てた状態で水面にエサを投入し、エサの落下に合わせて穂先を徐々に下げながら探って行きます。目印を沈めきったところで1回のストロークは終わりで、竿を立てて仕掛けを回収して次の投入点に移動して再度落として行きます。

エサやガン玉の重みで道糸をスルスルと出しながら落として行く釣り方は、後述する「ヘチ釣り」と呼ばれる釣り方になります。

初心者の方はこの違いが分からないと思うので混乱の原因になるかと思います。しっかり押さえておいて下さい。

DAIWA ダイワ BJスナイパーT-40UM Uガイド

あと、ワタクシの失敗談なのですが、最初の釣行でUガイドに道糸を通したまま竿を縮めようとしてUガイドを折ってしまいました。縮めた時に全てのガイドが竿の外に出るテレガイド竿とは勝手が異なるので注意して下さいね。

ズーム機能は必要?

ワタクシはシーバス釣りからこの釣りに転向してきたのですが、最初に落とし込み竿を持った時に驚いたのが竿の長さを調節できる「ズーム機能」でした。

潮位の差によって伸ばしたり縮めたりして使い分けるのに便利とのことですが、ワタクシは面倒なので、今でもほとんど伸ばした状態の4mのままで使用しております。満潮時には長いかな?と思うこともありますが、それも慣れの問題で解決します。

上級者の方はズーム機能を使いこなしているのでしょうが、ワタクシのレベルですとオマケ程度の存在でしかなく、「ズーム機能が付いている安心感」のためにあるような状態です。

初心者の方は、とくにこの機能に拘る必要はないように思います。

入門者にオススメのコスパ最強の目印竿はコレ!

ワタクシが今注目している竿がこちら。プロマリンCB 海将落とし込み黒鯛 360です。

ワタクシのTwitter仲間の方たちも多数愛用されていて、皆さんこの竿で何枚もの黒鯛を釣り上げられておられます。

価格も安くとてもコストパフォーマンスの高い竿で最初の1本として入門者の方にオススメです。

先日Twitter仲間の朱雀氏が素晴らしい動画をツイートされておりました!

この竿について興味のある方は朱雀氏やko_zo氏に質問してみて下さいね。

ヘチ釣り

がまチヌ へちさぐり銀治郎 H300

長さ

通常2.4~3.0mくらいの竿がよく使用されているようです。

ワタクシの現在メインとして愛用する竿、がまチヌ へちさぐり銀治郎 H300は3mのものを選びました。

目印竿と同じく釣り場の高さに応じて長さを選ぶのがセオリーのようですが、ワタクシはこれまで武庫川一文字や関電の外海側等の高いポイントから、北港サンバシのような水面まで低いポイントで使用しまてきましたが、すべて3mの竿で使いにくいと感じることはありませんでした。

大は小を兼ねるの考えで3mを選びましたが、今となってはこれで良かったのかなと思います。入門者の方は迷ったら3mを選んでおいて、使い込んでいくうちに自分の好みに応じて買い足して行けばよろしいのではないでしょうか。

調子・硬さについて

こちらも目印竿と同じく好みで選ばれると良いかと思います。

へちさぐり銀治郎H300

ワタクシの愛用するへちさぐり銀治郎でHタイプを購入したのは、もともと硬い竿が好きだったこともありますが、北港スリットで使用することが前提でした。スリットに潜ろうとする良型黒鯛を竿の力で強引にねじ伏せたかったからです。

ところが、同じ銀治郎使いのツイッター仲間ローレル氏はMH300を使用してスリットで良型のコブ鯛を釣られているので、釣り味を楽しむならMHタイプでも良かったのかもしれません。

ガイド

がまチヌ へちさぐり銀治郎 H300の箱

ヘチ竿はこのようなとても小さなガイドが沢山ついていて、価格帯に応じてPEラインに対応したSICガイドが使用されております。

ナイロンラインをメインに使用するのであればSICガイドは必要ないですし、使用する道糸と予算に合わせて選ばれると良いかと思います。

道糸の放出性が悪い竿に注意!

宇崎日新 ロッド プロステージ 攻堤ヘチ 270

ヘチ釣りは、エサとガン玉の重みで回転性能の良いリールを回転させ、道糸を出して仕掛けを落として行きます。竿によっては、海水で濡れた道糸が竿に張り付いて道糸が放出できなくなり、思うように仕掛けをコントロール出来ない状態になってしまいます。

過去に購入したのがこちらの竿、攻堤ヘチ270。

安さに釣られてAmazonで購入したのですが、道糸の張り付きが酷くちょっと使用してすぐに手放してしまいました。どうやらガイドの高さが低く、道糸と竿の間が狭いことが原因だったようです。

黒鯛のヘチ釣りとして使用するにはこの竿は向いていないようなのでご注意ください。

入門者にオススメのヘチ竿はコレ!

本気でヘチ釣りするならへちさぐり銀治郎 H300買っとけ、捗るぞ
さて、今回はワタクシが現在メインで使用しているヘチ竿、がまチヌ へちさぐり銀治郎 H300についてご紹介します。 昨日の釣行で、この竿で5...

ハイエンドモデルのこちらになります。

ヘチ竿は道糸の放出性が命。安価な竿だとリールの回転性能がいくら良くても竿によって道糸の放出が阻害されてしまいます。現状、入門者向けに道糸の放出性に優れた自信を持ってお勧めできる安価な竿がありません。

へちさぐり銀治郎はさすがに高価過ぎるので、とりあえず試しにやってみるなら、アジングやメバリング用のルアーロッドで代用してみるのも良いかもしれません。実際、ワタクシの地元ではメバリングロッドにタイコリールを付けて釣果を上げている方もおられます。

前打ち

BJコマンダーT超硬53(メタルチューンカスタム)

長さ

大阪湾のテトラポットでの釣りを前提とすると5m前後の長さが使いやすそうです。ワタクシの愛用するBLAKC STALKERのマングース氏(以下マ氏)に頂いたBJコマンダーT-53UMは4.3⇔5.3mのズーム式です。テトラの際を探る時、長さを活かして黒鯛に気配を悟られないように離れた場所からアプローチするためには、5m以上の長さが必要になってくると思います。

尼崎某所

根魚の穴釣りのようにテトラポットの隙間に仕掛けを投入して釣るのがメインの使用法なら、落とし込み用の4.0~4.5mくらいの長さのものでも対応できます。

こちらの画像では4.2mの竿で際穴を探っています。

飛竜クロダイ

ワタクシが最初に購入した竿はヤフオクで入手した6.3mのものでした。大は小を兼ねるの考えで購入したのですが、持ち重りがひどく釣りになりませんでした。また、ワタクシがよく釣りをするポイントのテトラの大きさに対しても6.3mの長さは必要ありませんでした。

安い値段に釣られて衝動買いしてしまいましたが、今ではお蔵入りになってしまいました。

長くなる=重くなるので、釣りをしようと思っているポイントのテトラポットの大きさを考慮して検討されるとよろしいかと思います。大阪湾ですと5.3mでほぼ事足りるはずです。

調子・硬さについて

テトラに潜られないように強引なやり取りが求められるので、パワーのある硬調タイプが良いと思います。上級者の方は軟調の細仕掛けでも釣られるのでしょうが、初心者の方には難しいと思います。

ガイド

BJコマンダー

ワタクシの竿はマ氏によって穂先以外のガイドが全てテレガイドに交換されております。テレガイドだと、竿をすべて伸ばさずに仕掛けを準備することができて使いやすく、また、頻繁に道糸を出し入れするテトラの際穴釣りにおいて、道糸の放出性が良いというメリットがあります。

しかし、市販されているものは目印竿と同じUガイドのものが大半なので、テレガイドの竿が欲しいと思っても選択肢は非常に狭まくなってしまいます。

ズーム機能は必要?

前打ち用の竿についてはズーム機能があった方が便利です。

テトラの際を狙う際は短くできた方が操作しやすいということもありますが、エサの付け替えの際に竿が短くなると作業が捗るという点が大きいです。

野々宮が次に狙う前打ち竿はコレ!

マ氏曰く、トーナメント前打ち以来の名竿とのことです。ただいまこの竿の購入資金をせっせと貯めているところです。

まとめ

以上、長くなりましたが竿選びの際の参考になれば幸いです。

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