さて、今日は釣りハマ!のローレル氏(以下ロ氏)と一緒に、今シーズン初となるアマピーこと尼崎フェニックスに出撃、始発から最終便まで1日ガッツリとヘチ探ってきました!
それではどうぞ♪
久保渡船
5時便に乗り込むべく4時過ぎに自宅を出発。
尼宝線を南下して久保渡船さんの店舗に4:20頃到着。すでに店舗の前に4台の車が駐車していました。
店舗外に設置されたテーブルの上で利用者名簿に必要事項を記入し店内で受付を行います。
店内では透明ビニールシートが設置されていて、しっかりと新型コロナウィルスの飛沫感染対策が施されていました。
渡船代2400円を支払い船着き場に向かいます。
1日遊べていい年したオサーンをこんなにも熱くさせてくれるアマピーってコスパ最高の遊びですよね♪
4時半過ぎに駐車場に着くとロ氏は既に到着されていました。今日はロ氏の釣り友のD氏もご一緒です。
武庫川渡船休業の影響でしょうか、とても混雑しています。皆さんきちんとマスクをして感染予防対策済です。
多くがルアーマンで青物が熱いムコイチに向かうようです。
時間通り5時に出船、船内で談笑しているとあっという間にアマピーのスリットに到着しました。
尼崎フェニックス
午前の部
アマピーで降りたのはざっくり20名ほどでしょうか。うち同業者は我々を含め10名ほどとそこまで多くもなくちょうど良い具合。
仕掛けを準備しているとスリット南西の角でロ氏がいきなり魚を掛けてます!しかも良型!
どよめく周囲の他魚種師たち(;´Д`)
そらどよめきますよね♪

ののちゃん、今日はバコベコやで♪
今日は前日の雨で良い感じに朝靄がかかっていて濁っています。
雰囲気は最高です♪
ワタクシもヘチタックルを準備して空いているスリット南面の川筋側まで一気に移動して柱前に落とすとすぐさまグンパ!
どうやら朝マヅメのジアイが到来しているようです!
すかさずイガイを付け直して仕掛けを投入すると1ヒロくらいで穂先を引き込むアタリでヒット!
大き過ぎてタモ網からはみ出しまくり(;´Д`)
このノッペリとした顔!
コレは行ったんとちゃいますか~
測ってみると圧巻の52cm!文句なしの年無し黒鯛でした!
ついに今年初の年無しサイズを釣ることが出来ました!
やはりアマピーのチヌは大きいですね~(;´∀`)
正直今年はこのまま年無しは釣れないんじゃないか?と不安に思っていたところでした。
※でも産卵後みたくお腹はガリガリで引きは弱かったです…。
この魚を撮影していると近くでD氏も竿を曲げておられます!
やはりジアイのようですね~♪
せっかくなのでダブルヒット写真を撮らせて頂きました♪
ワタクシの52cmの大きさが強調されてでぇれぇ大きいですねw
勢いに乗って箱箱に釣ろうと集中して落とすも1枚追加しただけでアタリが途絶えてしまいます。
川筋に向かったロ氏に連絡を取ってみるも同じく微妙な模様。
とりあえずワタクシはこのままスリットで粘ることにします。
しばらくアタリが無い時間帯を過ごしていると、7:41。
耳を劈くLINE着信音。

スリットから川筋はいったところで連発!
今9枚目!
うぉっ!なんか急に釣果が激増しているではあ~りませんか!!!
慌ててワタクシもスリットを左折して川筋に入るとロ氏が竿を曲げているところでした。
聞けばスリットから川筋に入った50mくらいの範囲で1時間くらいで6枚釣ったとのこと。
落とし方は約1.5ヒロの段差付近でアタリが頻発。段差に乗せて剥がすタイミングでカツっと当たってくるので、丁寧に落とさないとアタリが出ないとのことでした。
ワタクシも教えてもらった通りに落とすとヒット!
するもキビレ(;´Д`)
てゆーか、キビレも居てるのね。。。チヌみたいなアタリで一瞬ときめいて損しますた。
この後、チヌを2回掛けるも2回とも水面まで浮かせてタモ入れ寸前でバラシ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
実は今日はこのタモ入れ寸前バラシが多発しております。
今日はスリットでゴリ巻きのパワーファイトを楽しむべく、はりきって金のカメリアにPE2号を巻いてきました。
しかしこれが大誤算で銀治郎H300との組み合わせはピーキー過ぎて手元感度は素晴らしいのですがアタリを弾きまくりのバラシまくり。
セッティングを完全にミスってしまいました。
結局このジアイも碌にものに出来ず一旦休憩することにしました。
このタイミングでリールをヘチフロロ2号を巻いたヘチリミテッドに交換しました。
スリットを軽く探って再び川筋に入ります。
ヤグラ手前付近でプチジアイに遭遇し、立て続けに4枚ゲット!
ラインの交換が効いたようでタモ入れ寸前でバラスことなく効率よく釣果を重ねることが出来ました。
干潮時刻を迎え川筋のスリット寄りで1枚追加し、アタリが遠のいたところでベースキャンプにもう一度戻って軽く昼寝をすることにします。
潮が引いたスリットの際を撮影してみました。
イガイがモリモリと付いています。場所によっては十分に1枚で使える大きさですので、今のところイガイは現地で調達可能です。
この時点でロ氏16枚、ワタクシ7枚とロ氏がぶっちぎりで釣ってます。
ロ氏と釣行すると毎回のごとくワタクシに10枚以上の差を付けて釣っておられるように思います。
もはや達人の域に達しているかと(;´∀`)
へちさぐり銀参郎H300のインプレ
今日はD氏が新しくがまかつから発売されたがまチヌ へちさぐり銀参郎(ぎんざぶろう)H300を使っておられたのでロ氏と一緒に触らせてもらいました♪
銀治郎の肘当てもカッコいいデザインでしたが銀参郎もなかなかですね~♪
使っているうちに黒の塗装?が傷ついて剥がれてきそうなので、ハーネステープ等での保護をしたほうが良さそうです。
見た目は良いのですがいざ握らせて頂くと…。
D氏が付けておられたリールとのセッティングが合わないのかセンターが若干前の位置に来ていて、銀治郎H300と比べると持ち重りするのが気になりました。
凪の日は良いですが強風の日には長時間持っていると腕が疲れてしまいそうな感じ。
尻線部にバランサーとしてオモリを付ける等の工夫が必要になるかもです。
ワタクシも銀参郎のMH300が気になっているのですが、いざ購入をする際には実際に店舗にてリールを付けてバランスを確かめてからにしようと思いました(;´Д`)
午後の部
昼寝から目覚めた14時過ぎ、良い感じに南西風が吹き沖からの濁りが入ってきました。
スリットには濁りがほとんど入らず、探ってみても1度カスッたのみ。
滿ち潮で際キープをしやすくなった川筋に狙いを定めて探っていくことにします。
スリット左折直ぐの付近で一度グンパがあるも続かず。
今日調子の良いヤグラ周辺までテンポよくチョンチョンと探って行きます。
ヤグラ手前まで近づいた時点で15:30。帰りの船まであと1時間弱といったところ。
ここから全集中の呼吸【常中】で探ります。
するとアタリが出始めましたが乗らず。硬い竿で弾いてしまっている感じです。
それでも諦めずに探って行くとヒット!
8枚目となる47cmの良型です!
近くで釣っていた軟調竿使いのおっちゃんに声を掛けられ、アマピーの川筋は満ち潮+日陰+夕方が重なるタイミングでジアイが到来する、だから今集中して全力で釣りや~、とのこと。
河川の流れが満ち潮とぶつかって際キープをしやすくなるのがポイントみたいです。
30年以上アマピーに通うというおっちゃんの言葉には説得力がありますね(;´∀`)
おっちゃんの予言通りここからアタリが連発!
9枚目の48cmを釣ったあと10枚目となる魚がヒット!
記念すべき今年初ツヌケの10枚目は52cmお年無し様でした(;´∀`)
いや~、アマピーは最高ですね~♪
さらに追加を狙って探るもグンパグンパで乗らず、4:30過ぎに納竿としました。
まとめ
今年初のアマピーは今年初年無し(※しかも2枚!!!)、今年初ツ抜けと個人的に最高の釣果を得ることが出来ました。
前半、バラシに苦しみましたがなんとか修正して結果を残すことが出来ました。
ロ氏によると盛期にはもっと釣れるとのことで後1~2週間くらい?といったところでしょうか。
単独釣行ならこれで大満足なのですが同行したロ氏は18枚も釣っておられておりまして。しかも目標の20枚に届かずなんだか悔しそうなオーラを放っているのを目の当たりにすると、微妙な気持ちになりますw
釣りは釣果だけがすべてではありませんが、技量によってこれだけ釣果に差が付くだなんて恐ろしい釣りですね。
いつものワタクシは短時間&小場所ばかりで釣りをしているので、長時間&大場所での釣りはつくづく不慣れで下手くそだなと感じました。
ロ氏とも話してて思ったのですが、釣行時間をスポーツに例えるなら短時間釣行=短距離走、長時間釣行=長距離走みたいな感じで、どちらも走ることは同じですがペース配分や練習法が異なるのと似たような感じなのかなと。
短距離走の練習ばかりやっても長距離走で結果を出せないのと同じで、短時間釣行ばかりしているワタクシが沖堤防の釣行で結果を残せないのも一理あるかなと勝手に納得してしまいました。
ジアイで枚数を釣るのは当然として、それ以外の時間帯にいかに集中力を落とさずに貴重なアタリを掛けていけるかが釣果の差なのかなと。
ワタクシは集中力のスタミナが少ないので、1時間くらいアタリが遠のくと集中力をなくしてしまい、油断していて不意のアタリを逃す、というのがダメパターンです。
しかし家族持ち貧乏サラリーマンにはなかなか毎週のように沖堤防に釣りに行くのは困難でして、たまの気分転換や腕試しに沖に行く、というのが今のところの上手な沖への釣行の仕方かなと。
鬼滅の刃でいうところの全集中の呼吸・常中を身に付ければ沖での釣果も上がりそうですね(;´∀`)
スリット有り、激流の壁有り、そして良型が良く釣れて、何より自宅から船着き場まで車で20分と近所に有るロケーション。
こんな素敵なアマピーですが今日はライジャケを身に着けていない明らか不法侵入の釣り人を何人も見かけました。
さらに立ち入りが禁止されている運河筋に入っている同業者も…。
このままではアマピーで釣りが出来なくなるかもしれません。是非ともルールを守って釣行して頂きたいものですね。
本日のタックルはこちら
タックル
- 竿:がまチヌ へちさぐり 銀治郎H300
- リール:黒鯛工房THEヘチリミテッド88W-BG
- 道糸:サンライン 黒鯛ISM へちフロロ NextGen 2号
- ハリス:道糸通し
- 針:がまかつ 伊勢尼6~8号
- 餌:イガイ
ランディングツール
- タモの柄:シマノ ボーダレスランディングシャフト550
- タモジョイント:昌栄(SIYOUEI) フレックスアーム VerII チタンカラー No.755-3
- タモホルダー:黒鯛工房 玉の柄ストッパー TS-R
- 玉枠:64チタン ワンピース玉枠 30cm
- 替網:タカ産業 84-網 PRO替網 30cm SS
- ランヤード:COREMAN(コアマン) こだわりランヤード ロング ブラック
装備品
- 落とし込みベルト:LINHA(リーニア) LIGHT RODBELTS TYPEII CL-17N BLACK(ブラック)
- エサ箱:メイホウ(MEIHO) ベイトクーラー 204 グレー
- フィッシュグリップ:黒鯛工房 RG200 リリースグリップ
- プライヤー:トップ工業(TOP) ステンレスラジオペンチ SRA-150B
- プライヤー:ダイワ(Daiwa) 快適ガン玉はずし2
- ガン玉ケース:第一精工 マルチパーツケース MCケース #75R
- ラインカッター:釣武者 ちょいデカ ラインカッター
- メジャー(大):椿研究所 メモリアップ
- メジャー(小):パズデザイン フィッシングメジャー PAC-217 グリーン 1.5m
- ドリンクボトル:nalgene(ナルゲン) カラーボトル 広口0.5L トライタンボトル
- シューズ:日進ゴム ハイパーV #003 先芯無し グレー 25.5cm
- グローブ:SIMMS シムス SolarFlex Guide Glove ソーラーフレックス ガイド グローブ Ash S
- ライフジャケット:モンベル(montbell) アングラー 1127569 BK
銀参郎を買うかは今のところ微妙な感じッス(;´∀`)