さて、今週末は岡山滞在週です。
独りで過ごす岡山の週末は釣り以外にすることなど無く、土日と2日連続で懲りずに竿を出して来ました。
釣れるかな♪ pic.twitter.com/PWUj0OH3U2
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) January 18, 2020
土曜日の夕方は児島湾奥のハングフィールドに出撃。
こちら岡山でも大阪湾のハングdeツボゲーパターンが通用するか試してみるも不発。
生命感が全く感じられず落とし込み釣りでチヌを釣るのは困難な雰囲気でした。
どうしても今の時期に児島湾奥でチヌを釣ってみたいので、次回は不本意ながらフカセ釣りで狙ってみようかと思案中です。
この日の完全ノーアタに心がポッキリと折れてしまい日曜日も連続で落とし込み釣りをする気にはとてもならず。
やはり今の時期に釣るなら広島に伝わる伝統釣法、牡蠣のかぶせ釣り!
というわけで日曜日は11月末以来ぶりに見よう見真似の「なんちゃって」かぶせ釣りをしてきました。
それではどうぞ。
牡蠣の採取。これが本当に難しい。
綺麗なとこじゃね (@ 寄島漁港 in 笠岡市) https://t.co/lT82m40o0V pic.twitter.com/fsOg7UQNcx
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) January 19, 2020
まずはかぶせ釣りをするための餌となる牡蠣の確保のために、干潮時刻付近の正午過ぎのタイミングを狙って笠岡市の寄島(よりしま)周辺に向かいました。
この日は先日見たYouTubeのかぶせ釣り動画の影響で児島周辺で竿を出してみようと思っていたので、寄島で牡蠣を採取してから児島に戻って釣りをする魂胆でした。
本当はかぶせ釣りの個人的聖地、福山~しまなみ海道エリアまで足を伸ばしたいところですが、岡山からだとかなり距離があるのでなんとか近場で餌の確保から実釣までが完結出来ないものかと思いまして。
しかし困難なのが良質な牡蠣を確保することです。
ワタクシには岡山の土地勘が無いのでこの牡蠣の採取が本当に難しいんです(;´д`)
落とし込み釣りで言うところのイガイと同じで、正直良質な牡蠣さえ確保できればかぶせ釣りは成立したようなものだと思うんですよね。
当然と言えば当然ですがネット上で岡山周辺で牡蠣の取れるポイントの情報を見つけることは出来ません。
ゼロから牡蠣の採取ポイントを探す場合、週末の貴重な釣行時間を割いて餌場探しをしなければなりません。
さらに硬くこびりついた牡蠣はタモの柄に付けたイガイ取り器では採取が困難で、探せる時間帯が潮位の低い干潮時刻付近に限られます。
したがって丸1日使って牡蠣を探し続けるということも出来ません。
ワタクシの場合ですと2週に一度の日曜日の干潮時刻付近の数時間で餌場探しをするとなると、良い餌場が見つかるのはいつになることやら(;´д`)
今回、寄島に向かったのは取引先の人から寄島が牡蠣の産地として有名なことを聞いたからです。
牡蠣を採取するためには牡蠣の養殖をしているところに行けば付いてるのでは?という単純な考えからでした。
岡山で牡蠣といえば「かきおこ」で有名な日生(ひなせ)のことは知っていましたが、寄島のことは知らなかったんですよね。
だって関西では寄島ってあまり耳馴染みが無いですよね?
ちょうど訪れたのが昼食のタイミングで県道47号線沿いの直売所は多くの人手で賑わっていました。
しかしワタクシが今回ここに来た目的はかぶせ釣りのための牡蠣の採取。
焼けた牡蠣の美味しい匂いに惑わされること無く、車で海沿いを舐めるように見て回ります(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
しっかりと潮が引いていて際が露出しているのですが、肝心の牡蠣が付いていません。
車を発進させては停車してを繰り返して倉敷方面に戻りながら探って行きます。
これがちょっとした宝探しみたいで楽しいです♪
途中岩場で牡蠣を発見するも小さ過ぎて×。
倉敷市に入り小さな漁港でマシなサイズの牡蠣が付いている場所を発見しました。
近くで見るとこんな感じ。
生きているように見えませんが剥がしてみるとちゃんと身が入っていました。
しかし、前回しまなみ海道でご一緒したぶち氏が持参された牡蠣に比べると1/3くらいの大きさしか有りません。
小さすぎて不安ですがとにかく採取します。
30分ほどガリガリと掻いてコンビニ袋に軽くいっぱいになるくらいの量を確保しました。
この時点で時刻は14時過ぎ、急いで児島方面に向かいます。
UTB
着いたポイントはUNDER THE BRIDGE、略してUTBです。
UNDER THE BRIDGEと聞いてレッチリの曲を思い浮かべた人はワタクシと旨い酒が飲めそうです♪
その名の通り大きな橋の下にあるこのポイント。右斜め前方から強めの風が吹きつけています。
見るからに潮が速そう、というか実際めちゃくちゃ速かったです(;´д`)
ここは何度か偵察に来たことがありましたが竿を出すのは今回が初めてです。
時刻は15時過ぎ、日没までの2時間が勝負!
急いで仕掛けを準備して牡蠣を竿下に投入します!
すると物凄い勢いで右から左に流されていきます(;´д`)
餌の牡蠣は大きいものでもこのサイズなので自重が足りず竿1本下でも潮流に引っ張られてしまいます。
そこでヘチ釣りの要領でキワっ際に投入してみると上手く底を取ることができました。
ちなみに今回の竿は少し前にヤフオクで4000円くらいで落札した船キス竿のSAKURA黒潮1号です。
対コブダイ用にイカダ竿1本だけだと不安だったので予備でこの竿を入手しました。
イカダ竿に比べて穂先がガチガチに硬く繊細な釣りには向いてなさそうです。
まぁワタクシはかぶせ釣りでのターゲットはコブダイなのでこれで良いかなと。
チヌは落とし込み釣りでさんざん釣ってるし、わざわざかぶせ釣りでまでチヌを釣らなくても良いでしょw
仕掛けを投入して左手に持った竿でアタリを待ちながら、右手でハンマーを持って牡蠣の殻を割って付け餌と撒き餌を準備します。
実際にやってみるまではのんびりしたイメージの釣りでしたが意外と忙しいのがこの釣りなんです。
画像下が前回釣行開始20分で海の藻屑と消えたコーナンで買ったハンマーです。
これがとても使いやすくていい感じだったので近所のコーナンでもう一度同じものを購入しました。
確か700円弱だったかと。
画像上がしまなみ海道でお会いした福山のフクさんに頂いたカキ打ち専用のハンマーです。
専用設計だけあってこちらも殻をサクサク割ることができます。
Amazonでも類似品が売っててびっくりです(;´д`)
持参した牡蠣の中で付け餌に使えそうな比較的大き目サイズの牡蠣は残り7個でした。
それ以外の屑牡蠣は短時間勝負なのでドカドカと撒き散らかしますw
時々リフトアンドフォールで誘いを掛けてみたりもしますが待てどもアタリは有りません。
他にも数人の他魚種師の方が竿を出しておられますが誰も魚を釣っている様子は有りません。
回収した仕掛けに付いてきたイトマキヒトデというヒトデが唯一の生命反応でした。
爆風の中、17時前まで粘りましたがノーアタのまま納竿としました。
寒い!
帰る(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ pic.twitter.com/rWvRMwilKF— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) January 19, 2020
まとめ
今回で3回目となるかぶせ釣りでしたがまたも坊主でした。
テクニックの問題なのかタイミングの問題なのか、それともポイントの問題なのか。
新規の釣りは難しいですね(;´д`)
あとやはりかぶせ釣りをするためには牡蠣の確保が急務ですね。
次回は日生方面に牡蠣を探しに行ってみようかな♪
本日の使用タックルはこちら
- 竿:サクラ 黒潮1号 2.1m
- リール:シマノ 13 BB-X ハイパーフォース C3000DXG
- 道糸:バリバス バーマックス磯 ゼロフカセ 3号
- ハリス:東レ トヨフロン Lハード 3号
- 針:がまかつ チヌスペシャル 5号
- 餌:牡蠣
おまけ
先日記事で紹介したワークマンのBB732 防寒EVAノルディックブーツ!
今日も爆風の中、つま先が冷たくなることも無く大活躍でした♪
牡蠣を割るときに汁が飛び散って汚れるので困ったものです(;´д`)