さて、本日夕方、少しだけ竿を出して来ました。
ここ最近の週末はほとんど西宮に帰省していたので、岡山で釣りをするのは久しぶりです。なにげに今年初の釣行でした。
Q
ポイントに向かう途中、エサを購入するために釣具のわたなべに寄りました。
青コガネが欲しかったのですが、お店のメニューを見ても青コガネの記載がありません。
店員さんに尋ねてみたところ、岡山では需要が無いので取り扱っていないのだとか。
水槽を見せてもらったところ、似たような感じのウネウネ系のムシエサがあったので、一番太い青虫を購入することにしました。
100g\600!とかなり高額でしたが、わたなべさんではカードで支払いができるので安心です。
今日は短時間勝負の予定なので、とりあえず100gだけ購入してポイントへ向かいます。
さてと、へちさぐるか pic.twitter.com/dxbO7RgP44
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) January 28, 2017
ポイントに着いたのが17時前、大潮干潮時刻付近ということで潮位がだいぶん下がっていました。
先行者は誰も居らず貸し切りです。これはチャンスですね!
足元の石畳も完全に露出しております。前打ちでこの石畳の前の駆け上がり付近を狙ってみるのも楽しそうな感じですね。
前日の雨の影響か、濁りが効いていて風も吹いているので雰囲気は悪くありません。
今日は青虫を底に落して待って釣る作戦なので、久しぶりにへちさぐり銀治郎を使ってヘチ釣りです。
先ほど購入した青虫はこんな感じで頭付近にチョン掛けで付けました。
この青虫、針を刺すと白い体液を出して気持ち悪いです(;´д`)
それではハング側からへちさぐって行きます。
1ヒロくらい落して一旦ステイ、その後底まで落として再びステイ。
潮位が低いので2ヒロ無いくらいで着底します。
1回のストロークでじっくりと時間を掛けて探って行きます。
途中、中層でアタリそうに無かったので、手返しよく底を探るためにガン玉を2Bから4Bに交換して一気に底まで落とします。
アタリの無いままハングの終わり付近まで来ました。
底で待っていたところ、手元に「ブルルッ」というアタリ!
合わせると弱弱しい引きで上がってきたのは、小さなガシラでした。しかし水面まで浮かせたところで針が外れてしまいました。
このポイントではこれまで黒鯛しか釣ったことがなかったのですが、ガシラも釣れるのですね。
この後、ハングを超えて壁を落として行きますが、全くアタリません。
時刻は18時を過ぎ、すっかり暗くなってしまいました。
今日は穂先でアタリを取る底狙いの釣り、せっかくなのでこのまま暗い中釣り続けることにします。
いい加減アタリの無い壁に見切りをつけ、ハング付近に一気に戻ります。常夜灯によって出来た明暗の暗側に仕掛けを落して底を取ります。
道糸を張らず緩めず保ちながらステイしていると、穂先を引っ手繰るアタリ!
手首を返して合わせると掛かりました!
キューン、ドーン!
一瞬鋭い引きを見せたかと思うと、すぐに軽くなって浮いてきました。
久しぶりのナイトゲームに興奮しながら水面をヘッドライトで照らすと、何と良型のガシラ!
ずっしりとした重みがあり、足場も高いので抜き上げることは出来そうにありません。
タモで掬ってみたところ30cmの玉枠をちょっと下回る良型のガシラでした!
一瞬黒鯛を思わせる引きを見せたのですが、残念でした(;´д`)
パンパンに抱卵していてかなり重みがあります。
上あごにフッキングが決まりました。
本命の黒鯛ではありませんでしたが、魚が釣れたことで安心しました。
少し離れた場所に優しくリリースした後、エサがまだ針に残っていたので先ほど釣れた場所にもう一度落してみます。
すると、今度は「ブルルルッ」っと尻尾から食べる感触が伝わります!
待って待って穂先に重みが乗った瞬間手首を返して合わせると掛かりました!
キューン、ドーン!
またもや先ほどの魚と同じように、一瞬鋭く引いた後、すぐに諦めて浮いてきました!
今度は30cmの玉枠を少し超えるサイズのガシラでした!
筋肉質で逞しい体をしております。
持って帰って食べてみようかとも思いましたが、捌くのが面倒なのでリリースします。
この後入れ食いになるか?と思ったのですが、アタリが遠のいてしまいます。タモ入れの時に水面をライトで照らしたので魚が散ってしまったのかもしれませんね。
底に仕掛けを這わせたままステイしていると、ボラのような大きな影が二つ見えます。
しかしボラにしては何やら様子が変。
ライトで水面を照らしてみると、
なんと、ヌートリアでした!
地元西宮武庫川の河川敷ではよく見かけたのですが、まさか岡山でも見るとは思いませんでした。
このヌートリア、オーバーハングの中に入っていったので、ここを棲家としているのかもしれませんね。
しばらくヌートリアに気を取られていると、リールが再起不能なくらいバックラッシュしてしまいました。
必死のパッチで解こうとするも上手く行きません。
そこで、一旦スプールを外してから道糸を解こうとすると、
カラカラカラ~ッ、ポチャン
オーマイガーッ!!!
なんと、取り外したキャップが手からこぼれ落ちて海の中に落ちてしまいました!
もうね、真っ暗な海へと落ちていく瞬間、スローモーションのようでしたわ(;´д`)
もう少し釣りを続けたかったのですが、これでは釣りを続けることが出来ず、ここで納竿としました。
まとめ
本命の黒鯛は釣れませんでしたが、良型ガシラを釣って何とか魚の引きを味わうことができました。
竿が、銀治郎H300とガシラを釣るにはオーバースペック気味だったので、あまり引きを楽しむことは出来ませんでしたが、軟調の竿で釣ればもっと楽しめそうです。
本命はあくまでも黒鯛ですが、こんなに大きなサイズのガシラが釣れるならこっちをメインに狙って釣行してみても良いかもしれませんね。
引き続き、虫餌を使って真冬の児島湾で黒鯛が釣れるのか調査して行きますね。
ちなみに、落とした海将黒鯛のキャップは帰り道にわたなべさんに寄って部品の手配を依頼しました。注文したら1~2日で入荷する芦屋マックスとは違って、納期はいつになるか分からないとのこと。。。
岡山はなにかと不便ですな(;´д`)
2017/1/28 岡山県:宇野の潮回り
- 潮:大潮
- 干潮(時間) 潮位(cm)
4:57(12) /18:03(86) - 満潮(時間)潮位(cm)
11:53(231) / 23:00(184)
本日のタックルはこちら
- 竿:がまチヌ へちさぐり 銀治郎H300
- リール:プロマリン 海将黒鯛 KA-87G
- 道糸:サンライン(SUNLINE) 新 磯スペシャルビジブルプラス HG 2号
- ハリス:東レ トヨフロン Lハード 1.5号
- 針:がまかつ 伊勢尼7号
- 餌:青虫