さて、今週は月曜が祝日で連休なので土曜日の夜から西宮に帰省しております。
最近冬でも普通に釣れるテトラ前打ちが楽しくて楽しくて(;´д`)
というわけで強風の予報でしたが朝夕と連続でテトラに出撃して来ました。
激浅
6時前に家を出て、まずはエサの調達にサワムラさんに寄ります。
前日同じポイントで釣りをされていた蚊蛾っちさんの情報によると、最近はカニにしか食ってこないとのことだったので、今回はカニだけを20匹購入しました。
店員さんにお願いして親指の爪くらいの大きさのカニを選んでもらいました。相変わらずここんちで購入するカニは活きが良いです。
ポイントに到着すると遠くに見える工場の煙突から出る煙が直角に曲がっています。体感で風速5m以上はあるでしょうか。
普通の釣り人なら諦めて帰るレベルでしょうが、ワタクシクラスの変態になってくると逆にワクワクするんですよね(;´д`)
前日降った雨の影響で潮も抹茶ラテ色に濁っています。経験上、この色のときは良く釣れるので今日もきっと釣れるはずです!
急いで仕掛けを準備して、まだ薄暗いなか仕掛けを投入して行きます。
ガン玉2Bを針の耳に打ち、カニを尻掛けでセットしました。
やるか pic.twitter.com/5NQAYUo5nw
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) February 10, 2018
今日の竿も63の飛竜クロダイです。足場の高いこのポイントでは水面に穂先を近づけて道糸が受ける風の影響を最小限に抑えることが出来るので、63の竿が断然有利です。
今日のようなスーパー爆風の日には確かに的確なライン操作が可能となりますが、その代わりに竿が思いっきり風を受けるので手に掛かる負担が大きくて大変です(;´д`)
右手の脇に竿を挟んで左手でリールの手前を支持して両手で構えたいのですが、壁の後ろに立って釣ると壁が邪魔で際を探れません。
何かよい方法が無いかと模索していると、後ろから声を掛けられました。
スペシャルゲスト登場♪ pic.twitter.com/xYuKfdrcIU
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) February 10, 2018
なんと、超お久しぶりのテトリストふさ氏でした!
どうやらワタクシの「始めるか」ツイートを見て仕事をサボって様子を見に来て下さりました!
ふさ氏とお会いするのは岡山に転勤する前くらいに西宮のテトラで一緒に釣りをして以来でしょうか。
ワタクシもこの1年くらいで太りましたが、ふさ氏もかなり逞しくなっておられて、髪も伸びて一瞬誰だか分かりませんでした(;´д`)
暫し釣りはそっちのけで写真の撮り合いっこをしたり雑談に花を咲かせます。
はよ釣れよ pic.twitter.com/vHzqO7RG4S
— 魚屋ふさ@釣り行きたい (@fusa_sakanaya) February 10, 2018
ちょっぴり懐かしい「はよ釣れよ」の応援メッセージを頂いて、ふさ氏は颯爽と仕事に戻って行かれました。
ふさ氏の応援に応えるべくここから集中して探って行きます。2列目テトラの穴に投入したところ穂先を押さえ込むアタリ!
腕を振り上げて合わせると掛かりました!
キューン、ドーン!!!
飛竜が大きくブチ曲がります!
と同時に浅いのですぐに魚が水面に見えました!
そのまま空気を吸わせて大人しくさせてからタモ入れ。
このポイントでは珍しい銀色の魚体をした綺麗な黒鯛でした!
測ってみると46cmくらいあったのですが、最近年無しクラスを連続で釣っているので小さく感じてしまいました。
向こう合わせ気味に掛けたにも関わらず、上唇にフッキングが決まっております。
飛竜1-63Uの穂先はかなり細くなっていて魚に違和感を持たすことなく食わせることが出来るのかもしれません。手元にアタリは伝わりにくいですが道糸や穂先で十分アタリを取ることが出来ます。
メタルチューンコマンダーのようにコツコツ当たりを電撃フッキングで掛けていく釣りも良いですが、これはこれでアリな釣り方です。
とてもスリムな魚で最近このポイントに辿り着いたのでしょうか。
優しくタモリリースして追加を狙おうとしますが、風がどんどん強くなってきました。
爆風すぐる(;´д`) pic.twitter.com/O8CHMe0N9X
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) February 10, 2018
1枚釣れて満足できたし寒いので早めに納竿としました。
時間切れ納竿!
寒い! pic.twitter.com/rEfdG5josH— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) February 11, 2018
AM
日中の用事を済ませてから夕方少し時間が出来たので再び出撃することにしました。
向かった先はディープテトラです。
朝の釣行を終えた後に偵察に来たところ、こちらも抹茶ラテ色の濁りが入っていて良さげな雰囲気が漂っていたからです。釣果を上げる目的なら激浅に行ったほうが確立は高いですが、63の飛竜でディープテトラを攻めて見たかったのと、テトラ前打ちの醍醐味といえば潮を感じながらテトラの奥深くに仕掛けを送り込んで釣ることですから。
というわけで調査も兼ねてこちらで竿を出してみた次第です。
このポイントにも西からの強風が吹きつけ、沖からのウネリが入ってきてテトラにばんばん当たっています。当然他に釣り人は誰も居らず貸切状態です。
盛期なら入れ食い間違いなしの状況ですが、2月の今はどうなんでしょう。
まずは根元から探って行きます。
通いなれたこのポイント、竿が1m長いのでこれまでより1段高いテトラから際に仕掛けを投入することが出来ます。
水面近くのテトラは強風で潮を被っていて、ちょい前の沈みテトラを打ちにくいところですがなんなくアプローチすることが出来ます。
棚は今日は活性が高いだろうとの判断から竿半分の3mくらいを中心に竿1本分の6mまでを探りました。
仕掛け捌きは竿の長さでカバーできますが、強風で竿を持つ手が疲れるのとアタリがボケて取れません。
あとエサの交換や仕掛けを送り込む時の道糸を出す作業は練習が必要だと感じました。
Uガイドなので道糸を出すときにバカ糸を出して穂先をしゃくるときに仕掛けを暴れさせてしまいがちになってしまいます。
かといって、あえてテレガイドにカスタムするまでの必要は無く、技術でカバー出来そうです。
強風とウネリでとにかくアタリが分かりません。
ガン玉を3Bまで重くして対応しますがグンパ連発で掛けることが出来ません。
この後、先端から根元に向かって過去の実績ポイントを重点的に探りましたが掛けることが出来ず、時間が来たので納竿としました。
あかん、時間切れ!
3グンパ坊主!
釣れんかったけど久しぶりのここは楽しかった♪
ヤパ普通のテトラ前打ちやで(;´д`) pic.twitter.com/2MYs1RzDRT— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) February 11, 2018
まとめ
朝夕と釣りをして1枚しか釣れませんでしたが、色々と新たな発見があり実りのある釣行となりました。
激浅テトラが釣れるのはもはや当然として、いつまで釣れ続けるのかに興味が湧いてきました。バチ抜けが始まるとどうなるのか?イガイが付き始める頃にはどうなるのか?気になって仕方がありません。
一方ディープテトラでも今日はアタリがあったのでボチボチこちらでも竿を出してみようと思います。
最近テトラ前打ちばかりしてますが釣れるし楽しいからなんです。
Twitterでも前打ちをされている方の呟きを見る機会が明らかに増えてきたように思います。もしワタクシのブログや呟きを見てこの釣りに興味を持ってもらえたなら嬉しいです。
さらにテトラ前打ちの楽しさを発信すべく、翌朝も出撃するのでした(;´д`)
2018/2/11兵庫県:尼崎の潮回り
- 潮:若潮
- 干潮(時間) 潮位(cm)
14:07(94) / 23:26(27) - 満潮(時間)潮位(cm)
7:41(112) / 15:38(97)
本日のタックルはこちら
- 竿:ダイワ 飛竜クロダイ1-63U
- リール:ダイワ シーマチック68パワーバージョン
- 道糸:東亜ストリング パワーステージ 2.5号
- ハリス:東レ トヨフロン Lハード 2.5号
- 針:がまかつ 伊勢尼5号
- 餌:カニ
長竿でのファイト、病み付きになりそうです♪