さて、本日夕方、いつもお世話になっているBLACK STALKERのスーパー落とし込み師ことマングース氏(以下マ氏)と、西宮某所のオーバーハングポイントに出撃して目印を楽しんできました。
経緯
夕方、某所オーバーハングポイントに出撃しようと考えていたところ、昼過ぎにマ氏からメールが届きました。
マ氏「昨日、西宮某所の混み具合はどうやった?」
野々宮「ガラ空きでしたよ♪」
マ氏「今から行ってみよかな?」
野々宮「行きましょ!ワタクシも今から出るところでした!」
マ氏「りょーかい!エサ取ってから行くわ!」
ってなやり取りがあり、今回のコラボ釣行が開催された次第です。
マ氏はド素人のワタクシにも関わらず、いつも構っていただいて本当に嬉しく思います。
西宮某所
本日のセッティング
さてと、始めるか pic.twitter.com/5JvBDY9yEG
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) August 15, 2016
ポイントに到着したのが15時前、マ氏よりも先にポイントに入りました。満ち潮の夕マヅメを攻略します。
先行者は1名。
入れ替わりで先行されていた常連さんが帰られるところでした。お話を伺ったところ、昼から釣りをされていてアタリが遠のいてしまったとのことです。どうもあまり調子は良くない様子。
少し不安になりましたが、夕方の時合い到来に期待して仕掛けを準備します。
マイナス浮力の目印にハリスは1号を矢引きに取り、伊勢尼9号を結びます。糸オモリを9回くらい巻きつけて、イガイに内オモリでセットしました。
内オモリにする時、親指の爪でイガイの口を開いて針のチモトを挿入するのですが、親指の爪がどんどん深爪のようになり、その間に汚れが溜まって不快です。
毎年この商品が欲しいと思うのですが、高額なので結局購入せずじまいです。まぁ、無くても支障はないのですが、あぶく銭が出来たら購入してみようと思います。
貸し切りの防波堤を贅沢に攻めます!
それでは、マ氏が来るまでに1枚釣っておこうと気合を入れて西側を落として行きます!
落とす!移動!
落とす!移動!
落とす!移動!
落とす!移動!
落とす!移動!
5回落としたところでアタリが出ないので、イガイのサイズを少し小さいものに付け替えます。
再び、落とし始めたところ、数投目で半分くらい沈めた目印が「ピタッ」と止まりました!
ゆっくり聞き合わせると掛かりました!
キューン、ドーン!!!
45cmの黒鯛でした。幸先良いスタートです。
唇横にフッキングが決まりました。綺麗な顔をしていますね。
撮影を終えリリースしたあと少しして、マ氏が到着されました。
スペシャルゲスト登場♪ pic.twitter.com/w826HAbvqb
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) August 15, 2016
道糸をガイドに通す様子からオーラが漂っていますね。
すっかり忘れていたのですが、
マ氏「集合写真撮らへんのんか?」
と打診して頂きました。
さすが、ブログの先輩でもあり、いつもワタクシのブログ用に嫌な顔せずいろいろとご協力を頂いております。ありがとうございます。
この時、厚かましくフィールドテスト中のプロックスタモホルダーV3アジャスタブルの斜め差し画像の撮影もお願いもしてみたところ、
マ氏「お前、誰に撮影お願いしとんねん!ちゃんと『Photo by マングース』って入れとかなあかんでw」
と言いながらも、良い感じの画像を撮影して頂きました。さすが、よく分かってらっしゃる。
スーパー落とし込み師マ氏、いきなり竿を曲げまくる!
しばし、雑談を楽しんだ後、ひとたび実釣に入ると顔つきが変わります。まさにコブラと対峙するマングースのようです。
ワタクシもマ氏の後に続いて落とします。すると、
いきなり竿を曲げられました!
マ氏の本日の竿はタフ・フォーティことT-40UMだったのですが、先日、この竿で記念すべき2000枚目の魚を釣られたとのこと。この魚が何枚目の魚だったのか尋ねたところ、
マ氏「確か2002枚目やったかな?2000枚釣っても壊れへんタフな竿、それが『タフ・フォーティ』やw」
とのこと。
聞けば、商品開発のためにその日の潮や天気など釣行時の全てのデータを蓄積されているとのことです。改めて、雲の上の存在のようなお方と釣りをさせて頂いているのだと実感したのでした。
一方、ワタクシの方はというと、
貝グシャや合わせ切れでなかなか追加出来ません。
マ氏は常に竿を曲げている状況で、聞けば入れアタリとのこと。
マ氏の後ろを釣っていたワタクシは堪らず「前を釣らせて下さい」とお願いしたところ、
何とか小さいのを2枚釣ることができました。
間近で見る年無し黒鯛とのファイトに興奮!
ふと振り返ったところ、マ氏が強烈に竿を曲げられております!
マ氏「絶対に糸出さへんで!」
といいながら、本当に糸を出さずに耐えられておられました。無事にタモ入れをして上がって来たのは、
50cmの年無し黒鯛でした!
逃がした魚は大きい
間近でマ氏の年無し黒鯛とのファイトを見せて頂き、興奮したワタクシも負けじと釣ってやろうと、潮が思いっきり当たっていた灯台の高場に移動します。
気配を殺して仕掛けを投入したところ、目印に「ピッ」っとアタリが出ますが素針。貝を付け直して再び同じところに落とすと、今度は目印を「シュッ」っと引き込むアタリ!
どりゃ~
今度は掛かりました!
キューン、ドーン!!!
強烈な突っ込みです!重く力強いこの引きは間違いなく年無しクラスです!
ハリスは1.2号。時間をかけてじっくりやり取りをします。しばらく耐えていると、魚影が確認できました!めちゃくちゃ大きいです!
過去にNKで釣った最大の54.8cmと同じか上回るくらいの大きさです!
何度か突っ込みを耐えていたところ、最後に猛烈に足元に突っ込まれたところでスプール押さえると
「フッ」
なんと、ハリス切れでバレてしまいました。
最後、道糸を出していたらと後悔しましたが先に立ちませんでした。
マ氏に話したところ、マ氏のほうにも時々大きいサイズが来るとのこと。気を取り直して再度大物を狙っていきます。
「くろこう.net」はシーバス釣りから落とし込み釣りへの転向者の方を特に応援します!
それまで、マ氏と2人貸し切り状態で釣りをしていたのですが、根元付近を見てみると1人の釣り人が竿を出されておりました。
大きなタモをライジャケの背中に背負っておられたので、ルアーマンの方かな?と思っていると、動きがどうも落とし込み釣りの動きです。
近づいてみたところ、見た目はルアーマンのようでしたが、確かに落とし込み釣りをされております。
話しかけてみると、つい最近落とし込み釣りを始められて、これまではシーバス釣りをされていたとこのとでした。
ワタクシもシーバス釣りからの転向者であることをお伝えしたところ、色々と質問を頂きました。
ワタクシも最初に落とし込み釣りを始めた頃、まさにこちらのお兄さんと同じような格好で釣りをしていたので、懐かしい気持ちになりました。
ちゃっかり、ワタクシのブログの宣伝をさせて頂いたのでこの記事もご覧頂いているかも?ですね。またお会いしましたら宜しくお願いします。
18時前からバクバクタイム突入!
この日は絶え間なくアタリがあったのですが、18時前からバクバクタイムに突入しました。
ここで、大き目のサイズのイガイが無くなったので、マ氏に分けて下さいとお願いしたところ、
マ氏「これ有料やぞw」
と言いながらも、無料で頂き、大き目のイガイを付けて落としたところ、
掛けバラシもありながら立て続けに良型の黒鯛を釣る事ができました。この日はイガイの大きさに関わらずアタリがありましたが、小さなイガイには小物が釣れてしまうので、型を狙うなら大き目のイガイが良かったようです。
最終的には、マ氏は目印を外して釣りをされており、理由を尋ねてみると、
マ氏「目印を付けてたら簡単に釣れ過ぎて面白くないやん。だから糸フケでアタリを取ってヘチ釣りの感覚で楽しんでてんw」
とのことでした。恐れ入りました。
すっかり暗くなり、十分に楽しんだところで納竿としました。
まとめ
この日は、特にマ氏からのご指導は頂きませんでした。たまには難しい話は無しで釣りを楽しむのも良いものですね。
また、機会がありましたらご一緒頂けると幸いです。
この日の釣果に満足したのですが、欲を出して次の日の朝もこのポイントに出撃してしまいました。そのとき様子は次回アップしますw
2016/8/15 兵庫県:尼崎の潮回り
- 潮:若潮
- 干潮(時間) 潮位(cm)
11:29(52) / 23:32(118) - 満潮(時間)潮位(cm)
3:21(134) / 18:39(160)
本日の使用タックルはこちら
- 竿:ダイワ BJスナイパーT-42UM改(IM Ver.)
- リール:ダイワ シーマチック68
- 道糸:フジノライン ターボIIちぬオイルイン 1.8号
- 目印:ナイロン1.25号 2.25m 25cmピッチ
- ハリス:東レ トヨフロン スーパーLハード 1.0~1.2号
- 針:がまかつ 伊勢尼7~9号
- 餌:イガイ