さて、7月16~18日の3連休の間、野暮用で徳島県に滞在しておりました。
今回の徳島滞在は釣りとは無関係の別件だったのですが、家族の隙を突いて釣りをするために、こっそりと目印タックルを車に積み込んでおりました。
7月16日(土)
徳島県木材団地
この日の朝、西宮を出発し、徳島県に着いたのが10時過ぎ。午後からの予定まで少し時間が有ったので、有名な津田一文字周辺の偵察に行くことにしました。
あのフェンスの向こう側が有名な津田一文字か。 pic.twitter.com/7x5kF2iLYX
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) July 16, 2016
現地に着いて見ると、一文字に面した貯木場にはフェンスがされていて入ることが出来ませんでした。せっかくなので周辺を見て回ることにしました。
津田一文字、ジャンボといえばニュータケダ丸さんが有名ですが、サンライズ渡船さんでも渡ることが出来るようです。
そして、サンライズ渡船さん周辺の海も、魚が釣れそうな良い雰囲気が漂っておりました。
この日は、地元の方が車横付けでサビキ釣りを楽しまれていました。徳島の海辺には大阪湾では貴重な車横付けポイントがそこら中に有り、釣り人にとってとても幸せな環境が整っているようでした。
オーシャン東九フェリー乗り場前の様子。
護岸にはイガイがビッシリと着いていて、見えチヌも確認できました。ここで竿を出してみるのも面白そうなポイントです。特に立入禁止の看板は無かったので釣りをしても問題なさそうでした。
そしてこのとき、Twitterで交流させていただいている湾岸SNIPERさんが偶然一文字で釣りをされていて、ニアミスをしておりました。
落とし込み界は狭いですね。
タケちゃんラーメン
タケちゃんラーメンなう❗
肉入りラーメン大の破壊力が凄い(;´д`) pic.twitter.com/c8NiU1t6XB— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) July 16, 2016
津田周辺の偵察を終えた後、近くにあるラーメン屋「タケちゃんラーメン」に向かいました。
タケちゃんラーメンには、徳島に訪問の際には必ず立ち寄っているとてもお気に入りのラーメン屋さんです。値段は少し高めですが、その独特のスープの味とボリュームに家族一同が魅了されております。
R55沿いに店舗があって車でアクセスしやすいので、是非とも食べてみて頂きたいです。
小松島みなとオアシス 桟橋
夕方、次の日の釣りに向けてイガイを採取するために小松島港新港岸壁周辺に向かいました。
ポイントに着くと、サビキ釣りやタコ釣りを楽しまれている人が居られました。
際にイガイを落とすといかにも黒鯛が釣れそうな雰囲気です。
事前に徳島在住のTwitter仲間、加トちゃん氏より桟橋でイガイが採取出来るとの情報を頂いており、ここでイガイを採取します。
この桟橋は一般開放されていているとのことです。
無料駐車場も併設されていて、こんな素敵なところで釣りができるなんてとても羨ましい環境です。
内海側をのぞいてみると、巨大なイガイがついておりました。
試しに掻いてみました。
手のひらに乗せるとこんな感じ。
この大きさでも付けエサとして使用することが出来るのでしょうか。
外海側を覗いてみると、こちらは巨大イガイと海草に混じって小さなイガイも付いております。
今年の小松島周辺はイガイの当たり年のようで、黒鯛もよく釣れているそうです。翌日への期待が高まります。
7月17日(日)
W
この日は3時半にセットしたアラームで目覚めました。初めてのポイントで心配なので、まだ暗い時間帯に釣り場へと向かいました。
釣り場に着いたのが4時過ぎ。
このポイントは、前日にTwitter仲間の加トちゃん氏が年無し黒鯛を釣られていたポイントです。
加トちゃん氏に教えて頂いて向かったところ、ポイントに付いてみると、良いとされる外海側に面した足場が30cmほどの幅しかありませんでした。
さすがにこの上を歩きながら釣りをするのは危険だと判断し、せっかく教えて頂いたところ申し訳ないと思いながらも別のポイントに移動することにしました。
赤石岸壁
Wから車で5分くらい走ったところにあるRSに来ました。こちらも勿論車を横付け可能です。
まだ薄暗い中、何名かの方がタチウオ狙いでルアーを投げておられました。産卵前の大型狙いのようです。
皆さん、車を護岸のすぐそばに停めて、その横で釣りをするスタイルのようです。
落とすスペースは十分にあったので、このポイントで釣ることに決めます。際をライトで照らしてみるとイガイも沢山付いていて黒鯛の魚影が確認出来ます。さらに、足元は尼崎フェニックスと同じ構造のスリットになっており、いかにも釣れそうな雰囲気です。
スリットの柱の中を積極的に狙うならヘチタックルのほうが良かったのですが、残念ながら今回は目印タックルしか準備しておりませんでした。仕方なく目印で攻略することにします。
前日に採取したイガイは内オモリでこのように針につけました。
最初は目印を温存するために柱前のイガイの層を集中的に探って行きます。
明るくなるにつれ、どんどん釣り人が増えて来ます。タチウオ狙い以外の人は皆さんサビキをされております。
6時を過ぎたころには落とせるスペースが少なくなってきました。
開始から1時間以上が経過した時点でまだアタリが有りません。風も無くベタ凪です。状況の変化を待ちながら引き続き探って行きます。
すると、一人のヘチ師の方が現れました。
この方は地元の常連さんのようで、このポイントでも良く竿を出されているとのことでした。このポイントの攻め方について尋ねてみると、サビキ釣り等でプレッシャーが高く、時合い以外のタイミングではスリットの奥に仕掛を投入しなければアタリが出にくい、とのことでした。
このヘチ師の方のタックルを見せていただくと、銀治郎M300+ヘチリミテッド88W-BGという組み合わせでした。ワタクシと竿の硬さ違いで同じタックルに興奮します。
仕掛は、1ヒロくらいの長さの目印を使用され、イガイの内オモリスライダーでスリットの中を狙うとのことです。
このヘチ師の方の動きを見ながら、ワタクシもスリットの中を狙って行きます。
しばらく落としたところで目印に「ピッ」というアタリ!鋭く合わせると、一気に浮いてきました。
チビレちゃん(;´д`) pic.twitter.com/ZQDZTRQ6y9
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) July 16, 2016
手の平よりも小さいサイズのキビレでした。こんな大きなイガイにもアタックしてくるのですね。
さらにその後、目印が減速するアタリからの聞き合わせで
目印の減速アタリを捕らえた❗
と思ったらガッシーたんでした(;´д`)
イガイで釣れるのね。しかも1ヒロくらい上層で(;´д`) pic.twitter.com/Nwuch0ecF9— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) July 16, 2016
先のキビレと同じくらいのサイズの小さなガシラでした。
イガイでガシラを釣ったのは今回が初めてです。しかも根魚のイメージの強いガシラが1ヒロくらいの上層で釣れたことに驚きました。
この後、目印いっぱい沈めたところで違和感聞き合わせで黒鯛っぽい引きの魚を掛けましたが、この竿の曲がり画像を撮影中にバラしてしまいました。
結局、時間ギリギリまで粘りましたが最後まで本命の黒鯛を釣ることは出来ませんでした。
まとめ
というわけで、初の徳島での釣行は坊主に終わりました。しかし、攻め方のコツを掴んだのでもう一度釣りをすれば釣れそうな感じがしました。そこで、次の日もこのポイントにリベンジ釣行することにしました。
長くなったので、次回に続きます。
※2016/07/19 後編をアップしました!

2016/7/17 徳島県:小松島の潮回り
- 潮:大潮
- 干潮(時間) 潮位(cm)
10:29(45) / 22:37(102) - 満潮(時間)潮位(cm)
3:36(159) / 17:20(159)
本日の使用タックルはこちら
- 竿:ダイワ BJスナイパー T-40UM
- リール:ダイワ シーマチック68
- 道糸:フジノライン ターボIIちぬオイルイン 1.8号
- 目印:ナイロン1.25号 2.25m 25cmピッチ
- ハリス:東レ トヨフロン スーパーLハード 1.2号
- 針:がまかつ 伊勢尼8号
- 餌:イガイ