さて、昨日に引き続き今朝も短時間ですが出撃してきました。気が付けば週2回の釣行が定着しつつあります。なかなか良い感じです。
あえてハイプレッシャーのNKテトラを選択した理由
昨夜、お気に入りのブログを定期巡回していると、2件の記事で明記はされておりませんが、おそらくNKテトラであろうポイントでの釣行記がアップされていて、それぞれ真逆の釣果が綴られていました。
まずは合わせの掛け声が「どりゃぁ~」、もしくは「ふんがぁ~」でご存知、NKの落とし込み名人SBF氏。
全く当たりません
なんと坊主とのことでした。
この日の午前中にワタクシが釣行した二つ隣の島では入れアタリだった状況から信じられませんでした。
もう一方の記事は、もはや当ブログではお馴染み、BLACK STALKERのスーパー落とし込み師マ氏ことマングース氏。
ここのチヌ達えらいパワフルになってきたのでブチブチやられてしまいました。。。 <(; ̄ ・ ̄)=3 フゥ…
あれ?めっちゃ釣れてますやん。
これはマ氏が先に叩きまくったからSBF氏が坊主だったのか?それとも違うポイントだったのか?気になって仕方がありませんでした。
一度気になったことは確かめずはにいられないワタクシ。
某所テトラでボーナスステージを楽しみたいところでしたがグッと我慢して、休日で人が多くプレッシャーの高いであろうNKテトラに行って自分の目で状況を確認することにしました。
NK
本日の必死のパッチ
今朝も4時にセットしたアラームで目覚めました。
手際よく準備を済ませKLX125に跨がり出発。するとすぐに雨が降り始めます。
天気予報では曇だと思っていたので、レインウェアは身に付けておりません。すぐさま家に引き返してレインウェアに着替えました。
NKに向かう道中にどんどん雨脚が強くなり風も吹き始めます。
びしょ濡れになりながらやっとの思いでNKに着いたところ、この雨の中多くの車が路駐されていました。
さすが、西宮屈指の人気ポイントNK。県外ナンバーの車もチラホラ見受けられます。
ワタクシはバイクなので入口まで侵入して駐輪。そして恒例の「始めるか」ツイートをしようとスマホを取り出したところで釣竿が無いことに気が付きます。
さてと、始めようと思ったら竿を忘れてきた(;´д`) pic.twitter.com/g0V0ZHCemQ
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) June 18, 2016
オーマイガーッ!!!
KLX125で釣行するときは、いつもダイワのネオショルダーベルトを使用してタスキ掛けにして竿を携帯しているのですが、一度帰宅してレインウェアに着替えたときに竿を壁に立てかけたままにしてしまいました。
過去に家にリールを忘れて出掛けたことはありましたが、竿を忘れたのは今回が初めてでした。
時刻は5時過ぎ、NKから自宅まで片道約20分。往復40分かけて竿を取りに帰って釣りを開始できるのがおそらく6時過ぎになりそう。
この日の門限は9時厳守なので、釣りが出来るのはマックス8時半頃まで。逆算すると2時間半は釣りを出来そうだったので、すぐさま自宅に引き返しました。
必死のパッチで再びびしょ濡れになりながら帰路を急ぎます。そして、先ほどの路駐を思い出します。
オーマイガーッ!!!
「そうや、今日は日曜やん!NK前の道路は駐車禁止ちゃうやん!」
そうです。
わざわざこの雨の中、無理をしてKLX125で出掛ける必要が無かったのです。きっと寝ぼけていたのでしょうね。
自宅に戻り竿を奪うように手に取って車に飛び乗りました。
悔しいので、こんな第三者にとってどうでもよいことに思いっきりスペースをとってこの記事に書いてみました。
本当に悔しかったッス(;´д`)
1コーナー
さてと、ちゃっちゃとやろかー pic.twitter.com/j2EXT4rJyZ
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) June 18, 2016
想定どおりNKに付いたのが6時前、5時台の到来していたであろうジアイを逃した悔しさを押し殺しながら1コーナーを目指します。
入り口付近の様子。大潮満潮ということで水もヒタヒタになっていました。
ちなみに、この入口すぐ左手にあるこの穴。
ここを探っている人をあまり見たことが無いのですが、ここも釣れます。
この日も帰り際に探っておきました。残念ながらアタリはありませんでしたが。
1コーナーまでの道のり。ケーソンの継ぎ目には大潮満潮時につきもののフナムシがウヨウヨ蠢いていました。
1コーナーの様子。
さすが日曜日のNK。雨にも関わらず多くの先行者が既に竿を出されていました。ワタクシの大好きな1コーナーには4名のエビ撒き師の方が両サイドに位置されております。
1コーナーテトラの左端から沈みテトラ方面を眺めてみるとこんな感じ。
この通り、沈みテトラ周辺まで先行者が入られておりました。
仕掛けを準備し、前日の余りの稚貝団子を使用します。針は伊勢尼7号、ガン玉はBを打ちこのように針につけました。
1コーナー中央付近が空いていたので、少しだけ探ります。
落とす!ステイ!吸い込ませる!移動!
落とす!ステイ!吸い込ませる!移動!
落とす!ステイ!吸い込ませる!移動!
落とす!ステイ!吸い込ませる!移動!
落とす!ステイ!吸い込ませる!移動!
5個くらいの穴を探りましたが、一度グンパがありました。プレッシャーが高そうなので2コーナーに移動します。
1コーナー~2コーナー 南面沈みテトラ
2コーナーに移動する途中に沈みテトラでスペースが空いている場所があったので、落としてみると1投目でキビレが釣れました。止めアタリからの聞き合わせでした。
テトラ際穴釣りに最適!ドラグ無しヘチリール!
ところでこの日のリールですが、いつもと違うことに気付かれましたでしょうか?
少し大きくありません?
はい、昨日の釣行でいつも愛用していたリール、鱗夕彩エスプラティ67を転倒して壊してしまったので違うリールを準備しました。
シマノ 鱗夕彩 Esplaty ヘチです。
参考記事

このリール、以前記事でも紹介しましたがヘチ釣りに使用するには回転性能が悪かったのでお蔵入りしていました。
頻繁に道糸を出し入れするテトラの際穴釣りでは、ドラグ付のリールが使いづらく感じていたので、かねてよりドラグ機能の無いヘチリールを使ってみようと思っていました。今回、調度よい機会だったのでこちらのリールを代替リールとして抜擢した次第です。
際穴釣りではヘチ釣りほど回転性能は不要なので、指で軽くスプールを弾いて3~4回転で止まってしまうこのリールの回転の悪さが調度使い勝手がよさそうでした。実際使用してみてワタクシの思惑通りの仕事をしてくれました。
際穴の探り方は、タラシは短めで仕掛けを張り気味にしてハリスの長さ分を沈めてステイ。ここで穂先が引き込まれる潮の効いた隙間を探ります。
投入した穴に潮の効いた隙間があると穂先がピクッと引き込まれるので、これを目視で確認して道糸を出して仕掛けを隙間に送り込んでいきます。
この時、リールを回転させてこのように糸ふけを作ります。この状態で穂先を軽くあおって糸ふけを取り、再度穂先を下げながらアタリに集中します。
これまでのドラグ付リール、鱗夕彩エスプラティ67のときはドラグをゆるゆるにして指で弾いてもほとんど回転しなかったので、左手で道糸を引っ張って手繰りだしていました。
このたび、エスプラティヘチに変更したことで、これが右手だけで道糸の出し入れが可能となり、さらに巻き取りの際にも左手でスプールを叩いて早く行うことができるようになったので、とても操作がしやすくなりました。
もっと早くヘチリールを使用すべきだったと後悔するレベルです。
ちなみに、ダイワのチヌ駒X200を使用してみようかと思ったのですが止めておきました。いまだに糸噛みによるライントラブルの多発がトラウマになっています。
2コーナー
2コーナーも1コーナーほどではありませんが、先行者が点在しているので、その間を落として行きます。
南面は何度かアタリが有りましたが針掛かりせず。
引き続き西面を探ります。
雰囲気は良いのですが、アタリません。
結局アタリなく西面最南端に到達しました。
灯台方面の様子。こちらはほとんどがルアーマンでした。
復路は西面をスルーしててアタリが何度あった南面に移動しようかとも思ったのですが、何となく気になったので南端周辺を再度探ります。
引き返し始めて数投目。2ヒロくらい沈めたところでラインが止まりした。聞いてみるとグググッと手元に魚信が伝わります。
ふんがぁ~
と合わせると掛かりました!
キューン、ドーン!!!
元気にテトラに突っ込みます!これをラインを一切出さずに竿の力で耐えるやりとりが堪りません!
浮いてきたところで空気をしっかり吸わせ、大人しくなったところでネットイン。
玉枠(40cm)サイズの黒鯛でした。
上唇に綺麗にフッキングが決まりました。
この後も、追加を狙って探りましたが、アタリなく時間が来たので納竿としました。
あかん、時間切れ😵
黒1黄1で終了。
最初に竿を忘れてジアイを逃したのがあかんかったんや(;´д`) pic.twitter.com/fwCsLSaL90— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) June 18, 2016
まとめ
まさか、1枚釣るのにこんなに苦労するとは思いませんでした。前日のボーナスステージが嘘のようです。いくら盛期といえど、日によって時間帯によってムラがあるのは当然ですね。
本日使い始めたリール、鱗夕彩エスプラティヘチがとても使いやすく、今までストレスに感じていたラインの操作性がアップしたことでもっと試してみたいと思いました。
家に帰ってみると、マ氏から1通のメールが届きます。
長くなったので次回に続きます。
2016/06/20 記事をアップしました!

2016/6/19 兵庫県:尼崎の潮回り
- 潮:大潮
- 干潮(時間) 潮位(cm)
12:26(30) - 満潮(時間)潮位(cm)
5:38(146) / 19:03(152)
本日の使用タックルはこちら
- 竿:ダイワ BJコマンダーT-超硬53UM改(メタルトップチューン)
- リール:シマノ 鱗夕彩エスプラティヘチ
- 道糸:東亜ストリング ちぬ(黒鯛) ピラニア 2.5号
- ハリス:東レ トヨフロン Lハード 2号
- 針:がまかつ 伊勢尼7号
- 餌:イガイ(稚貝団子)
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