大阪湾の釣果情報を見るにつけ、完全に盛期に突入した模様の落とし込み黒鯛。
そんな状況にワタクシが黙っていられるはずも無く、今朝短時間ですが出撃してきました。
西北のビアードパパなう❗
これで週末も釣りに行かせてもらえるだろうか(;´д`) pic.twitter.com/BNrkyEsM8o— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) June 16, 2016
もちろん、妻には根回し済みですw
西宮某所
(大潮満潮+朝マヅメ+イガイ)×つゆばく=
4時にセットしたアラームで目覚めました。
準備を済ませて釣り場に着いたのが5時前、大潮満潮からの下げを攻略します。
最近通っているNKに行くか迷ったのですが、週末で天気が良いこともあり混雑すると判断。空いてそうなこちらの某所テトラを選択しました。
心配していたイガイですが、テトラ帯のそばにある波止で採取しました。小さいながらもびっしりと付いていました。これからの成長が楽しみです。
イガイ採取にはヤマワのハンディーイガイ取りを使用します。ヘチにこびりついたフジツボごとごっそりと掻いてくれる頼もしい商品です。
イガイ採取後、貸し切りのテトラ帯に移動します。
海を見ると遠くのほうに潮目があり潮は寄っていない様子。どのポイントに入るか思案しましたが、目に見える変化は無かったので前回釣行時に釣れたポイントに入ることにしました。
ハリスは2号、針は伊勢尼7号を使用します。なんとなく縁起が良さそうな7号が好きです。
これにガン玉Bを針のチモトに打ち、稚貝団子をセットしました。
第1投目。
ハリス分を沈めたところでステイ。穂先を動かして潮が効いた穴を探ります。潮が効いた隙間があると穂先が引き込まれるので竿を下げて仕掛けを送り込みます。
1ヒロくらい送り込んだところで、
コツッ
なんと、1投目からアタリました!
「どりゃぁ~」
っと合わせると掛かりました!
キューン、ドーン!!!
強烈な引きです。浅い棚で掛けたので直ぐに水面に姿を見せます。
黒鯛です!しかもかなりの良型!
唇にフッキングしていることが確認できたので、余裕をカマして竿の曲がり具合を撮影していたところ
フッ
なんと、外れてしまいました。余裕をカマした罰ですね。
しかし、釣りブロガーとしては釣果写真も勿論ですが、釣行記用に素材の確保も重要。これに懲りずにイガイを付け替えて次を狙います。
際穴探るときに、上から見えている穴に仕掛けを投入しても、潮が効いていなければ仕掛けを穴に送り込むことが出来ません。そんなときは直ぐにその穴を見切って次の穴に移動していきます。
開幕バラし以降、穴に仕掛けを入れることが出来れば必ずアタリがあります。とても活性が高く時合いであることは明らかです。
しかし、魚を釣り上げることが出来ません。掛けてもスッポ抜けたり、突っ込みに耐えれず穴に潜られて切られたり、6連続でバラしてしまいます。
バラす度に針先をチェックして少しでも鈍っていたら結びかえていたのですが、手返しが悪くなってしまいます。この時合いを逃しそうで焦りが出てきます。
そこで、ずいぶん前に購入してポケットに入れっぱなしでほとんど使っていなかった、第一精工のセラミック砥石で針先を研ぐことにしました。
この効果があったのか、やっと1枚目を掬います。
玉枠(40cm)超えの黒鯛。とても綺麗な魚体でした。
上唇の良いところに見事にフッキングが決まりました。
その後6時台に入ると、それまでの勢いが落ち着きアタリが散発になってきました。
それでも、飽きない程度にアタリがあり、
9-2(;´д`)
玉枠サイズのおチヌ様❤
42くらいあるけど、小さく感じるわ(;´д`) pic.twitter.com/fBpiEJC7Q5— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) June 17, 2016
1バラシの後、同じようなサイズを1枚。
45cm超えたので記念撮影🎵
西宮らしいええ顔しとる❗ pic.twitter.com/7KjWKQV5Hh— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) June 17, 2016
その後すぐにサイズアップの45cm。
丸々と太っていてよく引きました。
イガイは稚貝団子を中心に2枚繊維掛けや1枚繊維掛けも試してみましたが、今日は団子がアタリだったようです。
潮が下げてきてテトラの際が露出してきました。イガイは付くには付いている、という感じでマダラになっていました。やはりイガイの付着状況は芳しくありません。
つゆばく最高~😃⤴⤴
40チョイのおチヌ様❤
道糸が横に走るアタリを捕らえたった❗ pic.twitter.com/LdFfBmFOGG— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) June 17, 2016
この後、サイズダウンの4枚目。
さらにサイズダウンのおチビちゃんを釣ります。アタリが多数ありとても面白いです。
本日の必死のパッチ
ちなみに、本日のテトラ帯はこんな感んじでかなり高く積み上げられております。水面から5mくらいでしょうか。
このテトラポットを下のほうに降りて行って釣りをするのですが、魚が釣れるたびに一番上の平らなスペースまで上がって針を外して撮影します。途中、角度が急になる部分があり、結構昇り降りするのが大変です。
そこで、最後のおチビちゃんを釣った後、上まで登るのが面倒だったので、釣り上げた場所のテトラの上で針をはずしてリリースしようとしました。
すると、バランスを崩して足を踏み外してしまいます!
ズルッ、ガシャンッ!
オーマイガーッ!!!
なんと、前のめりにテトラポットの突起部に覆いかぶさるように転倒してしまい、受け身を取ろうとして右手に持ったリール、鱗夕彩エスプラティ67のドラグ部分を思いっきりテトラの角にぶつけてしまいました。
左手にはオチビちゃんの入ったタモ、右手には竿とリール。
倒れる瞬間、必死のパッチの咄嗟の判断で、とにかくマングース氏に頂いた宝物である竿を折らないようにと頭を働かせます。その結果、左手はいっぱいいっぱいなので右手に持った竿のリール部分で衝撃を受け止めるんだ、と脳が指示したようでこのような顛末になった次第です。
リールを動かしてみると、シャフトが歪んでしまったのか、スプールがどこかで強く擦れて回転しなくなってしまいました。
帰宅後にスプールを外して見てみましたが見た目で分かるような異常は見当たりません。このままメーカーに修理を出すべきか、困ったものです。
釣りが続行出来なくなってしまったこともあり、門限の時刻が迫っていたので納竿としました。
あかん、時間切れや😵
黒のみ4.5枚で終了❗
5時台のジアイでもっと釣らなあかんかった(;´д`)
西宮エリア、始まっておりマス🎵 pic.twitter.com/I1YNI3bPB2— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) June 17, 2016
まとめ
今回、ワタクシの不注意により、あわや落水の危険な状況に陥ってしまいました。釣果に浮かれていたことが原因です。今後は気を引き締めてテトラに登らねばと思います。
リールが壊れただけですんだのは、ライジャケに入れていた先日茅渟神社で購入したお守りのおかげかもしれません。
盛期の落とし込み黒鯛、初心者の方が挑戦してみるなら今がオススメです。他の釣りでは経験出来ないような入れ食いが経験できるはずです。
2016/6/18 兵庫県:尼崎の潮回り
- 潮:大潮
- 干潮(時間) 潮位(cm)
11:52(40) / 23:49(102) - 満潮(時間)潮位(cm)
5:01(140) / 18:28(142)
本日の使用タックルはこちら
- 竿:ダイワ BJコマンダーT-超硬53UM改(メタルトップチューン)
- リール:シマノ 鱗夕彩エスプラティ67
- 道糸:東亜ストリング ちぬ(黒鯛) ピラニア 2.5号
- ハリス:東レ トヨフロン Lハード 2号
- 針:がまかつ 伊勢尼7号
- 餌:イガイ
テトラポット前打ち師に必須の滑らない靴はハイパーVソール!本日も大活躍でした!