昨日の釣果に浮かれ本日も夕方から出撃して来ました。
この表題に反応したあなた、ワタクシと気が合いそうですね。この記事のBGMは例の曲でお願いします。
遂に前打ちに挑戦!
以前、記事でも書きましたが、予ねてよりテトラポットでの前打ち釣りに興味があり、いつか挑戦してみたいと思っていました。
参考記事

最近の釣り方と言えば、青コガネかカニで底を取ってアタリを待つというパターン。
これ以外の釣り方でも上手い人は釣られるのでしょうが、今のワタクシにはこの方法以外に黒鯛を釣る術を知りません。
しかしこの底を取ってアタリを待つ、という釣り方が退屈で面白くありません。
ワタクシは別にプロでもないので釣果至上主義ではありません。たとえ釣れなくても楽しい釣りがしたいと考えます。ブログ的にも爆釣自慢のような記事を書いても面白くないですよね。
かといって今の時期、釣れる可能性の低いフジツボを使った棚狙いの釣りを続けるのもナンセンス。
最近通い始めたポイントSには小さめのテトラ帯があり、地元の常連さん達がテトラから前打ちで釣果を上げられておりました。
そこで本日、満を持してワタクシもテトラ前打ちに挑戦してみた次第です。
テトラ最強の靴「ハイパーVソール」
先日、テトラポットで釣りをするために定番の滑らない靴、ハイパーVソールをAmazonでポチりました。
昨日届いたので、早速本日履いて出掛けました。
千趣会裏
軽く爆釣するか pic.twitter.com/la5lnsZLXP
— 野々宮@くろこう.net (@kurodaikoshien) April 24, 2016
ポイントSに着いたのが15:30頃、夕マヅメ短時間勝負です。
風が吹いていて波気が有り、良い感じに濁っています。
竿は昨日と同じ4.2mの落とし込み竿を使用し、目印は付けずに道糸に直接ハリス3号を繋ぎました。
前打ち用の6.3mの竿を持って来ようかとも思ったのですが、最近は短いヘチ竿ばかり使用していたこともあり、いきなり長い竿を扱う自信がなかったので本日は使い慣れたBJスナイパーで試してみることとしました。
エサは昨日の残りのカニを使用し、ガン玉は5Bを打ち尻掛けにします。
もちろん、SBF氏の教えに従いカニは活きのいいオスを選んで使用します。
ストラクチャー
テトラ帯を覗くと常連さん達数名が先行されていたので、まずはいつものストラクチャーまわりを探ります。
落とす!移動!
落とす!移動!
落とす!移動!
落とす!移動!
落とす!移動!
落とす!移動!!!
既に常連さん達に叩かれた後なのか、まったく反応を得られません。
ちなみに、いつも同じような画像を使用していますが、これらの錆びたストラクチャーが何とも言えない魅力があって好きだからなのです。このブログはワタクシの自己満足で成り立っているのでご容赦下さいね。
テトラ帯
ひと通りストラクチャーまわりを探ったあと、ちょうど常連さん達がテトラ帯から帰られるところだったので入れ替わりでワタクシがテトラ帯に入ります。釣果を尋ねると、キビレが何枚か上がったそうです。
ハイパーVソールを履いてのテトラ第一歩。
評判通り全然滑りません。わざとに靴底を滑らそうとしてもしっかりグリップしてくれます。
どうやらこれで安心してテトラポットを昇り降り出来そうです。
この日のために事前にYoutubeやネットで前打ちの予習をして来ました。とりあえず手前の穴から奥の穴に向けて探って行きます。
ガン玉の重みを感じながら道糸を張り気味にして、穂先を下げて落として行きます。ところが穴の中に落とそうとしても深く落ちていきません。1ヒロも落ちないうちに底に着いてしまいます。ここのテトラ帯はかなり規則正しく積まれているので、隙間が余り無いのかもしれないですね。
近くでまだ前打ちをされていた常連さんにどうやって探っているのか尋ねてみると、竿1本から2本くらい前にエサを飛ばして手前に探ってくるとのこと。基本的に手前の穴は探らないみたいです。
さらに、常連さんの動きを見ていると、仕掛けを投入後はテトラポットの上にしゃがみこみ、身を低くして黒鯛から身を隠すようにしてアタリを取っているようでした。
そういえば、北港スリットでもマス中のテーブルを探る落とし込み師も同じようにしゃがんでアタリを取っていたのを見ました。
身を隠すのって大事ですね。
後、ワタクシにとっては需要なことですが、このしゃがむ動作をしながら落としていたら上手そうに見えるのもポイントが高いです。
常連さんを見ると、この画像のように水面からY字部分が水平に露出しているテトラの又の部分に立っていました。ワタクシもまねしてここに立ってみると、確かに安定しています。
そして見よう見まねで竿を振りかぶって仕掛けを投入しますが、全然飛びません。今まで投げる動作をしたことが無いので無理もないです。
何度と無く失敗を繰り返しながら、バカ糸を上手く駆使して竿2本分くらい前まで飛ぶようになってきました。
1箇所3~4投で180°扇状に探って行きます。
投げ!投げ!投げ!移動!投げ!投げ!投げ!移動!
投げ!投げ!投げ!移動!投げ!投げ!投げ!移動!
この間、仕掛けを回収するとエサのカニが無くなっていることが何度もありました。おそらくキビレか黒鯛のアタリなはずなのですが、昨日と同じくまったくアタリを取ることができません。
仕掛けを投入後、テンションフォールさせているので、アタリが有れば穂先に出るはずなのですが分かりません。
一度、手元にコツッと来たかと思うと
齧られただけで針掛かりしませんでした。
カニを横掛けにしてみたり、ガン玉や針を替えてみたりしますが駄目。
結局、最後まで捕らえることの出来ないアタリが続きましたが時間が来たので納竿としました。
まとめ
前打ちデビュー戦は坊主に終わりましたが、新しい釣りは新鮮で面白いですね。次回は前打ち用の竿を準備して再度チャレンジしてみるつもりです。
しかし、カニのアタリを取るのは難しいです。何か良い改善策があればいいのですが。
KLX125のODO
185km
2016/4/24兵庫県:尼崎の潮回り
- 潮:中潮
- 干潮(時間) 潮位(cm)
1:53(60) / 14:18(17) - 満潮(時間)潮位(cm)
7:47(139) / 20:48(143)
本日の使用タックルはこちら
- 竿:ダイワ BJスナイパーT-超硬42UM
- リール:シマノ 鱗夕彩エスプラティ67
- 道糸:サンライン 落とし込み黒鯛 マークウィン 2号
- ハリス:東レ トヨフロン Lハード 1.7号
- 針:オーナー ベイチヌ3号 がまかつ チヌスペシャル4号
- 餌:カニ