失敗しない!初めての黒鯛(チヌ)落とし込みリールの選び方

タイコリール
この記事の所要時間: 851

さて、今回はリールの選び方について書いてみます。

これまで、落とし込み釣りには「目印」「ヘチ釣り」「前打ち」の大きく3つのタイプがあると述べてきました。リールについても勿論それぞれの釣り方に適したリールというものがありますので、ご自身がどの釣り方がしたいのか早めに確認しておいて下さいね。

黒鯛(チヌ)の落とし込み釣りといえばタイコリール!そのメリット・デメリットまとめ

年無し黒鯛とシーマチック68

落とし込み釣り(総称)では一般的に太鼓リール(タイコリール)が使用されております。これにはそれなりの理由があるからなのですが、まずタイコリールのメリット・デメリットについてワタクシなりにまとめてみます。

メリット

巻き癖が付きにくい

東亜ストリング ちぬ(黒鯛) ピラニア

まず第一のメリットが巻き癖が付きにくいことです。

道糸をねじりながら巻き取るスピニングリールはカールコードのようにらせん状に巻き癖が付いて余計な糸フケが出来てしまいますが、タイコリールはスピニングリールに比べてスプールの径が大きく、直線に巻き取るので、縦方向に緩やかな巻き癖は付きますが大きな糸フケが生じることはありません。

Uガイドの竿と組み合わせることによって、糸フケは限りなくゼロに近づき、仕掛けからリールまで道糸が一直線になります。

落とし込み釣り、特に「ヘチ釣り」と「前打ち」は道糸でアタリを取る釣りなので、巻き癖による糸フケが大敵です。したがって、タイコリールのこの性質が適しているのだと言えます。

「目印」については目印でアタリを取るので、そこまで糸フケを気にする必要はないと思いますが、糸フケが出ないにこしたことはありませんよね。

構造がシンプル

プロマリンPRO MARINE 海将黒鯛 ゴールド KA-87G

スピニングリールのように複雑なギアが無く、ただ糸を巻き取るだけというとてもシンプルな構造です。これによりメンテナンスが簡単で壊れにくく、軽量なのでひたすら竿を上下させて仕掛けを落として行くこの釣りに適しています。

ドラグ付きタイプのものもありますが、それでも構造はシンプルです。ここで言うドラグとは、スピニングリールのように魚の力を逃がすためのものではなく、手を離したときなど、不要な回転を抑制するためのものです。

したがって、ドラグ付き無しに関わらず、魚が掛った時の道糸の出し入れは親指でスプールを押さえるサミングによって行います。この通称「指ドラグ」がタイコリールを操作していて一番楽しいところです。

1巻の巻き取り量が少なく細かなライン操作が可能

SHIMANO シマノ 鱗夕彩エスプラティヘチ

「ヘチ釣り」「前打ち」釣りにおいては細かなライン操作が重要です。1回転1巻と1度に巻き取る量が少なく、センチ単位での出し入れが可能となります。

ドラグ無しリールの場合、ハンドルを竿を持つ手と反対の出て持って回さなくても、竿を持つ手の親指でスプールを弾いて糸の出し入れをすることも可能です。これは似たような構造のベイトリールでは出来ません。

また、糸巻き量が少ないので魚を掛けた取込の際にたくさんリールを巻くことが出来る、というのも入門者の方には嬉しい点かもしれません。リールを少し巻いてすぐに魚が浮いてきたら面白くないですよね。

糸巻き量が少なくてもOK

落とし込み釣り(総称)はその名前の通り、仕掛けを落として釣る釣りなので、例外はありますが他の釣りのように仕掛けを飛ばす必要が有りません。ということはルアーフィッシングのように150mも必要なく、ライントラブルを考慮しても30mも巻いておけば十分です。

そのため、スプール径が大きいタイコリールは糸巻き量が少なくても糸フケが出にくいので適していると言えます。

価格がリーズナブル

上を見ればキリがありませんが、スピニングリールに比べると格段に安く購入することが可能です。これも立派なメリットだと言えます。

ワタクシはヤフオク等で安いリールがあれば必要ないのについポチってしまいます。

見た目が美しい

DAIWAダイワシーマチック68-seamatic68

タイコリールといえば落とし込み釣りを象徴するパーツですよね。防波堤でタイコリールを持っている人がいれば、ほぼ間違いなく落とし込み師と言っても良いくらいで、このリールをもつことで一気に落とし込み師のオーラを身に纏うことが出来ます。

落とし込み釣りに対するモチベーションを上げることにも一役買っているとも言えます。

デメリット

巻き取りスピードが遅いので大物が掛るとたいへん

これはメリットでもあるのですが、大物が掛かった時にはそのままデメリットになってしまいます。そのため、かなり早く巻かなければならず慣れるまではたいへんです。

このたいへんさが楽しいと思えるようになると一歩前進です。

ドラグ無しリールの場合バックラッシュしやすい

プロマリン 海将黒鯛 KA-87G と へちさぐり銀治郎H300

ドラグ無しリールの場合、スプールを押さえた指を放すとリールが回転して不要な道糸が放出されます。場合によってはスプール内で道糸がグチャグチャになるバックラッシュとなってしまうこともあります。

これも慣れれば対応できるようになりますが、最初は戸惑うポイントだと思います。

移動の際には竿のグリップ部に予め巻いておいた輪ゴム等で固定すると便利です。

落とし込み釣り3つのタイプ別にオススメするタイコリールとは?

以上を踏まえ、落とし込み釣りのタイプ別にオススメのリールをご紹介します。注目すべきポイントは「ドラグ付き無し」「スプール径の大きさ」の2点です。

目印

「ドラグ付き」+「スプール径小」

「目印」はロッド捌きを優先するので、リールを持たずにリールの前を持つのが主流。ということは、スプールを指で押さえないので不要なラインの放出を抑制するドラグ付きリールが良いです。

道糸の出し入れは「ヘチ釣り」や「前打ち」ほど重要ではないので、軽くてパーミングのしやすいスプール径の小さいリールが良いです。

入門者向けにオススメの目印用タイコリールはこれだ!

2017年4月、プロマリンより新発売のこちらのリール「バトルフィールド黒鯛」のドラグ付80mm径がオススメです。価格も安く、まさに入門者にうってつけのリールです。

90mm径のBK90DRでも使えないことはないと思いますが、些か大きいように思います。

脱初心者向けにオススメの目印用タイコリールはこれだ!

マングース教信者のワタクシはダイワのリールを全力でオススメ致します!

DAIWA BJ75D

ピカピカに輝くBJ75Dが黒鯛の釣果写真を引き立ててくれます!

ヘチ釣り

「ドラグ無し」+「スプール径大」

道糸を出して仕掛けを落として行くヘチ釣りは、出来るだけスプール径の大きいものが仕掛けの回収効率が良くなります。回転性能が命のこの釣りにおいて、ドラグ機能は一切不要です。

それならば、ドラグ付きリールのドラグを緩めれば良いのでは?と思われるかもしれませんが、ドラグを緩めてもドラグ無しリールのようにスムーズには回転しません。

入門者向けにオススメのヘチ釣り用タイコリールはこれだ!

スプールを勢いよく弾けば2~3分は回転し続ける驚異の回転性能。さらに価格も安く「ヘチ釣り」入門用リールとしてはこのリール以外に考えられません。

Twitter仲間の皆さんも多く愛用されています。

「ギター」の掛け声でお馴染み、「釣りハマ!」のローレル氏も愛用されております。

Twitter仲間のko_zo氏は「目印」でも使用されております。

もう少し価格を抑えたい方向けにはこちらのバトルフィールド黒鯛はいかがでしょう?

スプール径も90mmと海将黒鯛よりも大きく、道糸の巻き取り性能に優れているのも魅力です。

脱初心者向けにオススメのヘチ釣り用タイコリールはこれだ!

ステップアップするときはこのリール!車のアルミホイールを彷彿とさせるデザインがカッコいい!

前打ち

「ドラグ無し」+「スプール径小」

「前打ち」は「ヘチ釣り」と同じで頻繁に道糸の出し入れをするのでドラグ無しのスプールフリーが適していて、長いロッドでのパワーファイトを考えるとパーミングのしやすいスプール径が小さいものが使いやすいです。

入門者向けにオススメの前打ち用タイコリールはこれだ!

主にテトラポッドがそのフィールドとなる前打ちにおいては、気を付けていてもリールに傷をつけてしまいがちです。価格も安く性能も必要十分なプロマリンのバトルフィールド黒鯛80mm径なら、傷を付けてしまったとしても精神的に優しいので入門者のみならず中級者以上の方にもサブリールとして持っておくにもよいと思います。

脱初心者向けにオススメの前打ち用タイコリールはこれだ!

ワタクシが次に狙っているリールがこちらのBJ75になります。

注意!安いからといって初心者の方は落とし込み釣り用にダイワの「チヌ駒X200」を購入してはいけません!

【タイコリール大好き】ダイワ チヌ駒X200

こちらの記事でも書きましたが、ワタクシがこの釣りを始めるにあたって最初に購入したのがこのリールです。

購入した決め手が「ダイワ製」「現行商品」でありながら「破格の安さ」でした。今でもヤフオクに格安で頻繁に出品されていているので注意が必要です。

このリール、糸噛みによるライントラブルが酷く、落とし込み釣り(総称)での使用に耐えません。この糸噛みはスプールとボディに糸が入り込む隙間が空いている構造上の問題なので購入したが最後、どうすることもできません。

DAIWA ダイワ チヌ駒X200

糸噛み対策として、この隙間に入り込まないような極太のラインを使用すれば問題ないのでしょうが、落とし込み釣り(総称)での黒鯛釣りにはそんな太いラインを使用することはありません。

さらに、使用時には道糸のテンションを緩めないように気を付けていればライントラブルを防ぐことが出来ますが、初心者の方には難しいと思います。

これ以上、悲しい思いをする人を増やさないために愛用者の方の批判覚悟で書かせて頂きました。

まとめ

以上、この記事がリール選びの参考になれば幸いです。

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